《書籍》
日本国内から出版されている、国内外サーカスに関する書籍の紹介です。私の蔵書から。(平成期発行分、初版発行年代順)
- 【木下サーカス四代記】
山岡淳一郎/東洋経済新報社/2,000円(本体)/325p./ISBN978-4-492-50305-8/2019(H31).1.3初版
- [目次]
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- 第1章 「一場所、二根、三ネタ」−驚異の観客動員力の秘密
- 第2章 木下アームストロング−初代・唯助の冒険から隆盛へ
- 第3章 戦争と平和−サーカスに国境はない
- 第4章 どん底から再出発−四代目・唯志「世界一」を目指す
- 終章 未来への布石−「多様性」を磨け
- 【文化空間のなかのサーカス(パフォーマンスとアトラクションの人類学)】
オリガ・ブレニア=ペトロヴァ,桑野隆(訳)/白水社/8,000円(本体)/423p./ISBN978-4-560-09663-5/2018(H29).12.10初版
- [目次]
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- 序 サーカスにおけるバランスの力学
- 第1章 サーカス空間のダイナミズム
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- 1-1 サーカス−非定住文化
- 1-2 Vertmen: サーカスの神話的根源
- 第2章 人間と動物の共生
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- 2-1 サーカス芸術における生命中心主義の表象
- 2-2 サーカスの置ける動物演芸化
- 第3章 アヴァンギャルドとサーカス
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- 3-1 未来派と転移のファクトゥーラ
- 3-2 (ポスト)革命期の社会文化的空間における「文化の分子」としてのサーカス
- 第4章 サーカスと権力
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- 4-1 ソヴィエト・サーカス−脱構築「工場」
- 4-2 サーカス的曲芸と、ソヴィエト無声映画のニュー・ヒーローの身体的コード
- 4-3 クレクス、フェクス、ペクス(フェクスのエクサントリック映画における手品と手品師について)
- 第5章 飛翔・変容する身体
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- 5-1 人間大砲
- 5-2 幻想的・夢幻劇的パントマイムから現代アニメーションへ
- 5-3 ロシアの見世物文化における「呑みこみ芸人」について
- 結語 CIRCUS FANTASTIC
- 【動物園巡)】
木下直之/東京大学出版会/2,800円(本体)/294p./ISBN978-4-13-083077-5/2018(H29).11.26初版
- [目次]
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- 巡礼前夜
- 第1番 ウメ子の横顔―小田原動物園
- 第2番 七難即滅の霊獣―木下大サーカス
- 第3番 芸するゾウ,橋から転落す―浅草花屋敷
- 第4番 クマを見る―恩賜上野動物園
- 第4番の2 黒澤ブタに小津キリン―恩賜上野動物園
- 第4番の3 出サル山記―恩賜上野動物園
- 第4番の4 おサル電車はゆく―恩賜上野動物園
- 第5番 サバンナにそびえる通天閣―大阪市天王寺動物園
- 第5番の2 リタ&ロイドという人生―大阪市天王寺動物園
- 第6番 余生をおくるチンパンジー―谷津バラ園
- 第7番 森の人の森―旭川市旭山動物園
- 第8番 巨獣ノ樹ニヨリ立チ,池洲ニ怪鱗悪虫―Crystal Palace Park
- 第9番 公園の中の動物園―名古屋市立鶴舞公園附属動物園
- 第10番 アフリカン・ステップの悲劇―名古屋市東山動植物園
- 第10番の2 ゴリラ三重奏団に会いにいく―名古屋市東山動植物園
- 第11番 イルカショーはいるか?―三津シーパラダイス
- 第12番 Scientific Aquarium & Museum of Modern Art―新江ノ島水族館
- 第13番 動物園がほしい!―安藤動物園と金沢ヘルスセンター
- 第14番 河馬流転―いしかわ動物園と別府山地獄
- 第15番 はな子が死んだ―井の頭自然文化園
- 第16番 サルがいる,サルがいた―披露山公園・諏訪山公園・打出公園
- 第16番の2 サルものも追う―芦野公園・函館公園・浅草公園
- 第17番 ラクダ行列,商店街をゆく―大須観音とピエリ守山
- 第18番 振り出しとさしあたっての上がり―浜松市動物園と富山市ファミリーパーク
- まだまだ巡礼は終わらない
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- 【雑誌:昭和の謎99 ミリオンムックSPSP やっぱり変な国だよ、北朝鮮】
-/ミリオン出版,大洋図書/583円(本体)/-/ISBN978-4-8130-2513-9/2018(H30).1.25初版
- [目次]
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- 世界一の平壌サーカス(その裏には日帝時代の遺産が・・・)(大島幹雄)
- 【雑誌:週間東洋経済】
-/東洋経済新報社/639円(本体)/-/雑誌20132-11/11/2017(H29).11.11初版
- [目次]
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- ひと烈風録(第42回)木下サーカス社長 木下唯志
現代のサーカスは進化する
年間120万人の動員力
- 【雑誌:昭和の不思議101 ミリオンムック68 隠蔽された真相解明号】
-/ミリオン出版,大洋図書/463円(本体)/-/ISBN978-4-8130-7968-2/2017(H29).10.25初版
- [目次]
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- 戦慄のハラキリショー/ロシアの大地に消えたヤマダサーカス(大島幹雄)
- 【トーキンヘッズ叢書(TH series) No.66 サーカスと見世物のファンタジア】
鈴木孝/アトリエサード/1,389円(本体)/203p./ISBN978-4-88375-230-0/2016(H28).5.8初版
- [目次]
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- 【ぼくらは壁を飛びこえて 〜サーカスでつながる人種・民族・宗教〜】
シンシア・レヴィンソン著,金原瑞人訳/文溪堂/1,600円(本体)/341p./ISBN978-4-7999-0173-1/2016(H28).1月初版
- [目次]
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- 人物紹介
- プロローグ
- 少年・少女サーカス団の世界
- 1 セントルイス・アーチズ
- 2 ガリラヤ・サーカス
- 3 サーカスと戦争2005-2006
- 4 次はイスラエルへ2007
- 5 イスラエル!2007
- 6 アメリカへ2007-2008
- 7 アメリカ!2008
- 8 もどってきたガリラヤ・サーカス団2008-2010
- 9 アメリカ セントルイス・アーチズ2008-2010
- 10 セントルイスとガリラヤ2010-2012
- 11 セントルイス・アーチズ2010-2012
- 12 ガリラヤ・サーカス単独ツアー2012
- 13 ガリラヤ・アーチズ2012
- 著者あとがき 多くの道の先で2014
- 【明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか】
大島幹雄/新潮文庫/520円(本体)/281p./ISBN978-4-10-120061-3/2015(H27).9.1初版
- [目次]
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- プロローグ
- 第一章 日露戦争前のロシアに渡ったサーカス芸人
-
- 1 なぜ彼らは海を渡ったのか
- 2 ロシアで好評を博した日本人たち
- 第二章 追跡、謎のヤマダサーカス
-
- 1 戦慄のハラキリショー
- 2 山根ハルコのロシア放浪記
- 3 極東サーカス――サーカスがつないだ日本とロシア
- 4 帰ってきたイシヤマ
- 5 ジャグラー、タカシマ伝説
- 6 戦争とサーカス
- 第三章 サーカスと革命
-
- 1 山根ハルコの悲劇
- 2 アヴァンギャルドとタカシマ
- 3 イルクーツクのドクター・シマダ
- 第四章 粛清されたサーカス芸人
-
- 1 ヤマサキ・キヨシの運命
- 2 ナルフォミンスクからの手紙
- 3 パントシ・シマダの秘密
- 4 究極のバランス芸
- エピローグ
- 【<サーカス学>誕生 曲芸・クラウン・同靴芸の文化誌】
大島幹雄/せりか書房/2,400円(本体)/278p./ISBN:978-4-7967-0342-0/2015(H27).6.5初版
- [目次]
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- プロローグ
- 第一章 綱渡りの詩学人
- 第二章 心に秋を抱いたクラウン、エンギバロフ
- 第三章 中原中也とサーカス――サーカスとブランコ
- 第四章ロシア・アヴァンギャルドとサーカス
- 第五章 熊の神話学
- 第六章 旅する象・叛乱する象――映画の中の象物語
- 第七章 インディアンロープの伝説
- 第八章 竿芸のフォークロア
- 付録 対談 桑野隆×大島幹雄 「サーカスの世界」から「サーカス学誕生」へ
- 引用・参考文献
- あとがき
- 【サーカスの時間 (本橋成一写真集)】
本橋成一/河出書房/4,800円(本体)/207p./ISBN978-4-309-27442-3/2013(H25).11.30初版
