《各地のフェスティバル》

全国各地でのフェスティバルを紹介します。

1.大須大道町人祭 (since1978)
2.野毛大道芸 (since1986)
3.熱海パフォーマンス・フェスティバル (since1986)
4.天保山ワールド・パフォーマンス・フェスティバル (since1991)
5.大道芸ワールドカップ・イン・静岡 (since1992)
6.大道芸フェスティバル in とおがった (since1997)
7.所沢ミューズ芸人王国 (since1997)
8.三茶 de 大道芸 (since1997)
9.夏まちまつり (since1997)
10.九州大道芸まつり in 宗像 (since1997)
11.NAGANO 大道芸フェスティバル (since1998)
12.夢フェスタ in いずも (since1998)
13.千住エキゾチックフェア (since2000)
14.鈴鹿サーキット大道芸コンテス (since2000)
15.ODAIBA大道芸 〜Tokyo Busker Festival〜 (since2001)


【大須大道町人祭】

●開催場所:愛知県名古屋市中区・大須観音と商店街一帯
●開催月:毎年10月
●主催:大須大道町人まつり実行委員会の主催、大須商店街連盟事務所
●経緯:
終戦直後、「名古屋十名勝」に堂々入っていた盛り場・大須も、昭和40年の市民投票では姿を消し、商店街の衰退が顕著になり、危機感を抱いた商店主の若手有志が中心となり大須観音でかつて行われ、中断していた縁日「庶民の祭り」で大須の再興図った。
大道町人まつりや大須縁日は、消えつつあった大須の下町情緒を復活させ、今では大須の成功を見ようと、全国の商店街から視察の申し込みが相次いでいる。
1978年(昭和53年)に第1回目が開催され、1995年(平成8年)に第18回目。
●内容:
大道芸はバナナのたたき売りから猿回し、チンドン屋、お笑い紙切り、猿回し、ガマの油売りなど、各種のパフォーマンスなどが、間近で楽しめる。
大須観音境内の特設テントでは、「からくり独楽(こま)」「飾り凧(たこ)」「錦絵木版摺(す)り」など、凧(たこ)や独楽(こま)作りなどの江戸の伝統職人が自慢の芸を披露した。
また、華やかな衣装で街頭を練り歩く「おいらん道中」と、よろいやかぶと姿の「子供英傑行列」も開催。

【野毛大道芸】

●開催場所:横浜市JR桜木町駅周辺
●開催月:毎年4月の6日間(野毛大道芸は2日間)
●主催:野毛地区街づくり会など主催、野毛大道芸実行委員会
●経緯:
横浜駅西口の開発やMM21(みなとみらい21)の開発により野毛地区が衰退していき、危機感を抱いた地元商店主らが野毛の振興策を考えようと、「野毛地区街づくりを考える会」を結成し1986年から「野毛大道芸フェスティバル」が始まった。
現在では、「野毛地区まちづくりトラスト」が発足し、野毛の生き残り策を模索する同会は、「野毛総合開発プラン」を作成。「大道芸の街らしく、大衆芸能の殿堂を作ろう」と、「芸能文化施設」の設置を計画。
「野毛大道芸」は横浜市中区の野毛地区で、毎年春と秋に2日ずつ開催され横浜の名物にまでなっていますが、19回目を迎える1995年から、「野毛大道芸ウイーク」として期間を延長、場所も同市西区みなとみらい地区に広げて展開。
●内容:
メーンイベントはやはり野毛商店街での2日間にわたる「野毛大道芸」ですが、他にもランドマークホールで「インターナショナルコメディ・シアター」、日本丸周辺で「路上パフォーマンス」、野毛柳通り周辺で「野毛流し芸」などが行わる。

【熱海パフォーマンス・フェスティバル】

●開催場所:静岡県熱海市・糸川遊歩道
●開催月:毎年5月
●主催:熱海パフォーマンス・フェスティバル実行委員会の主催、市・市観光協会など後援
●経緯:
このイベントは、地域住民と観光客に、郷愁を呼ぶ日本古来の大道芸のよさを十分に楽しんでもらい、遊歩道の活用と共に熱海の活性化に役立てようと、糸川沿いの浜町、友楽町、旭町、本町、中央渚町の五町内会が、企画し主催する誘客行事。
●内容:
南京玉すだれ・ガマの油売り・バナナのたたき売り・ちんどん屋・紙芝居・七味唐辛子売り・お笑い紙切り・、などの「大道芸」、張り子・べっこあめ・扇子絵師・江戸風鈴・ガラス細工・江戸だこ・江戸あめ細工・などの「江戸職人芸」、その他に、素人パフォーマンス・縁台囲碁・将棋コーナー、地場産業を含めた伝統工芸品の実演販売コーナー、舞踏愛好会・町内会による踊り、陶芸など芸術家による実演展示販売コーナー、などが開催。

【天保山ワールド・パフォーマンス・フェスティバル】

●開催場所:天保山ハーバービレッジ(大阪市港区海岸通1)
●開催月:毎年8月〜9月
●内容:
「見るだけでなく参加できる」がコンセプト。 大阪新名所の天保山ハーバービレッジを舞台に、世界各国のパフォーマーたちがその腕を競う。

