《初心者のための楽々実践講座》
ジャグリングのトリック(技)を習得するのは根気と時間のいるものですね。
でも3ボールと3クラブのカスケード投げが、各々安定して投げられれば、そのテクニックを応用して目先の変わったジャグリングが披露できます。
初心者で、習得したトリックが少なくルーティンが組めずに、人前でジャグリングを演ずることを躊躇している人のためにまとめてみました。
繰り返しますが、ここでは「3つの物体のカスケード投げが出来る人」を対象にしています。
- たいまつ・ジャグリング
- 七変化・ジャグリング
- クッキング・ジャグリング
- かぶりつき・ジャグリング
- メタモルフォーゼ・ジャグリング
- マジカル・ジャグリング
- バスケット・ジャグリング
- アンブレラ・ジャグリング
- インタラクティブ・ジャグリング
- ファイヤーボール
- ナイフ・ジャグリング
- 【たいまつ・ジャグリング】
- [用意するもの]
3本のトーチ、燃料(キャンプ用のストーブで使う白灯油)、ライター
[演技]
火のついた棒(トーチ)のジャグリングです。
基本的にテクニックとしては3クラブのジャグリングと同じで、必要なのは安全面への配慮と度胸です。
単なるカスケード投げをしていても、クラブよりはるかにウケます。
[コツ]
ここでは練習方法の一例を紹介します。
- まず火のついていないトーチでジャグリングをします。
クラブよりは安定感が無く最初はやや戸惑いますが、練習しているうちにすぐに慣れます。
練習前の注意事項:
- 火のついたトーチを落とすと、とんでもない方向へ跳ねていくことがありますので、周囲には引火しやすいような物が置いていないかどうか確認してください。
特に燃料の入った缶にトーチがあたり、缶が倒れて燃料が洩れ、引火するのを防ぐために、燃料缶は十分離れた安全な場所に置いてください。
またしっかり蓋が閉まる燃料容器を使いましょう。
- 服装もポリエステル製など引火しやすい化学繊維の生地は避けた方が無難でしょう。
火を扱う、特に火を吹き出す大道芸人が裸になるのは伊達ではなく、引火を避ける意味もあるのです。
- 頭髪にもスプレー等の可燃性の整髪料はつけないようにした方が良いと思います。
- 慣れてきたらトーチの頭に燃料を浸して火をつけてみましょう。
- 試しに火のついた1本を空中で1回転させて受け取ってみてください。
恐かった人は、こんな対策をとってはいかがでしょうか。
-
軍手をする。これなら火を間違ってつかんでも火傷はしませんね。
でもトーチをつかんだときに滑りやすくなりますが、かといって滑り止めのボツボツがついた軍手はお薦めできません。妙に手にペタッとくっついてしまうのでかえって投げにくいです。
- 昼間の日差しが強い時に練習する。火が見えにくくなるので恐怖心がやわらぎます。
- 燃料は最初は少なめにし、慣れてきたら徐々に増やしてみましょう。
燃料を漬けすぎたと思ったら、必ず地面に向かってトーチを振り降ろして余分な燃料を降り落としておいてください。
- 慣れるまで頑張って練習しましょう。
練習中の注意事項:
- 練習場所は当然屋外ですね。
- 私は燃料は燃料缶から必要な分だけ小さなカップに注いで、そのカップにトーチの頭を浸して使っています。
つまり燃料缶から直接トーチの頭に燃料をかけるようなことはやめましょう。
- 燃料を補給するときは、一旦火を消し、カップ経由で継ぎ足します。
- 火のついたトーチの頭は常に上に向けておきます。
- 練習していると子供達が寄ってくることがあるので十分注意してください。
- 後始末はちゃんとして帰りましょう。当然のマナーです。
練習後の注意事項:
-
地面に不用意に燃料がこぼれていないか確認してください。後から来た人の投げ捨てたたばこの火で発火したら大変ですからね。
- また、使い終わったトーチは密閉できる缶などにしまい、酸化熱による再発火を防ぐために燃えやすいものから離して保管するようにしてください。
とは言っても私は自然に火が消えるまで練習して、トーチの熱が冷めたら大工さんの仕事袋にそのまま入れています。ただしこれはトーチを長持ちさせる観点から言えばあまり好ましくなく、燃料切れでくすぶり始める前に火を消すべきだそうです。
理由は、燃料がある間は燃料が気化するときに熱を奪うので、トーチ自体への熱伝導が緩和されるのですが、燃料が残り少なくなると、その効果がなくなって熱がもろに伝わり灯芯が痛むためだそうです。
一番の重要事項は、人前で見せるときには十分すぎるほど演者と観客の距離はとっておいてください。
また、日中に出来るからといって、闇夜の中で出来るとは限りません。
暗闇の中では手元が見えないので、いくら火がついているからといってもトーチ・ジャグリングが出来るとは限りませんので注意してください。