- 【明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか】
大島幹雄/祥伝社/1,600円(本体)/252p./InSBN978-4-396-61463-8/2013(H25).8.10初版
- [目次]
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- プロローグ
- 第一章 日露戦争前のロシアに渡ったサーカス芸人
-
- 1 なぜ彼らは海を渡ったのか
- 2 ロシアで好評を博した日本人たち
- 第二章 追跡、謎のヤマダサーカス
-
- 1 戦慄のハラキリショー
- 2 山根ハルコのロシア放浪記
- 3 極東サーカス――サーカスがつないだ日本とロシア
- 4 帰ってきたイシヤマ
- 5 ジャグラー、タカシマ伝説
- 6 戦争とサーカス
- 第三章 サーカスと革命
-
- 1 山根ハルコの悲劇
- 2 アヴァンギャルドとタカシマ
- 3 イルクーツクのドクター・シマダ
- 第四章 粛清されたサーカス芸人
-
- 1 ヤマサキ・キヨシの運命
- 2 ナルフォミンスクからの手紙
- 3 パントシ・シマダの秘密
- 4 究極のバランス芸
- エピローグ
- 【「サーカス学」出帆!THE ART TIMES 10号】
-/発行:デラシネ通信社/800円(税込み)/76p./ISBN-/2013(H25).7.24
- [目次]
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- 特集「サーカス学」出帆! 三原 文
- 奥田弁次郎とバロフスキイ 大島 幹雄
- 世界のサーカス学はいま(アメリカ)劇場を出れば涙雨 ロバート・H・セイヤーズ
- 世界のサーカス学はいま(ドイツ)ドイツのサーカス ギーゼラ・ヴィンクラー
- 世界のサーカス学はいま(ロシア)コスチュームの可能性を探る アンナ・M・ズプコワ
- 私のサーカス逸品
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- @ 大塚 仁子 小説「夜と朝のあいだの旅」
- A 大島 幹雄 映画「レスラーと道化師」
- B 芹澤 桂 ヌーヴォー・シルク サーカスシアターBINGO
- 【対談】「サーカスの世界」から「詩的言語としてのサーカス」へ 桑野 隆×大島 幹雄
- Circus Book Review 三原 文 “Professor Risley and the Imperial Japanese Troupe”
- 【小説】 俺はマスト 芹澤 桂
【サーカスは私の大学だった】
大島幹雄/こぶし出版/\1,800(本体)/162p./ISBN978-4-87559-272-3/2013(H25).2.28初版
[目次]
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- 第一章 私のサーカス事始め
- 第二章 象との危険な旅
- 第三章 サーカスのセールスマン
- 第四章 サーカス行脚の旅
- 第五章 素晴らしきクラウン(道化師)の世界
- 第六章 サーカスと革命
- 第七章 海を渡ったサーカス芸人――沢田豊
- 第八章 嘘つき萬里行状記
- 第九章 サーカス三兄弟
- 第十章 国境を超える綱渡り
- 第十一章 インディアンロープの謎
- 第十二章 桃太郎イリュージョン
- 第十三章 極北のサーカス団
- 第十四章 ボリショイ・サーカス誕生秘話と呼び屋の東大
- 第十五章 海を渡ったサーカス芸人――シマダファミリーの運命
- 第十六章 サーカス学誕生
- あとがき
【「サーカス学」誕生】
-/発行:デラシネ通信社/\800(税込み)/60p./-/2010(H22).7.25
[目次]
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- 「サーカス学」誕生
- リズリー「先生」小伝
- 〔前編〕ジョン・コヴァック
- 〔後編〕三原文
- リズリー「先生」略年譜
- ニコライ・フォレッゲル〜サーカスに魅せられたロシア・アヴァンギャルド演劇 永重法子
- 韓国におけるサーカスと女性(林史樹)
- サーカスと映画 グロテスクな祝祭〜フェリーニとブラウニング(高崎俊夫)
- ロシア放浪――追跡・ヤマダサーカス 大島幹雄
- サーカスの本棚
- コラム●サーカス学者列伝
- その1 スチュアート・リロイ・セイヤー(三原文)
- その2 サーカスに魅せられた人々〜ドイツ東部を中心に(大塚仁子)
- その3 エヴゲニイ・クズネツォフ(桑野隆)
- その4 阿久根巖〜私のサーカス学事始(阿久根巖・談)
- その5 ルドルフ・スラフスキイ(大島幹雄)
【果てしなきサーカスの旅 〜国際サーカス村物語〜】
西田敬一/現代書館/\1,900+税/222p./ISBN978-4-7684-6999-6/2009(H21).11.20
[目次]
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- 序章 むこう岸のテントへ
- 第一章 国際サーカス村構想
- 第二章 雑技が語りかけてきた
- 第三章 サーカス学校への道
- 第四章 フール祭 挑戦と逃亡
- 第五章 踊る背中と独り相撲
[帯より]
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サーカスの宇宙に漂白し、
30数年。
その力を信じ、サーカス学校、資料館、
さらにはサーカスに生きる人々の
村づくりに汗を流す”道化”男の物語。
【サーカスに逢いたい アートになったフランスサーカス】
田中未知子/現代企画社/\2,400(本体)/155p./ISBN978-4-7738-0903-9/2009(H21).4.25
[目次]
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- はじめに
- 第一章 サーカスは今
- 第二章 サーカスの歴史
- 第三章 世界に広がるサーカス教育 - サーカスは公演だけじゃない!
- 第四章 日本とサーカス
- トピック
- 資料編
- おわりに
【映画パンフレット:マン・オン・ワイヤー】
-/-/\600(税込)/32p./-/2009(H21).6.13公開
【機関誌:Tasc Monthly 2009年2月号(No.398)】
財団法人たばこ総合研究センター(TASC)/-/\300(本体)/32p./ISSN1345-6377/2009(H21).2.1
[目次]
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- 極北のサーカス団に虹を見た!(大島幹雄)
【雑誌:エスクァイア Esquire 第23巻第3号(2009年3月号)】
-/エスクァイア マガジンジャパン/\700(本体)/188p./-/2009(H1).3.1
[目次]
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- サーカスが、街にやって来る!
- CIRQUE DU SOLEIL
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- 1982-1984年「太陽のサーカス」誕生の地を訪ねて。
- 『コルテオ』からの招待状、from マイアミ。
- 話題騒然のコラボ「ユニクロ×コルテオ」
- サーカス工場?シルク・ドゥ・ソレイユ国際本部ルポ。すべては、ここで創られる。
- 『コルテオ』2009年2月4日〜2010年6月6日、『ZED』公演中 シルク・ドゥ・ソレイユの歩き方。
- ZINGARO
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- 2008年12月5日/2009年1月24日〜3月26日 ジンガロ劇場の一夜。
- 『バトゥーダ』の音楽。
- NOUVEAU CIRQUE
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- Le Couple Noir 二人組、シルクの聖地をゆく。
- フランスには8つのサーカス劇場がある。
- 6公演×4泊6日の旅。
- 2009年春、シルクの旅。
- LA MACHINE
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- 2009年4月28日〜9月27日 伝説の生まれる日。
【道化師流サービスの力 -空気を読み笑顔をつくるおもてなしテクニック-】
大棟耕介/こう書房/\1,400(本体)/215p./ISBN978-4-7696-5/2008(H20).10.10
[目次]
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- 第1章 クラウン流のおもてなし
- 第2章 A級サービスよりB級サービスのすすめ
- 第3章 知識と技術があってこそ「サービス力」が活きる
- 第4章 空気を変えるクラウンの技術とは
- 第5章 クラウンが大切にする6つの基本テクニック
- 第6章 クラウン流サービス力強化のためのポイント
- 第7章 「いいサービス」と「笑い」はいつもセット
【シルク・ドゥ・ソレイユサーカスを変えた創造力】
西元まり/ランダムハウス講談社 /\1,400(本体)/222p./ISBN978-4-270-00419-7/2008(H20).10.2初版
[目次]
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- 第1章 ZED(ゼット)誕生
- 第2章 東京プロジェクト始動
- 第3章 すべてはベストなショーのために
- 第4章 グローバル企業としての検証
- 第5章 サーカスの都を目指して
[帯より]
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- 日本初の常設劇場
「シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京」@東京ディズニーリゾートついにオープン!
