バルーンモデリング入門講座（第３章）

(１)ポンプ: 風船を口で膨らますのがどうしても困難な人は、無理をせずポンプを使いましょう。
確かに２６０の風船を口で膨らますとそれだけで観客は好奇心を持ちますが、まとまった量の造形をする時には肉体的ダメージを考えると、やはりポンプは必携です。
ポンプといっても数ドルのものから百数十ドルのものまであり多種多様なので目的に応じて用意しておくと便利でしょう。
ポンプの一例を紹介します。

上から、

パーム・ポンプ（Ｐａｌｍ　Ｐｕｍｐ）１種
・手の平サイズですが、２６０を全部膨らますのに１００回近くポンプを握らなくてはなりません。
写真はPalm Pump (US$４/1ケ)。

ハンド・ポンプ（Ｈａｎｄ　Ｐｕｍｐ）２種
・押しても引いても風船が膨らんでいき、２０回弱の動作で２６０を全部膨らますことができます。
写真はEuro Hand Pump (US$６/1ケ)とQualatex Hand Pump (US$４/1ケ)。 Euroの方がお薦めです。

左のポンプ（ＰＯＧＯ）のように自立したタイプの物もあります。
写真のポンプは白い筒の部分を下へ押すと、上部の吹き出し口から空気が出て風船が膨らむようになっていますが、２６０でしたらわずか数回で全部膨らんでしまいます。大量に造形をするときには大変役立ちます。

ＰＯＧＯは製品名で、T.Myers製でUS$８０/1ケ･重量１kg程度。

(２)エプロン

ポケットの付いたエプロンに風船を色分けあるいは種類分けして入れておくと、必要な風船をすぐに取り出せるので便利です。

写真は５つのポケットがついたエプロンです。
T.Myers製でUS$１７/1ケ。