2.2 そら豆絞りの応用例

「テディベア」を造ってみましょう。
15cm位残して風船を膨らませて下さい。
だいたいで良いのですが、9cm−6cm−3cm−6cm−3cm−6cm位の 間隔で風船をねじり、6つの風船の玉を作ります。
ねじれの状態がほどけないように指と手のひら全体で押さえておいて下さい。
9cmを残して、6cm−3cm−6cm−3cm−6cmの5つの風船の玉 で輪を作ります。
5つの風船の玉で出来た輪の中に9cmの風船を半分くらいまで入れます。
これがテディベアの鼻になります。
後ろから見たところです。
3cmの小さい風船の玉にそら豆絞りをします。
このそら豆がテディベアの耳になるので、2つともそら豆絞りをして下さい。
後ろから見たところです。
テディベアの顔(頭)の出来上がりです。
正面から見たところです。
2cm−5cm−3cm−3cm−3cm−5cmの位の間隔で風船をねじり、 6つの風船の玉を作ります。
2cmを残して、5cm−3cm−3cm−3cm−5cmの5つの風船の玉 で輪を作ります。この2cmの玉が首になります。
3つの3cmの玉のうち真ん中を残し、両端の2つの玉にそら豆絞りをします。 これらが手になります。
そら豆絞りをする際のねじりの回数は少し多めに、5〜7回位として下さい。 (理由はすぐに分かります)
写真は片端の玉にそら豆絞りをしたところです。
もう一方の玉にもそら豆絞りをします。
こちらもねじる回数は多めにして下さい。
胴体となる数cmの部分を残して、まずは片足を作ります。
同じ要領でもう一方の片足を作ります。
残った小さな風船の玉は尾になります。
ほとんど完成ですが、両腕(両手)が変ですね。どうしましょう!?
さてクライマックスですよ。
両手の間にある小さな風船の玉にハサミを入れて割って下さい。すると両手を広げた 姿になるはずです。
空気はそら豆絞りのおかげで漏れません。 このようにバルーンモデリングは必ずしも一筆書きの原則に従うものばかりではあり ません。
「テディベア」の完成です。

 おまけ

私の大好きなブタの造形です。
シュウマイ絞りとそら豆絞りを応用して造ることが出来ます。
どうやって造るのでしょう、考えてみて下さい。


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