日本完全オリジナル・ショー『ZED(ゼット)』誕生!その製作現場と活躍する日本人の素顔までをも徹底取材。世界を魅了するサーカス集団の全貌が今、明らかに。
【韓国サーカスの生活誌】
林史樹/風響社/254p./\2,500(本体)/ISBN978-4-89489-117-3/2007(H19).10.20初版
[目次]
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- まえがき サーカスに魅せられる人々
- 序章 韓国におけるサーカスの位置づけ
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- 一 韓国におけるサーカスとサーカス研究
- 二 「韓国サーカス」とは
- 三 韓国サーカスから何がみえるか
- 四 韓国サーカスの見方──本書の構成
- 一章 韓国サーカスの過去から現在
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- 一 韓国サーカスの「生い立ち」
- 二 韓国サーカスの現在
- 三 Dサーカス団の構成員
- 四 サーカスの日常生活
- 二章 対「外」関係と内部組織
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- 一 韓国サーカスと外部社会
- 二 サーカス集団組織の構造
- 三章 移動生活にともなう意識と流動性
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- 一 意識と行動パターン
- 二 構成員の流動とその要因
- 四章 移動生活と構成員の流動
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- 一 集団からの離脱と集団としての統合
- 二 背景としての移動と所有の関係
- 終章 移動のこれから
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- 一 移動からみる韓国社会
- 二 展望──移動にみる変化と持続
- あとがき 天幕からの風景
- 参考文献・索引
[帯より]
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- 天幕の内側で見つめた韓国の人と社会
華やかで哀しく、濃密で儚いサーカス生活の悲喜こもごもを描く「近代的」移動芸能集団の実相。天幕の内側で見つめた、外部社会との関係や内部統制など集団のあり方、団員の個性や人生観は、韓国の人と社会をえぐるすぐれたルポである。
【パリ!サーカス!パリ!】
MIKA POSA(文・写真),田嶋吉信(絵・デザイン)/東京キララ社/48p./\1,500(本体)/ISBN978-4-380-07222-2/2007(H19).9.27初版
【雑誌:GOETHE ゲーテ 9月号】
-/幻冬舎/136-151p./\714(本体)/雑誌03323-09/2007(H19).9.1初版
[目次]
- 日本のコンサートに<ショービジネス>という概念を打ち立てた男・松任谷正隆の視線
- chapter1-「シャングリラ」の精度を上げる松任谷正隆の妄想力
- chapter2-51%のメリットが突き動かす松任谷正隆と<ユーミン>という音楽
【ホスピタルクラウン -病院に笑いを届ける道化師-】
大棟耕介/サンクチュアリ出版/203p./\1,400(本体)/ISBN978-4-86113-904-8/2007(H19).3.1初版
【白い扉の向こう側 - ようこそシルク・ドゥ・ソレイユへ】
リン・ヒュワード(著),有賀裕子(訳)/ランダムハウス講談社/175p./\1,238(本体)/ISBN978-4-270-00184-4/2007(H19).2.5初版
[目次]
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- 第1章 白い扉の向こうに
- 第2章 運命の招待
- 第3章 オーディション
- 第4章 見習い体験
- 第5章 ひのき舞台の裏側
- 第6章 パリのともしび
- 第7章 エピローグ 自分の中の輝きを見つけ出す
【身体の臨界点】
石井達郎/青弓社/236p./\2,000(本体)/ISBN4-7872-7219-5/2006(H18).9.23初版
[目次]
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- 第1部 身体のエスノグラフィー
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- 第1章 パトスの領域
- 学びのプロセス
- 女になりきらない女形
- 身体技法を見世物に変容させるサーカス
- クラウン芸を自立させた男たち
- 道化的な動態を回収する
- ホワイトクラウン、笠井叡と伊藤キム
- 動物の芸をどう捉えるか
- 第2章 観光・儀礼・呪術──バリ島の武術舞踊バリスの多義的性格
- 「舞踊作品」としてのバリス
- 奉納芸としてのバリス・グデ
- バトゥールの壮大なバリス・グデ
- 「伝統的な儀礼」を新たに演出する
- 呪術的トランス──サヌールのバリス・グデ
- 第3章 マヤ・デレン──知と情の臨界点
- バリ島
- 突発的な憑依
- 記録映画『聖なる騎手たち』──もう一つの祭祀的身体の創造
- 『変形された時間での儀礼』──変容される夢幻的な時空の先に見えてくるもの
- 『陸地にて』──官能的なまでの「違和」の感覚
- 『午後の網目』──エロスとタナトスが疾走する代表作
- ダンスの臨界点
- 第2部 舞踊の脱領域
-
- 第4章 ダンスに風穴をあけたバッドガールたち
- パンク・バレエからフラーとダンカンという始祖に遡る
- ポストモダンの落とし子、イヴォンヌ・レイナー
- 静かなる反逆児、黒沢美香
- 第5章 ジェンダーの非対称から生まれるもの
- 第6章 ダンスと反グローバリゼーション
- アラン・プラテル・バレエ団『バッハと憂き世』
- ロビン・オーリン振付け『Daddy, I've seen this piece six times before and I still don't know why they're hurting each other……』
- ジョセフ・ナジ振付け『ハバククの弁明』
- 第3部 創造の淵源に遡って
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- 舞踊における創造力とは何か
──対談 イリ・キリアン/石井達朗1
音楽と建築について/中村恩恵と即興について/年齢を重ねることと、踊り続けるということ/ダンサーのギャラはわたしが決めた/オリジナリティ、個性、インテグリティ──自分自身と競走すること
- これほど個人的な作品はもう二度と作らない
──対談 イリ・キリアン/石井達朗2
実生活と作品と……/新作『ファー・トゥー・クロース(Far Too Close)』について
- 馬と繋がりながら、百パーセント燃え尽きることができるのか
──対談 バルタバス/石井達朗
- 発話する身体、動きだす言葉
──座談 笠井 叡/野村喜和夫/石井達朗
五千羽のヒヨコを/詩を書く身体/身体から喚起される言葉/モダニズムと全体性/言葉からの波動/ダンスを捨てる/超越的なものと具体的なもの/身体が薄らぐ/新しいダンスの胎動/情報化社会における身体/「意志して」踊るということ/生と死のリアリティ
- あとがき
[帯より]
-
シャーマニズム儀礼、ヨーロッパの道化芸、サーカスの演技、バリ島の民俗舞踊、日本が生んだ舞踏、内外のコンテンポラリーダンスなど、領域を横断して多元文化的な位相をもつ身体表現を多様な文脈とリンクさせる。デジタル時代に「発話する身体」を問う論考集。
【サーカス - 起源・発展・展望】
エヴゲニイ・クズネツォフ(著),桑野隆一(訳)/ありな書房/572p./\7,200(本体)/ISBN4-7566-0694-6/2006(H18).12.1初版
[目次]
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- 第T部 近代サーカスの起源
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- 第1章 近代サーカスの演技空間
- 第2章 定期市の広場における曲馬
- 第3章 放浪芸から常設サーカスへ
- 第U部 ロマンス系サーカス
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- 第4章 初期の常設サーカスと半常設サーカス
- 第5章 レパートリ−の基本構成
- 第6章 高等馬術
- 第7章 初期の道化芸
- 第8章 床のアクロバット
- 第9章 パントマイム
- 第10章 ロマンス系サーカスの衰退
- 第V部 サーカス芸術の分化と馬のサーカスの衰退
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- 第11章 代表的な常設サーカス
- 第12章 馬のサーカス
- 第13章 道化芸
- 第14章 空中軽業
- 第15章 スポーツ・アクロバット
- 第16章 動物サーカス
- 第17章 パントマイム
- 第18章 サーカスの資本主義化と芸人の労働
- 第19章 馬のサーカスの衰退
- 第W部 サーカスの近代化
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- 第20章 西欧におけるサーカスの近代化
- 第21章 ロシアのサーカスの近代化
- 第X部 現代サーカス
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- 第22章 第一次戦後の西ヨーロッパのサーカス
- 第23章 ソビエト・サーカス
- 原註/訳注
- 解題 サーカスと「記憶」 桑野隆
- サーカス用語 索引
- 人名 索引
【ボリショイサーカス ユーラシアブックレット100】
大島幹雄/東洋書店/\600(本体)/63p./ISBN4-88595-654-4/2006(H18).10.20
[目次]
-
- はじめに ボリショイサーカス誕生秘話
- 第一章 クマ使いのルーツ-ロシアの大道芸
- 第二章 見世物小屋からサーカスへ-近代サーカス誕生
- 第三章 ロシアに渡った日本人芸人
- 第四章 サーカスと革命
- 第五章 思い出に残る芸とアーティスト
- 第六章 二十一世紀のボリショイサーカス
- 参考資料
【ケアリングクラウン1 病院編】
ショーバナ・シュエブカ(著),高田佳子(訳)/晩成書房/175p./\2,000(本体)/ISBN4-89380-6/2006(H18).3.15初版
【月刊たくさんのふしぎ -サーカスの学校-】
西元まり(文),佐竹美保(絵)/福音館書店/\667(本体)/40p./雑誌15923-10/2005(H17).10月号第247号
【綱渡りの男】
モーディカイ・ガースティン(作),川本三郎(訳)/小峰書店/34p./\1,600(本体)/ISBN4-338-20204-1/2005(H17).8.27初版
[帯より]
-
アメリカですぐれた絵本に贈られる2004年コールデコット賞〜ボストングローブ・ホーンブック賞<絵本部門>受賞
【街道茶屋百年ばなし 元治元年のサーカス】
岩崎京子/石風社/\1,500(本体)/284p./ISBN4-88344-120-2/2005(H17).3.15初版
[目次]
-
- おけいちゃん
- イッピンシャンの冒険
- 黒い瞳のスーザン
- 犬の抜け参り
- 元治元年のサーカス
- こがねのゆびわ
- そこのけそこのけ蒸気車が通る
- 鶴見赤ナス金太ナス
- 鶴見の氷事情
- ユリの行方
- 姫君さまの神かくし
- 生麦のお舟歌
- 新内流しの春太郎
【内側の世界 旅とサーカスとJ・L・G】
森田裕子/源草社/\3,510(本体)/317p./ISBN4-906668-44-5/2005(H17).2.10初版
【虚業成れり 「呼び屋」神彰の生涯】
大島幹雄/岩波書店/\2,800(本体)/376p./ISBN4-00-022531-6/2004(H16).1.28初版
[目次]
-
- 第1章 幻のはじまり
- 第2章 けものたちは荒野をめざす
- 第3章 赤い呼び屋の誕生
- 第4章 驚異の素人集団「アートフレンド」
- 第5章 「赤い呼び屋」の挑戦状
- 第6章 どん底から
- 第7章 天女との出会い
- 第8章 消えた幻を追いかけて
【チンパンジーにありがとう】
堤秀世/フレーベル館/\1,400(本体)/214p./ISBN4-577-02754-2/2003(H15).10月初版
[目次]
-
- ヒゲおじさんのびっくりショー
- 内気な顕微鏡少年
- 人生をかえた移動動物園
- チンパンジー・ショーがやってきた
- 伊豆シャボテン公園
- いよいよショー・デビュー
- 世界一のショーを見に、アメリカへ
- 理想のショーをもとめて
- わが心の師・浅井力三さん
- きそい合うチンパンジー
- チンパンジーがこわくなった日
- ギャング・スターあらわる!
