2.膨らんだ風船の結び方

風船の結び方は各人それぞれ異なりますが、迅速に確実になおかつ風船を傷めず に結ぶ必要があります。
一例として私の結び方を説明しますので参考にしてください。
造形中の風船が割れにくくなるように、膨らませた後にほ〜んの少しの間、右手 の親指と人差指の力をゆるめて風船の中の空気を抜いてください。

ほ〜んの少しというのは、コンマ数秒...アッという間の一瞬程度です。

右手から左手へ吹込み口を持ち替えます。
右手の甲と対面するように手首を回転させて、
右手の人差指・中指と親指とで吹込み口を押さえます。
吹込み口部分のゴムを伸ばし、手首を向こう側へ回転させて、ゴムが人差指 ・中指に巻き付くようにします。
左手で引っ張っているゴムと右手の人差指・中指に巻き付いたゴムとが交差 するようにします。
左手の指で引っ張っているゴムを右手の人差指と中指の間に入れます。
右手の指で持っていた吹込み口を離しますが、ゴムが厚くなっている吹込み口 部分は、右手の人差指と中指の間で固定されるようにします。
左手の親指と人差指で、右手の人差指・中指に巻き付いているゴムをつまみ上 げます。
つまみ上げたゴムを右手の人差指・中指から抜きます(はずします)。
結び目の完成です。


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