[その他]
-
火をつけるのは普通ライターですが、マジック(奇術)で火をつけてはいかがでしょう。
マジックでも火を使う事は多々あるので、何も無いところから火を出す等マジックらしく火をつけます。従ってライティング用のネタは数多くありますが、火をつけた後にジャグリングをするという条件を考えると選択肢はあまり無いかもしれません。
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商品例:「FLASHPAPER'S DELIGHT/Rick Haslett」
掌(手のひら)を上に向けて投げ上げる動作で火の玉を現すというもので、掌をあらためても何も持っていません。
スチールネタではないので上半身裸でも可能です。
-
目隠しをしながらジャグリングをするというのはどうでしょう。
もちろん「見える目隠し」なるマジックネタを使用するわけですが、これには賛否両論あると思いますし、多少私自身もジャグラーとしてはひっかかる点があるので実践はしていません。従って「見える目隠し」に関する具体的な書籍や商品の紹介は避けます。
でもこれはものすごくウケるでしょうね。
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- 【七変化・ジャグリング】
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[用意するもの]
テニスラケット、ドッジボール、おもちゃのプラスチック製バット、缶ジュース、ぬいぐるみ、こうもり傘、自転車のタイヤ(16インチ程度)、火のついたトーチ、石やレンガの形をしたスポンジ(ジョークグッズ)
[演技]
何でも良いのですが身の回りにある物3つをジャグリングします。
例えば私の場合、前記したものを並べておいて、観客に好きなもの3つを指定してもらいそれらをジャグリングします。
[コツ]
スーパー等に出向いた時には「何が投げれそうか」。そういった目で様々な商品を眺めてみてはいかがでしょうか。
足の上に落ちた時の事を考えるとあまり重い物は避けた方が無難ですが、あまり軽いものも、屋外では風に流されてしまう恐れがあるので投げにくいです。
テニスラケットは最初のうちは投げにくく、痛い思いをするかもしれませんが慣れの問題です。
観客に手拍子をしてもらいながらジャグリングするもよし、缶ジュースを選んでくれた場合には投げ終わった後にその缶ジュースをプレゼントするもよし、しょっぱなに脅かしで石の形をしたスポンジを観客の中に放り込んで笑いをとるもよし、演出の余地はかなりありそうですね。
ラケットやバットを投げる場合高さが必要ですが、普通の家の中でも天井にぶつからないようにジャグリングが出来るようにしておいた方が良いと思います。例えば幼稚園の教室の天井は普通の家並みに低いですよ。
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- 【クッキング・ジャグリング】
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[用意するもの]
フライパン、生卵、トーチ、ガソリン、ライター
[演技]
フライパンと生卵と火のついたトーチをジャグリングして、フィニッシュはフライパンの上に生卵を落とします。
当然卵は割れて白身と黄身がフライパン上にひろがります。
そこでもう一方の手で持っているトーチの火をフライパンの下に持っていき、フライパンを熱して卵料理をする仕草をして終了します。
[コツ]
どんなフライパンが良いかは、いろいろな種類をスーパー等で実際に手にとって選びましょう。
私の場合は直径16cmの円形の目玉焼き用のフライパンを使っています。
ただこれは柄(取っ手)がプラスチック製だったので、他のフライパンに付いていた木製の柄と交換して使っています。
生卵を使っての練習はできないので、普段は後記する手品で使う卵の形をしたギミックに、本物の卵と同じ重さになるように粘土を詰めて練習しました。
[その他]
マジック(奇術)と組合せてこんな演出はどうでしょうか。
-
シルク1枚を観客に示し、手の中に丸め込むと何と卵になってしまいます。
でもアレレ!?シルクが少し見えています・・・・ここでタネが観客にばれてしまいます、というかばらしてしまいます。(市販の手品「卵になるハンカチーフ/テンヨー」)
でも、気を取り直して「卵」と「フライパン」と「火のついたトーチ」でジャグリングをします。
フィニッシュは右手のフライパン上に卵を落として、左手のトーチでフライパンを熱して卵料理をするという形で終わりますが、フライパンにのっている卵を見てみると何と本物の卵が割れて白身と黄身が殻の中から出ているではありませんか!!
