はじめに
ジャグリングを始めた人にとっての夢である、「5ボールのカスケード投げ(以下5カスケードと言う)」を習得するにはどのように練習すればよいのでしょう。
ジャグリングの教本、インターネットの ホームページ(Juggling Information Service)、そしてニュースグループ(rec.juggling)などを参照してみても、5カスケードをマスターしている人に直接手ほどきを受けるのが一番良いと記述され、練習方法に関する説明が充分になされているとは思えません。と、言っては言い過ぎでしょうか。では、身近に教えてくれる人がいなければ、5カスケードの習得はあきらめるしかないのでしょうか。そんなことはないはずです。
これから紹介するトリック(投げ方)をマスターしていけば、人に手ほどきを受けずに必ずあなたも5カスケードができるようになります。もちろん随時適切なアドバイスをしてくれるようなジャグラーが身近にいるにこしたことはないのですが、やる気と根気さえあれば独修できます!!。
別の表現で説明します。
(時刻)1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ....
[右手]a b c d e a ....
[左手] d e a b c ....
前述の説明による練習は時刻5で終わる事を表しています。が、慣れれば時刻6まで、次に時刻7までと、順次時刻を延ばして練習していきましょう。
でもあせって時刻をどんどん先に進めないで、不安があれば他のトリック(投げ方)も併せて練習して技術力を向上させつつ基礎を固めていきましょう。急がば回れ、です。
時にはボールが床に落ちる手前で止め、時には続けられる限りボールを投げ続けたりと、各人工夫して練習しましょう。