- 待っていた試練
- 心と心がかよう芸
- しかる調教、ほめる調教
- これからのショー
【人びとを楽しませる仕事】
ヴィットインターナショナル企画室(編)/ほるぷ出版/\2,200(本体)/142p./ISBN4-593-57164-2/2003(H15).3.30初版
[目次]
-
- 人びとを楽しませる仕事
- 漫才師
-
- PEOPLE 宮川大助さん・宮川花子さん(吉本興業漫才師)
- コミックガイド
- 適性診断
- マジシャン
-
- PEOPLE 北見マキさん(マジシャン 日本奇術協会会長)
- コミックガイド
- だから私はこの仕事 瞳ナナさん(マジシャン)
- 適性診断
- サーカス団員
-
- PEOPLE 久保田千都世さん(木下サーカス芸術本部女優演技助監督)
- コミックガイド
- だから私はこの仕事 長滝谷良子さん(木下サーカス芸術本部曲芸師)
- 適性診断
【サーカス少年物語】
-/-/\200(税込)/32p./-/
副題が「少年サーシャとおちこぼれグマのミーシャ」で、サーカス団長の息子と演技のできないクマとの友情を描いた絵本で、レニングラード国立舞台サーカス(2003年8月23日)を見に行った時に販売されていたものです。
【アートサーカス サーカスを超えた魔力】
西元まり/光文社 /\780(本体)/274p./ISBN4-334-03185-4/2003(H15).2.20初版
[目次]
-
- プロローグ アートサーカスとの出会い
- 第1章 ケベックサーカスの舞台裏へ
- 第2章 アートサーカスと名づけた理由
- 第3章 シルク・ドゥ・ソレイユの秘密を見つけに
- 第4章 ナショナルサーカス学校
- 第5章 サーカスを育む施設
- 第6章 街に誕生するサーカスカンパニー
- 第7章 サーカス芸術都市計画
【サーカスがやってきた!Disneyはじめてのしかけえほん】
ディズニー・ストーリーブック・アーティスツ/大日本絵画/\900(本体)/-/ISBN4-499-28006-0/2003(H15)初版
【雑誌:htwi ヒッティ No.14】
-/心泉社/82p./\762(本体)/-/2002(H14).6.25初版
[目次]
-
- 木下サーカス100年 サーカスを見に行こう!
-
- 木下サーカス、華麗なるサーカスショー
- 木下サーカス100年史
- 木下唯志社長インタビュー
- サーカスの歴史
- サーカス村
- わがサーカス事始(西田敬一)
- サーカス考現学(石井達朗)
【木下サーカス生誕100年史】
木下唯志/木下サーカス株式会社/-/339p./-/2002(H14).6.11初版
[目次]
-
- 序章
- サーカス・エンターテインメントの軌跡
- 第一部 木下サーカスの誕生
- 第二部 近代サーカス経営への歩み
- 第三部 サーカス新世紀を目指して
- 第四章 天幕のアーティストたち
- 資料編
【日中芸能史研究】
越智重明/中国書店/573p./\8,800(本体)/ISBN4-924779-61-X/2001(H13).10.11初版
[目次]
-
- 第一編 中国の音楽
-
- 第一章 古楽から新楽へ
- 第二章 漢時代の庶民の娯楽
- 第二編 中国の芸能
-
- 第一章 中国のサーカス史一斑
- 第二章 中国の綱渡り
- 第三章 巫と雑技
- 第四章 少林寺拳法と[金票]局
- 第三編 日本の芸能
-
- 第一章 日・中の散楽−新猿楽記の出現をめぐって
- 第二章 信西古楽図をめぐって
- 第三章 でこ廻しとひさご
- 第四章 江戸繁昌記の雑芸能
- 第五章 明治前期の民間芸能市斑
- あとがき
- 初出一覧
- 索引
- 文献目録
【フォト絵本 サーカス】
発行者:田部井満男/小学館/16p./\410(本体)/ISBN4-09-760201-2/2001(H13).4.10初版
[目次]
-
- はじまり、はじまり
- くうちゅうショー
- きゅうきょくのバランス
- サーカスのどうぶつ
- もうじゅうショー
- サーカスのにんきもの
- くうちゅうブランコ
- サーカス!サーカス!
【パントマイムのすべて】
クロード・キプニス著,カンジヤマ・マイム訳/晩成書房/228p./\2,800(本体)/ISBN4-89380-234-8/2000(H12).12.1初版
[目次]
-
- 前書き
- はじめに
- 第1章 身体
-
- 1 独立・孤立
- 2 身体の統制力(コントロール)
- 第2章 イリュージョン
-
- 3 マイムの動き
- 4 外的世界(物質的世界)を表現するマイム
- 5 対象物としての主体(身体)
- 第3章 世界を創る
-
- 6 内的世界を表現するマイム
- 7 パントマイム
- 8 イマジネーションの利用
- 9 マイム演者:彼の限界と特権
- 補章 マイムの歴史からのエピソードとコメント
- 付録1 アメリカのフランスマイムの導入について
- 付録2 サン・サリューテーション(太陽礼拝のポーズの解説)
- 訳者あとがき
【フェイス・ペインティング】
高田佳子/大月書店(こどもとつくるシリーズ60)/79p./\1,400(本体)/ISBN4-272-61160-7/2000(H12).10.20初版/顔料付き
[目次]
-
- はじめに
- T フェイス・ペインティングいろいろ
-
- ポイントメーク/フルフェイス/動物に変身!/花とラインストーン/クラウンフェイス/おばけだぞ!/チアリング/ボディペイント/ステージセッティング
- U 描いてみよう・描かれてみよう
-
- 描き方の基本/大自然の勇者たち/かんたんフルフェイス/野原のわんぱくもの/海の楽しい仲間たち/ロマンチック&ファンタジー/ハロウィン/クリスマス/クラウンフェイス/イベントメーク/自由に描いてみよう/人気のポイントメーク
【サーカスが来る日 本橋成一写真集】
本橋成一(写真)・阿奈井文彦(文)/現代書館/\2,400(本体)/93p./ISBN4-7684-8870-6/2000(H12)4.3
[内容]
-
- 1984年〜1988年にかけて、韓国のサーカス団4つ(ニューソウルサーカス、天光サーカス、中央サーカス、東春サーカス)を撮り続けた内容で、モノクロ写真が80枚ほど収められています。復刻版。
【海を渡った幕末の曲芸団】
宮永孝/中公新書/\700(本体)/221p./ISBN4-12-101463-4/1999(H11).2.25発行
[目次]
-
- はしがき
- 第一章:帝国日本芸人一座太平洋を渡る
- 第二章:「エウロッパ」へいく
- 第三章:南欧の光と影、そして帰国
- あとがき
- 参考文献および資料
[帯より]
-
- 悲喜交々の異文化体験記に幕末市井人の姿と海外事情を読む
慶応二年(1866)秋、曲芸師一行が横浜を旅立った。目的地はアメリカ、高野広八を後見役とする一行の名は帝国日本芸人一座。その妙技は各地の観客を魅了し、好評の中、巡業地をヨーロッパまで広げる。この間、一行はアメリカ大統領をはじめ各国の貴人・有力者との交流を行う一方で、好奇心旺盛に巡業地の町を散策したり、取り囲んだ野次馬と乱闘したり、夜は娼婦を求めてで歩くなど、市井人ならではの約三年に及ぶ異文化を体験する。
【中州通信〜サーカスがやって来た!! 1998年12月号】
リンドバーグ発行/\500(本体)/1998(H10).12発行
[目次]
-
- 特集:サーカスがやって来た!!