いつギミックの卵と本物の卵が入れ替わったのでしょう!?
(すり替えの方法についてはいろいろ考えられるのでここでは割愛)
ジャグリングの面白さの後にアッと驚くどんでん返しが待っているというものです。
いかがでしょうか。
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- 【かぶりつき・ジャグリング】
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[用意するもの]
ボール2ケ、りんご1ケ
[演技]
ボール2ケとりんご1ケの、計3ケをジャグリングしますが、ジャグリングをしながらりんごを一口づつかじっていくというコメディタッチのものです。
[コツ]
お風呂場で練習しましょう。
[その他]
実はこのジャグリング「Eating An Apple」は奥の深いもので、正確さはもちろんの事、不快にならない程度の下品さを交えつつ、スピーディにかつユーモラスに演じなければ本当の楽しさは表現できないかもしれませんが、まっ、プロではないのであまり深く考える必要はないと思いますが。
でもこれはフィニッシュをどうするかが一番の問題ですね。
あるプロの演技は様々なトリックをしながらりんごをかじっていき、最後はりんご自体が無くなってしまい、手元に残ったのはボール2ケだけというものでした。
こんなエンディングはどうでしょう。
-
太めの針金で輪をつくりスーパーのビニール袋をつけてゴミ袋とします。このゴミ袋を体の腰の高さで背中に、紐やベルトを利用して固定します。
演技終了時に、かじりカスのりんごを体の後方へ投げ上げゴミ袋の中へ入れます。
ゴミは自分で持ち帰ろう。
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ボランティアに本当のゴミ箱を演技中に持っていてもらい、終了時にボランティアめがけてカスりんごを放り投げてゴミ箱でキャッチしてもらう。
たぶんボランティアは、りんごが飛んできたら逃げ出してしまいうまくいかないだろうな。(やったことないけど)
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- 【メタモルフォーゼ・ジャグリング】
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[用意するもの]
ボール3ケ、クラブ3本(または火のついたトーチ3本)
[演技]
足下にクラブ3本(または火のついたトーチ)を置いておき、まずボール3ケのジャグリングを始めてジャグリングの最中に、膝を地面につきボール1ケを地面に置くと同時にクラブ1本を拾い上げてジャグリングを続けます。
次にボール2ケとクラブ1本のジャグリングをしていて、同じようにボール1ケを地面に
置き、クラブ1本を拾い上げます。
またまた同じようにボール1ケとクラブ2本のジャグリングの最中に、最後のボールをクラブと交換して、最後はクラブ3本のジャグリングで終了です。
[コツ]
どういうタイミングでボールとクラブをすり替えるのか判断しやすくするために、最初は3色(例えば青、黄、赤とか)のクラブを使って練習すると良いと思います。
同一色のクラブだったらビニールテープを巻き付けて色分けすると良いでしょう。
[その他]
この演出は「七変化・ジャグリング」で、どんどんジャグリングする内容(物)が変化していくという具合に応用できるかもしれませんね。
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- 【マジカル・ジャグリング】
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[用意するもの]
新聞紙9枚、はさみN本(最悪N=2本、最良N=6本)、セロハンテープ
[演技]
キッズショー向けのマジックに、ジャグリングをツカミに取り入れた演出です。
まずあらかじめ用意してある丸めて筒状にした新聞紙3本でジャグリングをします。
ジャグリング後に、はさみで筒状の新聞紙を半分に切って高さ半分の新聞紙の筒を6本作り、1本を残して5本をボランティアの子供たち5人に1本づつ配ります。演者と同じ事をするようボランティアに指示し、新聞紙に何回かはさみを入れていくと、新聞紙の筒が何とクリスマスツリー(あるいは、ハシゴ)に大変身!!
