3.ベーシックアニマルの造り方

260の風船を四分の三くらい膨らませ、少し空気を抜いた後に結びます。
これから順に、頭->両耳->両前足->胴体->両後足->尾を造り、ベーシックアニマルを 完成させますが、共通事項として......

・造形にあたって何回も風船をねじりますが、必ず同じ回転方向でねじるようにしま す。
ここでは体の前方(ぜんぽう)向こう側へねじる事を前提としています。
また、ねじる回数は4〜5回程度で十分です。
・両耳、両前足そして両後足の「右」と「左」の長さは同じになるようにして下さい。
・"頭"と"両耳"の造り方は、そのまま"首"と"両前足"、そして"胴体"と"両後足"の造形と同じです。
言い換えれば"頭"と"両耳"の造り方を2回繰り返せばベーシックアニマルの完成です。

結び目から指4本分(7〜8cm)くらいのところを左手の親指と人差指でつまみます。
左手は動かさずに、右掌で残りの風船をほんの軽くつかんで回すと、左手の指でつま んでいたところでねじれます。
左手側の短い円柱部分が"頭"になります。
ちょうどねじれて窪んだ部分を左手の親指と人差指で軽く押さえて、残りの3本の指 を風船に添えておきます。
ねじれた部分から指4本分くらいのところを右手の親指と人差指で少し強めにつまん で回します。
ちょうどつまんだ部分でねじれて片方の"耳"が出来上がります。
残りの部分を折り返して左手の人差指と中指の間で挟みます。
左手の人差指と中指のそれぞれの指先が触れる程度に風船を絞った状態で、残りの 風船を右手で軽くつかんで回すと、絞ったところでねじれます。
これでもう一方の"耳"が出来上がります。
そこで左手人差指を抜いて、"両耳"となる2本の円柱部分を右手で一緒に握って回せば "頭"と"両耳"の出来上がりです。
"首"はちょうど球になるようなところを左手の親指と人差指でつまみます。
左手は動かさずに、右掌で残りの風船をほんの軽くつかんで回すと、左手の指でつま んでいた部分でねじれます。
左手側の球の部分が"首"になります。
ちょうどねじれて窪んだ部分を左手の親指と人差指で軽く押さえて、残りの3本の指 を風船に添えておきます。
ねじれた部分から指4本分くらいのところを右手の親指と人差指で少し強めにつまん で回します。
ちょうどつまんだ部分でねじれて片方の"前足"が出来上がります。
残りの部分を折り返して左手の人差指と中指の間で挟みます。
人差指と中指のそれぞれの指先が触れる程度に風船を絞った状態で、残りの風船を右 手で軽くつかんで回すと、絞ったところでねじれます。
これでもう一方の"前足"が出来上がりです。
そこで左手人差指を抜いて、"両前足"となる2本の円柱部分を右手で一緒に握って回せ ば"首"と"両前足"の出来上がりです。
"胴体"は指4本分くらいのところを左手の親指と人差指でつまみます。
左手は動かさずに、右掌で残りの風船をほんの軽くつかんで回すと、左手の指でつま んでいたところでねじれます。
左手側の球の部分が"胴体"になります。
ちょうどねじれて窪んだところを左手の親指と人差指で軽く押さえて、残りの3本の 指を風船に添えておきます。
ねじれた部分から指4本分くらいのところを右手の親指と人差指で少し強めにつまん で回します。
ちょうどつまんだ部分でねじれて片方の"後足"が出来上がります。
残りの部分を折り返して左手の人差指と中指の間で挟みます。
人差指と中指のそれぞれの指先が触れる程度に風船を絞った状態で、残りの風船を右 手で軽くつかんで回すと、絞ったところでねじれます。
これでもう一方の"後足"が出来ます。
そこで左手人差指を抜いて、"両後足"となる2本の円柱部分を右手で一緒に握って回 せば"胴体"と"両後足"の出来上がりです。
残りの部分が"尾"になりベーシックアニマルの完成です。


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