- 華やかりしサーカス興行の悲しき舞台裏:元関根サーカス団長渋谷賀詮
- 空中を舞うアーチスト/カナダで修行したトラピジスト:松木ちはる
- 国際サーカス村の”サーカス”:西田敬一
【マンゴーの木】
山田真美/幻冬舎/1,600(本体)//ISBN4-87728-273-4/1998(H10).12.27初版
【年少者の特殊雇用慣行 日本<子どもの歴史>叢書22】
上笙一郎/久山社/-/\8,545(本体)/ISBN4-906563-43-0/1998(H10).4.30版
[内容]
-
- 年少者の特殊雇用慣行
- サーカスに働く年少者
はしがき
- 調査の目的
- 調査の対象
- 調査の方法
- 調査の結果
- 調査を行ったサーカス團
- 「サーカス」について
- 演技内容について
撞木上の曲藝/演技者の方を利用する技藝/両足を利用する曲藝/自転車曲乗り/集囲を以て表現するピラミッド曲藝/技藝者単独で行う独立した技藝/曲馬に関する技藝
- 労働条件について
賃金/労働時間/休日/証明書備付けの有無
- 身上について
入團経路/両親の有無
- 教育について
- 年少團員の生活について
- 労働基準法及び女子年少者労働基準規則施行に対しての意見
- むすび
- 少年職業紹介施設及取扱成績
[ひとこと]
-
- 1953年刊の、人身売買の全容を明らかにした報告書、1950年刊のサーカスに働く年少者実態調査報告書、1930年刊の、内務省の少年職業紹介に関する通達の前後における実態の報告書の復刻。
【サーカス】
森田一朗編/筑摩書房/\1,900(本体)/ISBN4-480-87610-3/1998(H10).4.10版
[内容]
-
- 73枚ものサーカスや見世物に関する、ポストカード、ポスター、絵看板など。
[ひとこと]
-
- こ、これは、とても興味深い本です。明治以降の貴重とも思えるサーカス関連の数々の写真が掲載されています。
【サーカス芸入門 〜シリーズ・子どもとつくる48〜】
IKUO三橋/大月書店/\1,600(本体)/75p./ISBN4-272-61148-8/1998(H10).2.13初版
[目次]
-
- はじめに
- 日本のサーカス
- 世界のサーカス
- この本で紹介するサーカスの芸
- 私たちのサーカス
- T・ジャグリング入門
-
- いよいよサーカス芸に挑戦だ!/ボール/スカーフ/輪(リング)/棒(スティック)/シガー・ボックス(ふしぎな3つの箱)/デビル・スティック(落ちない棒)
- U・クラウン入門
-
- クラウンってなに?/クラウンの衣装/クラウンの化粧(メーク)/クラウンのギャグで笑わせちゃおう(◆2人で◆1人で◆ふうせん)
- V・アクロバット入門
-
- 一輪車/玉のり/綱わたり/空中ブランコ(◆サーカスがはじまるまで)
- おわりに(◆サーカス用品とワークショップの案内)
【アサヒグラフ 1997年7月25日号(通巻3925号)】
編集・発行;朝日新聞社/\476(本体)/90p.(3〜25p.)/1997(H9).7.25版
[目次]
-
- 「ドリームエンジェルの世界」
-
- ハイライト/ストーリー/楽屋裏から
- 寄稿・肉体の錬金術〜アクロバティック・サーカス・アクトの魅力(伊藤俊治)
[ひとこと]
-
- 「ドリームエンジェルの世界」の特集号です。
各パフォーマンスの演技写真、楽屋裏でのプライベートな写真などカラーで紹介されています。
【道化たちの詩(ポエム)】
編集・発行;北海道立三岸好太郎美術館(6月6日〜7月20日)/\1,200(税込)/56p./1997(H9)版
[ひとこと]
-
- 三岸好太郎美術館の開館20周年記念で開催された「道化たちの詩・日本近代美術における”道化”」のパンフレットです。道化を題材とした56点ほどの絵画が展示されたようです。
(私は実際には来館していません)
【女曲馬師の死】
エルンスト・ギュンター著,尾崎宏次訳/草風館/\2,575(税込)/288p./ISBN4-88323-095-3/1997(H9).2.1
[目次]
-
- 序にかえて サーカスとは何か?
- 雇い主の逮捕/詩人と猛獣使い/賭けごと/あほうな仕立職人/女曲馬師の死/ナイアガラ滝の女王/カンカンの競演/エルヴィラ・マディガン−或いは幸運の果て/陪審員の判決/女ともだち/道化たちの決闘/腕をなくしたヴァイオリン弾きの夢/カフェで朝食をとる獅子/シュウクス酋長さいごの日/ヴィネタの沈没−リングの海の中で/自由の女神にハンカチーフ/深夜のミステリー/鉄の手を持つ男/火事だ!/”民衆は何か噂をはじめているにちがいない”?/踊る皿/曲馬と将軍/曲馬と将軍/にせもののオイディプス/ブラヴォ、シスターよ!/まだ郵便はこないのか?/もしフェーン(南風)がきたら/妙技とは幸運のことである/ブンテの後継者/勇敢な”歩兵”/十月のある日曜日/”ズブロフカ”のレッテルが生きていたように/サーカスのオスカー賞/イルカのお話
- 解説にかえて 「サーカス物語」、その後*大塚仁子
- 訳者あとがき
[帯より]
-
- サーカスはもっとも美しい遊戯である(ゴーティエ)
サーカス史の盛衰には実に無数の物語がおりこまれている。悲しい話、おかしなこと、緊張やドラマチックな出来事、時代性、サーカスの地位、芸人のおかれた位置などなど。サーカスが多様性の統一という娯楽芸術として成立するのは近代ヨーロッパの市民層の形成をまたなければならなかった。とくに市民革命のあったイギリスの曲馬師アストレイの円形劇場から始まる。
サアー、サアー、覗いてご覧シャイ、これからサーカス史の極彩色の物語が始まるヨー。
【あそんでみよう!フェイス・ペインティング】
清水悌/岩崎書店/55p./\2,330/ISBN4-265-04622-3/1996(H8).10.31初版/顔料付き
[目次]
-
- 顔はすてきなキャンパスだ
- さあ、ぬるぞ
- ほっぺたにかくチークアート
- 顔いっぱいにハデハデメイク
- どうぶつにヘンシーン
- がっこうげきやかそうパーティーにいかが?
- おばけやしきにようこそ
- こりゃあもうほんかくてき
- ちょっとおしゃれなボディーアート
- フェイスペインティングのたのしさを子どもたちに
【ザ・パントマイム】
カンジヤマ・マイム/大月書店/\1,500(本体)/74p./ISBN4-272-61145-3/1996.9.20(H8).9.20初版
[目次]
-
- はじめに/からだの超不思議な能力を開発する/イメージをひろげてみよう/作品を演じてみよう/あとがき
【サーカスを一本指で支えた男】
石井達朗/文遊社/\2,200(税込)/247p./ISBN4-89257-021-4/1996(H8).6.20
[目次]
-
- I サーカス−流転の風景
- 九歳の転機
- 絶対殺してやる、と子供心に誓った
- 暗闇の子供たち
- サーカスにいた教育者
- 祥太郎物語
- 愛情逃避行
- 子連れ逃避行
- サーカスは今・・・・
- 外国人芸人事情
- 若者たちの光景
- II サーカス−芸と技のパノラマ
- 鳥かツバメか・・・・空中ブランコ
- 女たちがやった綱渡りと足芸
- 曲馬の世界
- 芸の職人たち
- 番線とテント
- 歩方とはなにか
- 映画出演
- 究極のウルトラ技−指一本逆立ち
[帯より]
-
- サーカスで何があったのか。
9歳でサーカスに放り込まれ、あらゆる芸をこなし、日本人で初めての指一本逆立ちをものにし、団長になるまでの痛快・波瀾の50年−脱走を繰り返し、体を張って生きてきた川崎昭一が、今その全てを語る、サーカス界初のインサイド・ストーリー。
ゆあーん ゆよーん・・・・茶色い時代が見えてくる。
【サーカス放浪記】
宇根元由紀/中央文庫/\680(税込)/297p./ISBN4-12-202603-2/1996(H8).5.18
[目次]
-
- にわか団員奮闘す/一輪車の稽古と私の先生/サーカス入団大騒動/サーカス一年生/チロリン村の風景/場越し/サーカスの時間/サーカスの男と女、家族/悩めるピエロの綱渡り/乙女の館の物語/チロリン村の人々/鉄っちゃん、そして動物の詩/爽快!!宇宙散歩/悩めるピエロとピエロ軍団/風と天幕と旅と
- その後の放浪--あとがきにかえて
[帯より]
-
- 芸大在学中よりサーカスに魅せられ道化師の道を選んだ女の哀歓奮闘記。
[ひとこと]
-
- ここでも紹介済みの1988年岩波新書から出版された「サーカス放浪記」に、終わりの2章を加筆して仕上げられた本です。
【ピエロの人形】
ローベルト・バブロヤン作/ヴィクトル・ドゥビードフ絵/いじゅういんとしたか再話/新読書社/\1,800(税込)/p./ISBN4-7880-9439-8/1996(H8).5.1
[目次]
-
- エンギバロフというロシアにいた故天才クラウンの友人であったローベルト・バブロヤンが、エンギバロフの残したテープの声から、彼のクラウンとしての生き方を振り返るという構成になっています。
【ぼくのユモファント】
ディミトリー・絵と文/岩崎京子+大平真木子・訳/草風館/\2,000(税込)/ISBN4-88323-089-9/1996(H8).3.3
[裏表紙より]
-
- スイス生まれのクラウン(サーカスの道化師)ディミトリーが、友情について、はじめて絵本を作りました。この本の中で、ディミトリーは、自分の才能を信じ、ひとをよろこばせる夢があれば、大きな山をも動かせる。太陽と月と星たちを友だちにもつゾウさんといっしょにだってサーカスに出られるかもしれないとお話しています。
[ひとこと]
-