新聞紙の筒にはさみを入れて、クリスマスツリーあるいはハシゴを作るマジック(マジックとは言い難い)は有名ですが、ほとんどの子どもは知らないので喜びます。
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参考文献:ゼンジー北京のマジック−子どもに見せる手品集−/ひかりのくに株式会社/税込み
2,000円/1993年8月初版/ISBN4-564-60052-4
[コツ]
新聞紙の巻き方について
- 新聞紙を長方形とした場合、短辺が高さになるように巻きます。
- 1本の筒に新聞紙3枚を使いますが、3枚の四隅をぴたりと合わせて3枚一緒に巻くのではなく、1枚づつ巻いていき、巻き終わり近くにもう1枚を重ねながら巻いていく方が良いです。
- 固く巻いた方がジャグリングはしやすいのですが、固く巻きすぎると切りにくくなるので注意して下さい。
小学低学年以下の小さな子にはできないでしょう。小学中〜高学年くらいかな。
[その他]
破れた新聞紙の復活、水が消えてしまう新聞紙など新聞紙を使ったマジックというのはよく見かけますが、これらのマジックはネタが仕込まれていたり、新聞紙を丸めておく必然性が無いことから、ツカミとしてこのジャグリングの演出は不適当でしょうね。
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- 【バスケット・ジャグリング】
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[用意するもの]
バスケットボール3個
[演技]
単にバスケットボール3個のジャグリングです。
小学校の体育館でパフォーマンスをした時に、ショーの時間以外に遊びがてら体育館にあったバスケットボールでジャグリングをしていたら、結構子ども達はチャレンジしたりして喜んでいました。
[コツ]
ボールが大きくやりにくいですが、最初の一投、二投目が上手くいけばあとは同じ要領で投げ続けることが出来るでしょう。
1個は右手の手のひらの上、あとの2個は左手と胸とで押さえ込むように保持します。
一投目はカスケードだからといって左上に投げ上げるのではなく、右手から垂直線上、つまり右手の手のひらの真上にやや高めに投げ上げます。
すばやく右手でもう一個のボールを手のひらにのっけて、二投目は通常のように左上に投げ上げます。
最後の一個を左手で右上に投げ上げ、最初の一投目は右手で受けるようにすれば、通常のカスケード状態に入ります。
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- 【アンブレラ・ジャグリング】
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[用意するもの]
観客のこうもり3本
[演技]
こうもり傘3本のジャグリングです。
パフォーマンスをはじめるつかみとして、観客からこうもり傘を3本借りてジャグリングをします。これだけでも結構注目を集めます。
でも雨がやんだ時とか、雨が降り出しそうな時とか、観客が都合良くこうもり傘を持っているような状況っていうのはあまりないでしょうね。
[コツ]
クラブのジャグリングが出来れば苦労せずに楽に出来ます。
ただし傘は、観客から借りただけに地面には絶対落とせないので要注意。
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- 【インタラクティブ・ジャグリング】
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[用意するもの]
ボール4個
[演技]
観客1人にボールを1個持ってもらい、演者と向かい合うように立っていてもらいます。
観客の居場所は、移動してもらわずその場で立ってもらっても、ステージ側に出てきてもらっても構いません。演者との観客との距離は3m位が良いでしょう。
演者がジャグリングをしていて、そのうちの1個をその観客めがけて投げるのと同時に、観客も手持ちのボール1個を演者めがけて投げます。要するに同時にボールを投げ合うわけです。投げ方はお互いアンダースローです。
演者は飛んできたボールを受けながらジャグリングを続けます。
詳しく書きます。
観客にボールを投げると、右手に1個、左手に1個ボールが残ります。観客からのボールが飛んできたら右手のボールをカスケード投げの要領で左上空中に放り、観客のボールを右手で受け取ります。このようにしてジャグリングを続けるわけです。
