[膨らます前に.....]
・造っている間に不用意に風船が割れることを防ぐために、爪は伸びていない方が無難ですし、周囲にとがった物が無いかどうかも確認しておいてください。
・膨らます前に風船の両端を持って数回伸ばしておいてください。
・口で膨らますときにはホッペを膨らまさずに、逆に口元をギュッと引き締めるようにして、腹筋を使ってお腹(胃の中)から息を吐き出すようにしてください。これは息を吸うとお腹が出て、息を吐くとお腹が引っ込む「腹式呼吸」の要領です。
・なおできれば一息で必要な分だけ膨らますことが理想です。数回に分けて膨らますと風船の太さが均一でなくなるばかりか、造形中に割れやすくなるからです。
・どうしても膨らますのが難しい人は、【第3章】で紹介するポンプを使いましょ
う。
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吹込み口から息を入れますが、必ず口元の方から風船を膨らませていきます。 まず最初の一口で口元付近に"空気の玉"を作ります。
コツとしては風船の真ん中あたりを右手でつまんで、ほんの少し下へ引っ張るような感じで息を少し吹込みます。 |
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"空気の玉"が出来たら、"玉"の空気が抜けないように吹込み口を左手の指で押さえ、息を吸い込んで一旦空気をお腹にためて、徐々に風船に息を吹込んでいき、残りの必要な分を膨らませます。 ただし風船は全部膨らませません。何故なら、ねじっていくうちに中の空気が後ろへ押しやられていくので、余裕を残しておく必要があるからです。
どの位余裕を残すかは何を造るかによって違います。 |