【大道芸ワールドカップ・イン・静岡】

●開催場所:静岡県駿府公園内及びJR静岡駅周辺の十数ポイント
●開催月:毎年11月
●主催:静岡市と大道芸ワールドカップ実行委員会
●経緯:
静岡の前天野進吾市長が「人の集まる街づくり」をキャッチフレーズに、1992年に市中心部の公園を舞台に各国の大道芸人を集めた「大道芸ワールドカップ・イン静岡」を企画、観光資源の少ない静岡に毎年百数十万人の観客を集め、大道芸を町づくりの目玉とした。
●内容:
市民審査員50人が(1)視覚性(2)独創性(3)魅了度(4)好感度の4つの視点で採点し、大道芸人のコンテストを開催。

【大道芸フェスティバル in とおがった】

●開催場所:宮城県蔵王町の遠刈田温泉
●開催月:毎年6月
●主催:イベント実行委員会(遠刈田温泉蔵王通り振興協同組合)
●経緯:
国際交流を目的に、この温泉場の商店街を住民と外国人芸人との交流の場にしていきたいと開催。
●内容:
6ゾーンに分かれた商店街路上では、フランスのストリート・パフォーマンス、アフリカ民族楽器の演奏、フィリピンのバンブーダンス、中国のアクロバット芸。また、仙台や横浜のサンバチームによる合同サンバカーニバルパレード、県警音楽隊カラーガードナーパレードなどの大道芸、パフォーマンスが繰り広げられる。

【所沢ミューズ芸人王国】

●開催場所:埼玉県所沢市民文化センター・ミューズ中庭
●開催月:毎年10月
●経緯:
「劇場は芸術鑑賞するだけでなく、市民が親しみ、互いに触れ合う交差点のような場所だと思う。三つのホールを十字型につなぐ中庭を使い、市場のように活気のある空間をつくり出してみたい」(プロデューサ:IKUO三橋)
●内容:
空中ブランコ、一輪車、パントマイム、人形劇、江戸太神楽、ジャグリング、紙芝居などのパフォーマーが40組以上。

【三茶 de 大道芸】

●開催場所:東急新玉川線三軒茶屋駅周辺の会場
●開催月:毎年10月〜11月
●主催:世田谷アートタウン実行委員会
●経緯:
このイベントは、町全体を劇場と化すことで、地元住民と見物に来る人との出会いを生み出すことを目的に「街全体を劇場に」と企画。

【夏まちまつり】

●開催場所:伊勢神宮・内宮前の「おかげ横丁」と「伊勢おはらい町」の一帯(三重県伊勢市宇治中之切町)
●開催月:毎年5月
●内容:
懐かしい初夏の風物を再現し、夏を待つ意味のタイトルで、金魚やすだれ、風鈴などにふれ、涼しさを味わうイベント。
猿回し、バナナのたたき売り、けん玉名人やパントマイム、紙芝居、南京玉すだれや、がまの油売りなど全国各地の大道芸が40組以上参加。また、風鈴や金魚すくいなどの屋台が並び、祭の雰囲気を盛り上げている。

【九州大道芸まつり in 宗像】

●開催場所:宗像市内3会場(赤間本町、南郷原町、土穴)
●開催月:毎年9月
●主催:九州大道芸まつり in 宗像実行委員会主催
●経緯:
「唐津街道の街並みを生かした地域おこしを」と、同市観光協会や商工会などが毎年企画。
●内容:
プロ・アマの計50組以上が参加。一般芸人は審査があり、グランプリには賞金15万円が贈られる。

【NAGANO 大道芸フェスティバル】

●開催場所:長野市(善光寺からJR長野駅までの中央通り一帯)
●開催月:毎年6月
●経緯:
中央通り周辺を活気づけようと始まったフェスティバル。
●内容:
国内外から過去最高の30組以上の大道芸人が参加。

【夢フェスタ in いずも】

●開催場所:JR出雲市駅北側の中心商店街
●開催月:毎年10月
●主催:夢フェスタ in いずも実行委員会
●経緯:
七つの商店街がある同市の中心商店街は、大型商業施設、専門店の郊外進出や車社会への対応の遅れなどから空き店舗が増え、人口も減るなど地盤沈下が進み、そこで新しいにぎわいを創出しようと、「オープン・ザ・空き店舗」など催し盛りだくさんの夢フェスタを企画。空き店舗活用などを通して商店街の活性化を目指す。

【千住エキゾチックフェア】

●開催場所:東京都足立区(北千住駅西口の5商店街内の会場)
●開催月:毎年10月
●主催:千住エキゾチックフェア実行委員会、北千住駅西口美観商店街振興組合、千住本町商店街振興組合、北千住サンロード商店街振興組合、北千住サービス会協同組合、北千住昭和会商店街振興組合
●経緯:
千住に賑わいを取り戻し、千住のイメージアップ、集客性、回遊性、名物化を図るためのイベントとして、「歩きたくなる街・寿に会える街・初宿千寿」がコンセプト。
●内容:
大道芸人によるパフォーマンス、ウォークラリー等を実施。

【鈴鹿サーキット大道芸コンテスト】

●開催場所:鈴鹿サーキットの遊園地
●開催月:毎年5月のゴールデンウィーク期間
●内容:
コンテストが行われ、2000年には36組、2001年には52組がエントリーした。

【ODAIBA大道芸 〜Tokyo Busker Festival〜】

●開催場所:お台場・パレットタウン内特設会場
●開催月:毎年11月
●主催:パレットタウン運営協議会、株式会社ニッポン放送
●経緯:
人工的な空間であるお台場地区に人間的な潤いをもたらすことを主眼として企画。
●内容:
大道芸コンテスト形式として優勝賞金100万円。

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