アート見物記(1996年以前)
ん〜、何を観て何を感じたかを記録しておくという行為は、非常に価値のあることだと最近痛感しています。もっと以前から記録しておくべきでした。
今となっては何を観たのかすら定かではありません。
- 公演名 :東西落語名人会(桂志ん朝、桂枝雀)
- 行った日:1996年(H8)12月21日(土)
- 開催場所:横浜市栄公会堂
- 主 催:栄区古典芸能鑑賞事業運営委員会
- 入 場:S席5,000円、A席4,000円
- 公演名 :魔法の音楽劇 ザナドゥ
- XANADU
- 行った日:1996年(H8)12月20日(金)
- 開催会期:1996年(H8)12月20日〜25日
- 開催場所:原宿クエストホール
- 主 催:カラコルム
- 入 場:5,000円
- 公演名 :横浜アートLIVE(SASUKE)
- 行った日:1996年(H8)11月14日(木)
- 開催場所:みなとみらい21地区特設テント
- 主 催:横浜市、他
- 公演名 :横浜アートLIVE(マルセ太郎)
- 行った日:1996年(H8)11月7日(木)
- 開催場所:みなとみらい21地区特設テント
- 主 催:横浜市、他
- 公演名 :横浜アートLIVE(林家二楽・紙切り)
- 行った日:1996年(H8)11月6日(水)
- 開催場所:みなとみらい21地区特設テント
- 主 催:横浜市、他
- 公演名 :大道芸ワールドカップ in 静岡
- 行った日:1996年(H8)11月2日(土)
- 開催会期:1996年(H8)11月1日〜4日
- 開催場所:静岡市駿府公園、市内各所
- 主 催:静岡市・大道芸ワールドカップ実行委員会
- 公演名 :鎌倉マジシャンズクラブ奇術大会
- 行った日:1996年(H8)10月6日(日)
- 開催場所:鎌倉芸術館小ホール
- 主 催:鎌倉市
- 入 場:無料
- 公演名 :木下大サーカス
- KINOSHITA CIRCUS
- 行った日:1996年(H8)7月31日(水)
- 開催会期:1996年(H8)6月9日〜8月27日
- 開催場所:横浜みなとみらい21
- 主 催:読売新聞社、日本テレビ、報知新聞社、ラジオ日本
- 入 場:2,700円(大人)、1,700円(子供)
- 公演名 :ファンタージャ
- MUSICAL CIRCUS
- 行った日:1996年(H8)5月18日(土)
- 開催会期:1996年(H8)3月29日〜6月9日
- 開催場所:臨海副都心・有明南地区イベント広場
- 主 催:朝日新聞社、テレビ東京
- 入 場:SS席6,000円、SA席5,000円、A席3,500円
- 公演名 :第20回・野毛大道芸ウィーク
- 行った日:1996年(H8)4月20日(土)
- 開催会期:1996年(H8)4月17日〜21日
- 開催場所:野毛本通り、柳通り
- 主 催:野毛地区街づくり会
- 公演名 :アレグリア
- AKLEGRIA
- 行った日:1996年(H8)4月13日(土)
- 開催会期:1996年(H8)3月22日〜9月8日
- 開催場所:国立代々木競技場オリンピックプラザ・ホワイトシアター
- 主 催:フジサンケイグループ
- 入 場:ローヤルシート10,000円、S席8,500円、A席(自由席)5,000円
- 公演名 :ボリショイサーカス
- Bolshoi Circus
- 行った日:1996年(H8)2月9日(金)
- 開催会期:1995年(H7)12月16日〜1996年(H8)2月18日
- 開催場所:BIG EGG CITY 東京ドーム前特設テント
- 主 催:読売新聞社、日本テレビ放送網、報知新聞社
- 入 場:入場券3,000円、S席指定+1,800円、A席指定+1,500円
- 公演名 :東西落語名人会(桂米朝、柳家小さん)
- 行った日:1995年(H7)11月25日(土)
- 開催場所:横浜市栄公会堂
- 主 催:栄区古典芸能鑑賞事業運営委員会