- 世界最高峰のクラウンといわれるスイスのディミトリーの作った絵本です。サーカスで働いていたときのユモファントという名のゾウとの友情を中心に描いてあります。
巻末には解説として岩崎京子さんと西田敬一さんがディミトリーについて寄稿されています。
【美術手帖 Vol.48/No.721 〜特集・サーカス!〜】
美術出版社/\1,500(税込)/254p./T1007611031507/1996(H8).3月号
[特集:サーカス!身体とアートのコスモロジー]
-
- サーカスとしての現代美術史(海野弘)
- 落下する身体〜もしくは、ロシア・アヴァンギャルドの飛翔願望〜(鴻英良)
- もうひとつの身体〜映画「フリークス」の魅力−(石井達朗)
- サーカス新世紀〜ボーダーレスな表現・ジンガロ一座+フィリップ・ドュクレフ〜(濱田耿治)
- 現代フランス・サーカス最前線(森田裕子)
-
- 〜アルカオス+シルク・プリュム・プリュム+シルク・バロック+ヴォリエール・ドロメスコ+天使の美しい生活+レ・ザァ・ソー+モーヴェ・ゼスプリ+ポシェロ〜
- 現代サーカスを支えているのはサーカス学校である(森田裕子)
- コンテンポラリー・サーカスの到来!!(石井達朗)
-
- 〜シルク・ドウ・ソレイユ<アレグリア>〜
【サーカスがやって来た】
編集:神奈川県立近代美術館(4月6〜5月6日)、兵庫県立近代美術館/発行:「サーカスがやって来た」展実行委員会/\2,300(税込)/176p./1995(H7)版
[目次]
-
- サーカスがやって来て・・・・現実はずしの夢と憂鬱(山梨俊夫)
- カタログ
- サーカス以前(木下直之)
- 浅草風景 描かれた軽業・曲芸師をめぐって(長門佐季)
- サーカスと神戸のモダニズム(山崎均)
- 作家略歴
- 出品目録
[ひとこと]
-
- 「サーカスがやって来た」と題された展覧会の図録です。
展覧会は次の5つの部門からなり約150点が展示されます。
1)曲芸・軽業の人々 2)舶来曲馬団 3)日本のサーカス 4)サーカスの夢 5)ヨーロッパのサーカス
サーカスに憑かれた芸術家、特に画家は古今東西を問わず多いようですね。(あっ、最近はあまりいないか。でも何故だろう!?)
私が興味を持ったのは錦絵の中に描かれた当時演じられたであろう曲芸・軽業の芸の描写です。誇張はあるにせよ現代では演じられることのない演目やこんな事ができるのだろうかと疑いたくなるような技の数々です。
タイムマシンに乗ってその当時のサーカスを見てみたいものです。
【サーカス−そこに生きる人々−】
森田裕子(著)/文遊社/\2,800(税込)/382p./4-89257-018-4/1995(H7).1.31初版
[目次]
-
- そして、フランスへ発つ/新しいサーカスが生まれた/国立サーカス学校で/演劇とサーカス/政策のなかのサーカス/サーカスの伝統はどこへゆく?/それは遊びのなかから/未来のアーティストたち/サーカス学校/そして、フランスを発つ
[帯より]
-
- サーカスの新しい動きを追ってフランスの国立サーカス学校へ。各地にサーカスを訪ね、アーティストとの交流を通して迫るサーカスの現状とその魅力。
【サーカスのフィルモロジー−落下と飛翔の100年−】
石井達郎(著)/新宿書房/\3,400(税込)/301p./4-88008-206-6/1994(H6).12.1初版
[目次]
-
- 第1部:落下と飛翔の100年−映画によみがえるサーカスの宇宙−
-
- サーカスから映画へ・映画からサーカスへ/動物芸−調和と不調和の力学/ヒューマンな象/<ドラマ>としてのライオン/サーカスは<救い>でもあり<恥>でもある/暗がりの道化師たち/なめらかな綱で、柔らかい芸をする/綱渡り芸人のコスモス/異色異端銀幕芸人伝/空中ブランコ−サーカス芸の王者
- 第2部:サーカス映画パノラマ館−アクロバット風な映画論
-
- 四人の悪魔/ライオン使いネリー/サーカスのポリー/殴られる彼奴/曲馬団のサリー/ヴァリエテ/知られぬ人/サーカス/フリークス/マルクス兄弟 珍サーカス/あきれたサーカス/四つの恋の物語/母紅梅/地上最大のショウ/悲しき小鳩/綱渡りの男/三つの恋の物語/道化師の夜/道/カーニバルの女/エノケンの天国と地獄/歴史は女で作られる/空中ブランコ/ビッグ・サーカス/殺人鬼登場/さすらい/ジャンボ/ラオ博士の七つの顔/サーカスの世界/フィフィ大空をゆく/サーカス。ノートブック/姿なき殺人/サーカス小屋の芸人たち/フェリーニの道化師/サーカス/翔べイカロスの翼/ベルリン・天使の詩/ライオンと呼ばれた男/ロザリンとライオン/グランド・サーカス/二十世紀少年読本/サンタ・サングレ/クラウニング・アラウンド/ベンポスタ・子ども共和国/エンジェル・オブ・ファイヤー/スペインからの手紙
- あとがき
- 索引
[帯より]
-
- サーカス映画のパノラマ館。1910年代から現代まで、サーカスを舞台にした映画約50本を渉猟し、その詩情あふれる魅力をアクロバティックに探る。サーカスに恋した映画たちへの熱いオマージュ。
【海外公演事始】
倉田喜弘(著)/東書選書/\1,500(税込)/4-487-72237-3/1994(H6).10.31初版
[目次]
-
- 序 章:明治の海外公演
- 第1章:軽業師の海外雄飛
-
- 松井源水の欧州公演/ニューヨークの日本人/横浜から海外へ/旅券をめぐって/渡航者の消息
- 第2章:洋行した烏森芸者
-
- パノラマ「世界一周」/異文化との接触/パノラマ公演の背景/扇芳亭の事情/「ゲイシャ」との出会い/ヨーロッパ巡業
- 第3章:ふたつの演劇団
-
- 川上音二郎と「蝶々夫人」/ヨーロッパのマダム花子
- 終 章:海外公演一覧
[帯より]
-
- 日本人のイメージはこうして定着した。
初の海外渡航者は軽業師、万博に出場した芸者たち、ハラキリ、ゲイシャ・・・・ほか
欧米の日本人間のルーツや国際化を急務とする日本側の思惑などを克明に描く。
【元祖・玉乗曲藝大一座−浅草の見世物】
阿久根巌(著)/ありな書房/\4,326(税込)/283p./4-7566-9434-9/1994(H6).8.15初版
[目次]
-
- 序:浅草六区、隆盛期に向かって
-
- 六区の火事/再建された興行街
- 1:玉乗りの始まり
-
- 外國サーカスの玉乗り/玉乗りの元祖・山本小鳩
- 2:浅草の玉乗りは、青木から
-
- 興行師・瀧次郎/青江歳蔵という後ろ盾
- 3:江川一座の観覧記
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- 撞木乗りの二丁ブランコ/玉乗り・軽業・曲芸
- 4:常打ち小屋
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- 奥田の西洋軽業/金箕館時代/清遊館から、大盛館に
- 5:青木の花形・お紋ちゃん
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- 瀧の字をつけて/一目惚れの一件/玉乗りのスターだった
- 6:玉乗りの内幕
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- ハイカラと大和魂/青木の仕組み/哀れなる芸人/娘玉乗りの生活術
- 7:地方廻りの娘一座
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- 芸名ジョントロ/玉乗り芝居/横田一座/都娘一座
- 8:園遊會余興から、映画にも
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- 旧式と新式(珍世界と電氣館)/自転車曲乗りと、納涼番組/大歓迎園遊會/六区の景況/活社會と玉乗り
- 9:犬の玉乗り
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- 洋犬の曲芸/犬の芸・雑話/長樂一座
- 10:見世物案内
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- 浅草公園の見世物/案内記
- 11:青木一座・歐州巡業の顛末
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- 玉乗り軽業の上覧/青木の解散/歐州脱出秘話
- 12:ルナパークの汽車活動
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- 公園の自働噴出機/観戦鉄道から、汽車活動に
- 13:玉乗りの芸人たち
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- 活動写真に押されて/熊吉の息子・江川マストン
- 14:江川亀吉談
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- 竹澤藤次三代/清國人の手品・曲芸興行/亀吉の系図
- 15:六区の木戸番
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- 役茶屋箸仙/新門の木戸番
- 16:浅草とサーカス
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- 柿岡興行部と大竹娘曲馬/江川の演目/玉乗り見物の所感
- 17:江川性と万の字