くれぐれも3個のボールを一旦両手で溜めてからジャグリングをはじめるような事はしないで下さい。面白くも何ともないから。
ボールを投げ合うタイミングは、演者が「ハイッ!」とでもかけ声をかけましょう。
[コツ]
一人での練習方法は、バウンシング用のボールを使って、例えばコンクリート壁にボールを投げつけ、跳ね返ったボールを受けながらジャグリングが続けられるようにしましょう。
それが出来ればパートナー相手の実践練習ですね。
[その他]
ボランティアは一人でなくても二人でも良いでしょう。1対1ではなくて1対2というフォーメーションです。
実際に演る前に、ボランティアである観客とかけ声をかけてボールの投げ合いだけの練習を数回しましょう。この時はもちろん演者はジャグリングはしていません。
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- 【ファイヤーボール】
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[用意するもの]
ファイヤーボール3個、燃料、ライター
ファイヤーボールとは、球状に巻かれた金属コイルの中心部分に灯心が付けられているもので、灯心に燃料を注入して火をつければ、文字通り「火の玉」になります。
金属コイルにはシリコンがコーティングされてあり、耐熱性を確保しています。
[演技]
暗闇で3ボールジャグリングをします。大受けです。
[コツ]
素手で持つには熱いので手袋をしましょう。(私の場合、暗闇では目立たないように黒色の軍手をはめています)
常に一定の燃料を注入できるように、燃料は一旦、(名前は何と言うのでしょう)目盛り付きのスポイトの大きいやつで吸い込んでから、灯心に注入するようにします。
これは園芸店で購入できます。
それと火をつけるのは、チャッカマンのようなライターがやりやすいですね。
[その他]
火の取り扱いにはくれぐれも注意して下さい。
- 水の入ったバケツや消火器を用意しておきましょう。
- 燃料を注入しすぎて、投げている時に飛び散らないように。
- ファイヤーボールが観客の方に飛んでいかないように。
- 軍手は耐火性ではないので、あまり長い時間演らないように。
- その他、「たいまつ・ジャグリング」の項の注記も参照して下さい。
その他気づいたこと。
- 暗闇の中では手元というか道具自体が見えないので(火は見えるけど)、昼間で演る場合と夜間で演る場合とは環境的に全くの別モノなのです。
- ファイヤーボールは、ビーンバッグに比べると非常に軽いので扱いにくく不安定と感じるかもしれません。
- トーチやファイヤースティックと異なる点は、「火自体」を掴みにいくということでしょうか。
燃料を選び、火を小さくして投げ方や持ち方を工夫すれば、素手でも操れるようです。
私も最初は挑戦してみたのですが、「火の玉」を掴もうとすると、自分の意志に反して、掴んだ瞬間、熱いと感じる以前に手が勝手にボールを放り投げているのに気づきます。
これは本能的なモノなのでしょうか。それはそうですよね、普段あえて火を掴もうなんて事はしませんからね。やはり熱くないと分かっていても、火を掴もうとすると反射的に手を引いてしまうようです。練習で壁は越えられるのでしょうが、素手で演るには、本能(と言うか意識下に植え付けられた常識)の壁を打ち砕く必要があるようです。大袈裟かな!?
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- 【ナイフ・ジャグリング】
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[用意するもの]
ジャグリング用ナイフ3本。
[演技]
3クラブの要領でジャグリングをします。
[コツ]
クラブより若干重めですが、クラブができれば要領は同じです。
刃先は丸めてあるし、刃自体も研(と)いではいないので、切れることはありませんが、でもやはり怖いといえば怖いです。
[その他]
大道芸などでよく見かけますが、ナイフ2本とリンゴ1ヶでジャグリングをしながら、リンゴを一口ずつかじっていくという演出もあります。ただし安定かつ確実にするには少々というかかなり練習は必要です。
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