- 入 場:S席5,000円、A席4,000円
公演名 :中国スーパー雑技
- 行った日:1995年(H7)11月4日(土)
- 開催場所:横須賀芸術劇場
- 主 催:(財)横須賀シアターセンター
- 入 場:2,500円(指定)
- 公演名 :大道芸ワールドカップ in 静岡
- 行った日:1995年(H7)11月?日
- 開催会期:1995年(H7)11月2日〜5日
- 開催場所:静岡市駿府公園、市内各所
- 主 催:静岡市・大道芸ワールドカップ実行委員会
- 公演名 :ブラケッティ
- Arturo Brachetti
- 行った日:1995年(H7)10月30日(月)
- 開催会期:1995年(H7)10月30日・31日
- 開催場所:ラフォーレミュージアム原宿
- 主 催:ラフォーレ原宿
- 入 場:4,500円
- 公演名 :ビバ!ミュージカルサーカス
- MUSICAL CIRCUS
- 行った日:1995年(H7)10月16日(月)
- 開催会期:1995年(H7)?月?日〜?月?日
- 開催場所:幕張海浜公園内自由広場
- 主 催:「ビバ!ミュージカルサーカス」グリーンシンフォニー
- 入 場:S席4,500円
- 公演名 :インド大魔術団
- The Great Indian Magic Show
- 行った日:1995年(H7)8月26日(土)
- 開催場所:よこすか芸術劇場
- 主 催:財団法人横須賀シアターセンター
- 入 場:S席2,500円
- 公演名 :上海雑技団
- 行った日:1995年(H7)?月?日
- 開催会期:1995年(H7)8月15日〜10月15日
- 開催場所:横浜プリンスホテル
- 入 場:?円
- 公演名 :天保山パフォーマンスフェスティバル
- 行った日:1995年(H7)8月5日(土)〜6日(日)
- 開催会期:1995年(H7)8月?日〜8月?日
- 開催場所:大阪・天保山ハーバービレッジ
- 主 催:天保山マーケットプレース
- 公演名 :ボリショイサーカス
- 1995 BOLISHOI CIRCUS
- 行った日:1995年(H7)8月2日(水)
- 開催会期:1995年(H7)8月?日〜8月?日
- 開催場所:横浜文化体育館
- 主 催:神奈川新聞、テレビ東京
- 入 場:S席5,000円
- 公演名 :ストリートサーカス・フェスタ'95
- 行った日:1995年(H7)4月30日
- 開催会期:1995年(H7)4月29日〜5月7日
- 開催場所:ナムコワンダーエッグ・たまご帝国
- 主 催:ナムコワンダーエッグ・たまご帝国
- 入 場:?円
- 公演名 :第19回・野毛大道芸ウィーク
- 行った日:1995年(H7)4月22日(土)
- 開催会期:1995年(H7)4月18日〜23日
- 開催場所:野毛本通り、柳通り
- 主 催:野毛地区街づくり会
- 公演名 :ティンゲルタンゲル'94「吠えるシルク・バロック」
- 行った日:1995年(H7)1月13日
- 開催会期:1995年(H7)1月5日〜15日
- 開催場所:Bunkamuraシアターコクーン
- 主 催:Bunkamura
- 入 場:S席6,000円、A席5,000円
- 公演名 :ボリショイサーカス
- BOLSHOI CIRCUS
- 行った日:1995年(H7)1月4日(水)
- 開催会期:1994年(H6)12月17日〜1995年(H7)2月19日
- 開催場所:BIG EGG CITY 東京ドーム前特設テント
- 主 催:読売新聞社、日本テレビ放送網、報知新聞社
- 入 場:入場券3,000円、S席指定+1,800円、A席指定+1,500円
- 公演名 :年忘れ寄席芸{色物競演}
- 行った日:1994年(H7)12月20日(火)
- 開催場所:神奈川県民ホール
- 主 催:ハマ音
- 入 場:?円
- 公演名 :フィリップ・ドゥクレフ&カンパニーD.C.A.