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- 江川亀吉没す/玉乗り地蔵/二人の江川萬吉
- 18:八木節から安来節に
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- 八木節に花笠踊/演芸の変遷/安来節大競演
- 19:浅草の玉乗りだった
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- 最期の芸人・江川鶴之助/十二階崩壊/六区復興/大盛館から玉乗りが消える
- 玉乗り関連年表
- 参考文献一覧
- あとがき
[帯より]
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- 浅草大火より十二階崩壊まで。浅草六区の玉乗り、見世物の一大興隆期を文化史する。
【サーカスがやってきた】
栗原徹(文・絵)/朝日新聞社(朝日こども百科・月刊はてなクラブ6月号)/\700/1994(H6)版
[ひとこと]
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- 中ブランコ、火の輪くぐり、愉快なピエロ・・・華やかなショーと芸のいろいろ、それを支える人々たちの生活をカラフルなイラストで紹介。
【夢,サーカス―ベンポスタ子ども共和国から】
松美里枝子・文、小林和子・画/学習研究社/\1,068(本体)/159p./ISBN4-05-200175-3/1994(H6).5.30初版
[目次]
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- ベンポスタへ行きたい!/ようこそ子どもの国へ/なんだか調子がくるっちゃう/感動のサーカス公演/いろんな国の子どもがいるよ/子どもたちののんびり教室/イネス/変わりたい!日本の子どもたち/シルバ神父/毎日の日課パーティーの準備/もう一人の自分/子どもたちからのおくりもの/日本で会いましょう/夢のはじまり
[帯より]
-
- 政治も経済も、勉強も仕事も、ベンポスタ共和国では、子供たちが中心になって行う。子供たちは、おたがいにささえあう心を、自分たちが公演するサーカスで、世界の人々につたえる。
【おしゃべりなパントマイム】
カンジヤマ・マイム/大月書店/\1,456(本体)/190p./ISBN4-272-61062-7/1994(H6).2.18初版
[目次]
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- はじめに/パントマイムってなんだろう/パントマイムの基本を習おう/パントマイムで遊ぼう/君も一流のパントマイミスト/補足 パントマイムの歴史/あとがき
[帯より]
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- 君が本当に面白い本 あなたに不足しているものの本 学ぶ本、遊ぶ本、読み方次第の本
【インディアン・サーカス/マリー・エレン・マーク写真集】
マリー・エレン・マーク(写真と文)/笠原美智子(訳)/宝島社/\4,980(税込)/107p./ISBN4-7966-0684-X/1993(H5).9.10初版
[内容]
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- インドでのサーカス団員のモノクロ写真が70枚ほど収録されています。
非常にピュアな写真で、被写体(サーカス団員)を文字通り真正面からとらえたものばかりで好感が持てます。1枚1枚に撮影時の団員との会話記録が載っていますので興味をそそられます。
ジ・エンパイヤー・サーカ/ジ・フェーマス・サーカス/ザ・グレート・レイマン・サーカス/ザ・ジャンボ・サーカス/ザ・ジェミニ・サーカス/ザ・ラジ・カマール・サーカス/ザ・グレート・ロイヤル・サーカス/ザ・ナショナル・サーカス/ザ・アマー・サーカス/ザ・バラト・サーカス/ザ・ライオン・サーカス・ザ・グレート・オリエンタル・サーカス/ジ・アポロ・サーカス/ザ・グレート・オリエンタル・サーカス/ザ・グレート・ボンベイ・サーカス/ザ・ニュー・グランド・サーカス
【海を渡ったサーカス芸人】
大島幹雄(著)/平凡社/\2,400(税込)/325p./4-582-37382-8/1993(H5).8.20初版
[目次]
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- プロローグ:ドレスデンの春
- 第1章:シベリア横断
- 第2章:サラザニサーカス
- 第3章:青春のカイザーアレー
- 第4章:欧州放浪
- 第5章:ベルリンとサーカス
- 第6章:幻のニホンを求めて
- 第7章:ベルリン追放
- 第8章:ノーリターン・ニホン
- 第9章:ゲッティンゲンでの最期
- エピローグ:九十年ぶりの「里帰り」
- 沢田豊へのメッセージあとがきにかえて
- 参考資料、図版提供一覧、参考文献、取材協力者一覧
[帯より]
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- 1902年、16歳で海外巡業に出、各地を遍歴した後、ヨーロッパ最大のサーカス団「サラザニサーカス」の看板スターとなった沢田豊。ロシア、ドイツ、イタリア、南米、中国などを巡業し続けた彼の足跡を自身の回顧談、次男マンフレッドの証言、日本の親戚の元に残る手紙など、豊富な資料をもとにたどる。日露戦争と二度の世界対戦に巻き込まれ、歴史に翻弄されながらも20世紀をしたたかに生きた<コスモポリタン芸人>の数奇なる生涯が、今歴史の暗部からよみがえる。
【ニッポン・サーカス物語−海を越えた軽業・曲芸師たち】
三好一(著)/白水社/\2,400(税込)/244p./4-560-03980-1/1993(H5).8.10初版
[目次]
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- 第1章:ニッポン軽業・曲芸一座、欧米で活躍
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- リズリー・サーカス一座、横浜に来る/黄金を求めて/帝国日本芸人一座、アメリカへ/サンフランシスコで旗揚げ/ニューヨークに散った恋い/アメリカ大統領と握手を交わす/ワシントンの遊郭体験/ニューヨークの大舞台に立つ/ニューヨークでの忙しき日々/帝国日本芸人一座、パリへ/パリの大舞台に立つ/松井源水一座の不運/アンベールの見た幕末の軽業・曲芸師たち/柳橋芸者、パリ万博へ/渋沢栄一と高野広八のパリ見物/松井菊治郎、ロンドンで死す//帝国日本芸人一座の解散
- 第2章:世紀末、海を越えた軽業・曲芸師たち
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- 早竹虎吉一座の上方・江戸興行/早竹虎吉一座、アメリカへ/烏潟小三吉の栄光/烏潟小三吉、ヨーロッパへ/大成功のパリ興行/トリカタ・日本一座の活躍/烏潟小三吉、故郷に錦を飾る/鉄割福松一座、アメリカへ/竹沢藤治・万治一座の活躍と人気/ブラジルの「竹沢万次」/両国一座のポスター/岡部仙吉一座のポスター/ブロスキー曲馬一座と内国勧業博覧会/ブロスキー曲馬一座、引き揚げの怪/ブロスキー曲馬一座余話/ブロスキー曲馬一座の再来日/木下サーカスの誕生と空中ブランコ
- 第3章:京都の見世物興業と大スペクタクル
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- スリエ曲馬一座、京都へ/チャリニ曲馬一座、京都へ/チャリニの動物たち/京都と動物の見世物/チャリニ曲馬一座と南方熊楠/日本曲馬の京都興行/振袖や紅の日傘の縄踏子(つなわたり)/都一座の見物記/チャットレース一座、京都へ/大浦日本一座、ハワイへ/熊本虎吉の手紙
- あとがき
- 参考文献
[帯より]
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- 幕末から明治にかけて、海を越えて大活躍した日本の軽業・曲芸師たちの驚異の軌跡と、上方で人気を呼んだ見世物や博覧会の楽しい逸話を、貴重な錦絵・ポスター・引札で鮮やかに再現し、大衆の伝統芸能の旺盛な力と世紀末の大スぺクタククな歴史読物。
【サーカスの詩-ベンポスタの子どもたち-】
本橋成一 写真録/影書房/\2,884(税込)/84p./ISBN4-87714-169-3/1993(H5).7.10初版
[目次]
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- 第1章:サーカスが街にやってきた
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- 第2章:まあるい輪の中で
- 第3章:子どもたちのピラミッド
[帯より]
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- ぼくらのサーカスへようこそ
強い者が下に、弱い者が上に、子どもはてっぺんに。
【世界 第584号】
岩波書店/\750(税込)/雑誌05501-7,ISSN0582-4532/1993年7月号,第584号
[目次]
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- 夢と冒険の国 ベンポスタ(対談;ヘスス・シルバ,堂本暁子)187p.〜193p.
【木下サーカスの90年】
編者;臼田博彦・発行;木下サーカス株式会社/非売品/119p./1992(H4).9.18版
[目次]
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- 序
- 第1章 思い出のサーカスシーン
- 第2章 木下サーカス座談会
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- 座談会・T創業九十年の木下サーカス(木下光三、木下唯志、木下嘉子、臼井邦夫)
座談会・U伝統芸を伝えたい(板橋長吉、板橋花子、谷口豊春、久保田勝行、大森広子)
座談会・Vあすのサーカスにかける夢(伊藤幸二、長原加代子、久保田勝人、山崎謙二、虻川みゆき)
- 第3章 私と木下サーカス
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- あなたは木下サーカスを見たか(坂田源吾)/絵はがきに見る木下巡業隊(三好一)/木下サーカスと共に(山根繁樹)/木下サーカスと森永(小宮淳一)/木下サーカスと私(秋山弘志)/木下サーカスの伝統芸”葛の葉”について(越智重明)/郷土が生んだサーカス団(松岡良明)/空中ブランコマンの心意気(畑祥雄)/サーカス雑感(吉本力)/サーカス讃歌(大西進)/サーカス讃歌(山本朗)/サーカス大好き(一力一夫)/サーカステント(ささめやゆき)/サーカステント建設について(能村博正)/サーカスと新聞と(加藤巳一郎)/サーカスのぞう(井上正治)/サーカスの魅力(ロベルト・ファッチーニ)/サーカス文化の会誕生秘話(西田敬一)/サーカスを描く(副島孝治)/ジンタ時代の日本のサーカスを変えた木下(内海重典)/大道芸とサーカス(高田佳子)/つれづれの思い出(中村伸)/伝統芸に思う(阿久根巌)/博覧会とサーカス(吉永睦夫)/ハワイからこんにちは(ラルフ・エンプク)
- 第4章 評論&歴史
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- 評論・メディアとしてのサーカス(津金沢聡廣)
- 歴史・木下サーカスの歴史(中谷ひろし)
- 第5章 木下サーカス年表
- あとがき
【サーカスが来た!−アメリカ大衆文化覚書−】
亀井俊介(著)/岩波書店(同時代ライブラリー94)/\980(税込)/353p./4-00-260094-7/1992(H4).2.14初版
[目次]
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- サーカスがきた(世界の驚異を運ぶ機関)/オペラ・ハウスで今夜(大衆演芸の世界)/さすらいの教師たち(にぎやかな講演運動)/ガン・ファイターへの夢(ダイム・ノヴェルから西部劇へ)/ターザンの栄光と憂鬱(二十世紀のヒーロー)/ハリウッド、ハリウッド(希望の星かがやく聖林)/ジープに乗って山こえて(わがアメリカ大衆文化)
- あとがき
- 解説(能登路雅子)
[ひとこと]
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- サーカス、ワイルドウェスト、ミンストレルショー、ヴォードヴィル、巡回講演、西部小説、ターザン、ハリウッド映画までアメリカの大衆文化の興亡を軽妙に語ってあります。1977年日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
もとは東京大学出版会で出版されたものですが、再出版されました。ただ今回の岩波書店版では前回と比べて17ページにもわたる参考文献の紹介が割愛されているので残念です。
【サライ Vol.3 No.20】
-/小学館/\340(本体)/-p./-/1991(H3).10.17
[目次]
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- 特集:甦るサーカス もう一度サーカスを見に行きませんか
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- サーカス小屋は少年時代の夢と幻想の世界だった
- 葛の葉、坂綱、くだけ梯子・・・もうこの人しかできない名人芸
- 誌上再現!途絶えてしまった懐かしの伝統芸
- 欧州を席巻した日本の伝統芸-海を渡った日本人芸人
- “ピエロ”でなく“クラウン”を見たい
- 少年の日を、もう一度
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- 木下サーカス
- 国際サーカス
- 矢野サーカス
- カキヌマサーカス
- キグレサーカス
【カフカとサーカス】
三原弟平/白水社/\1,800(税込)/203p./4-560-04249-7/1991(H3).5.10初版
[目次]
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- カフカのテキストの特異性 序にかえて/足芸&梯子芸ピーター/曲馬嬢/揺り大一丁撞木/動物の曲芸/カフカの夢のサーカスの砕片/断食芸/組織体としてのサーカス
あとがき
【ベンポスタ・子ども共和国】
恒松龍兵(著)/朝日新聞社/\1,300(税込)/205p./4-02-256268-4/1991(H3).4.10初版
[目次]
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- ベンポスタってなに?/その出合い/元ぶどう畑に/子どもたち/「広義な学校」/住民総会は、僕らの国会/生産、労働、そして家計簿/「ロス・ムチャーチョス・サーカス」/シルバ神父とベンポスタ理念/「大冒険」/ECとベンポスタ、そして日本/「よりよい状態に」向かって/座談会「子離れをしない親たちに」
[帯より]
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- スペインの小さな冒険者たち。テストも教科書もない学校で「考えること」を学び、サーカス公演で全世界に博愛のメッセージを伝え続ける彼ら。
【サーカス物語】
西田敬一(文)・畑農照雄(版画)/大揚社/\2,136(本体)/240p./ISBN4-7952-4329-8/1990(H2).11.15初版
[目次]
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- 序の章
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- 風のもちつき/街をゆくクラウン/ふくらむテント/テントの上の相撲/リズリー教授の一座/アストレーの乗馬学校
- 芸の章
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- 道具の悲鳴/サーカスのルーツ/この魅力ある足さばき/針金の上の妙技/竹竿の上の若者/ブランコに舞う蝶/道化師不在/パイプの椅子/輪撞木とアメリカ人/鉄球のなかの青春/街に出た一輪車
- 海外の章
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- アクロバットの国/こびとのいるサーカス/サーカス好きの人々の国/哀愁のサーカス/レールロード・サーカス/ハーゲンベックの国/来日するアーティストたち/大道芸の広場/モンテカルロ・サーカス
- 動物の章
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ゾウの疾走/ボーヤンの死/肉片の口移し/絵本の世界/パンダのパン/猫と道化師/鳩とブランコ/調教師の心と動物の心/馬のいないリング
- 一座の章
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- 丸太と藁縄/丸盆の上の夢/寝小屋物語/ぼくのいたサーカス団/伝統のサーカス芸/国際サーカス/消えた芸人さん
- 明日の章
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- クラウン・ディミトリー/日本のサーカス研究/教育とサーカス/サーカスを愛する人々/中国・雑技学校/フランス・国立サーカスセンター/わが友ギー・カロン/サーカス文化の会/国際サーカス村/国際サーカス村作り計画書(抜粋)
- あとがきにかえて・それぞれのサーカス
- あとがき
[帯より]
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- ここにサーカスがやって来た。
サーカス好きの二人が織りなす文と版画のメルヘン。現実のサーカスと夢のサーカスが織りなす迷路をさまよいながら、それぞれのサーカスを物語る。
すべてのサーカスファンに贈る!
【サーカスと革命 道化師ラザレンコの生涯】
大島幹雄/平凡社/\2,400(税込)/238p./4-582-37306-2/1990(H2).4.15
[目次]
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- プロローグ
- 第1章:革命と道化師
- 黄色いジャケットと道化師/それぞれの二月/サーカスの家
- 第2章:メイエルホリド、マヤコフスキイとともに
- 「ミステリア・ブッフ」の上演/詩人と道化師/前線へ
- 第3章:サーカスは陽気なサナトリウム
- ラザレンコの孤立/道化のモンタージュ/セルジュと<四匹の悪魔>/一九一九年、ペトログラード/演劇のサーカス化/民衆喜劇座のサーカス喜劇/フェクスも冒険
- 第4章:最後の闘い
- 劇団<青シャツ>/「マフノ党」/ロシア・アヴァンギャルドの最後の闘い
- 第5章:ラスト・ステージ
- 道化師最後の仕事/ラスト・ステージ
- あとがき
- 文献一覧
[帯より]
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- サーカスは陽気なサナトリウム!20世紀初頭、ロシアは革命という大きな激動の中にあった。この時期に「赤い道化師」と呼ばれ、扇動者として革命の先頭に立ち、民衆の絶大な支持を受けたサーカス芸人ヴィターリイ・ラザレンコ。
<行為における詩人>として生きた道化師の生涯を丹念におい、メイエルホリド、マヤコフスキイら同時代芸術家たちとの実験的・挑発的ないとなみと、革命期の見世物小屋にこだました歓声と呵呵大笑を、臨場感に富む筆致で描き切る。当時ロシアを巡業した日本人曲芸師「タカシマ」や「カマキチ」らの謎につつまれた足跡も追う。
【サーカスが来る日 本橋成一写真集】
本橋成一(写真)・阿奈井文彦(文)/リブロポート/\2,680(本体)/93p./ISBN4-8457-0409-9/1989(H1).6.6
[内容]
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- 1984年〜1988年にかけて、韓国のサーカス団4つ(ニューソウルサーカス、天光サーカス、中央サーカス、東春サーカス)を撮り続けた内容で、モノクロ写真が80枚ほど収められています。
【サーカス・動物・人生】
ナターリヤ・ドゥーロワ(著),佐藤靖彦・浪江啓子(訳)/新読書社/\1,650(税込)/290p./4-7880-9007-4/1989(H1).5.10初版/
[目次]
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- ナターリヤ・ドゥーロワの世界/ナターシャ、君の出番だ!/子供の動物大劇場/生きている動物たち/年よりのゾウのジャンボの死と<昔のサーカスのかなしい死>
[帯より]
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- サーカスのなかの愛と喜びの物語。
幼いときからサーカスの主宰者と運命づけられたソ連サーカス界の女王が、その優れた文才と優美で細やかな感性をもって書きつづった人間と動物の生きるすがた。