- 行った日:1994年(H6)12月16日(金)
- 開催会期:1994年(H6)12月16日〜18日
- 開催場所:神奈川県民ホール
- 主 催:財団法人神奈川芸術文化財団
- 入 場:S席7,000円、A席6,000円、B席5,000円、C席4,000円、D席3,000円
- 公演名 :大道芸ワールドカップ in 静岡
- 行った日:1994年(H6)11月3日
- 開催会期:1994年(H6)11月3日〜6日
- 開催場所:静岡市駿府公園、市内各所
- 主 催:静岡市・大道芸ワールドカップ実行委員会
- 公演名 :ディミトリーの夢劇場「ポーター」
- 行った日:1994年(H6)11月4日(金)
- 開催会期:1994年(H6)11月3日〜6日
- 開催場所:シアターX(カイ)・両国
- 主 催:シアターX(カイ)・両国
- 入 場:4,500円
- 公演名 :ミミクリーチ
- MIMIKRICHI
- 行った日:1994年(H6)10月28日(金)
- 開催会期:1994年(H6)10月16日(新潟)、24日(小倉)、27〜29日(原宿)
- 開催場所:ラフォーレ原宿
- 主 催:ラフォーレ原宿
- 入 場:4,500円
- 公演名 :メルヴェイユ
- Canadian Fantasy Circus MERVEILLE
- 行った日:1994年(H6)10月24日
- 開催会期:1994年(H6)10月7日〜11月28日
- 開催場所:宝塚ファミリーランド・イベントホール
- 主 催:読売新聞大阪本社、読売テレビ、報知新聞社、阪急電鉄
- 入 場:3,000円(おとな)、2,000円(子供)
- 公演名 :第18回・野毛大道芸
- 行った日:1994年(H6)10月2日
- 開催会期:1994年(H6)10月1日〜2日
- 開催場所:野毛本通り、柳通り
- 主 催:野毛地区街づくり会
- 公演名 :ボリショイサーカス
- 1994 BOLSHOI CIRCUS
- 行った日:1994年(H6)8月6日(土)
- 開催会期:1994年(H6)8月3日〜8月8日
- 開催場所:横浜文化体育館
- 主 催:神奈川新聞、テレビ東京
- 入 場:S席5,000円
- 公演名 :第19回FISM'94横浜
- 行った日:1994年(H6)7月25日(月)〜30日(土)
- 開催会期:1994年(H6)7月25日(月)〜30日(土)
- 開催場所:パシフィコ横浜コンベンションセンター
- 主 催:FISM'94横浜大会事務局
- 入 場:55,000円
- 公演名 :ゆびぶえフェスティバル
- 行った日:1994年(H6)5月27日(金)
- 開催場所:安田生命ホール
- 主 催:指笛楽友会
- 入 場:?円
- 公演名 :大道芸遊学塾発表会
- 行った日:1994年(H6)5月12日(木)
- 開催場所:赤坂プレイBOX
- 主 催:カルチャーワークス
- 入 場:?円
- 公演名 :第5回大演芸まつり「太神楽曲芸・そのすべて」
- 行った日:1994年(H6)5月8日(日)
- 開催場所:国立劇場演芸場
- 主 催:日本演芸家連合
- 入 場:3,000円
- 公演名 :関東草笛の会・春季草笛コンサート
- 行った日:1994年(H6)5月1日(日)
- 開催場所:昭和記念公園
- 主 催:昭和記念公園
- 公演名 :サルティンバンコ
- SALTiMBANCO
- 行った日:1994年(H6)4月29日(金)
- 開催会期:1994年(H6)3月11日〜?
- 開催場所:国立代々木競技場オリンピックプラザ・特設テント
- 主 催:フジテレビジョン
- 入 場:ローヤルシート11,0000円、S席8,500円、A席(自由席)5,000円
- 公演名 :野毛大道芸
- 行った日:1994年(H6)4月?日
- 開催会期:1994年(H6)4月16日〜17日
- 開催場所:野毛本通り、柳通り
- 主 催:野毛地区街づくり会
- 公演名 :フレッシュ・マジック・フェスティバル
- 行った日:1994年(H6)3月27日(日)
- 開催場所:国立劇場演芸場
- 主 催:
- 入 場:2,300円
- 公演名 :大道芸ワールドカップ in 静岡
- 行った日:1993年(H5)11月3日
- 開催会期:1993年(H5)11月3日〜7日
- 開催場所:静岡市駿府公園、市内各所
- 主 催:静岡市・大道芸ワールドカップ実行委員会
- 公演名 :しゃぼん玉ボーイズ(ケイちゃん、エイちゃん)
- 行った日:1993年(H5)10月10日
- 開催場所:港南台高島屋屋上
- 入 場:無料
- 公演名 :野毛大道芸
- 行った日:1993年(H5)10月?日
- 開催会期:1993年(H5)10月2日〜3日
- 開催場所:野毛本通り、柳通り
- 主 催:野毛地区街づくり会
- 公演名 :関東草笛の会・春季草笛コンサート
- 行った日:1993年(H5)5月2日
- 開催場所:昭和記念公園
- 主 催:昭和記念公園
- 公演名 :木下大サーカス
- KINOSHITA CIRCUS
- 行った日:1993年?月?日
- 開催会期:1993年(H5)3月14日〜5月16日
- 開催場所:南千住駅前
- 主 催:読売新聞社、日本テレビ放送網、報知新聞社
- 入 場:2,500円(大人)、1,500円(子供)
- 公演名 :キグレ New サーカス
- KIGURE New CIRCUS
- 行った日:1993年(H5)4月5日(月)
- 開催会期:1993年(H5)3月6日〜4月5日
- 開催場所:相模原麻溝公園
- 主 催:産経新聞社
- 入 場:2,600円(大人)、1,300円(子供)
- 公演名 :スーパーイリュージョン VS モスクワ国立ボリショイサーカス
- SUPER ILLUSION
- 行った日:1993年(H5)2月27日(土)
- 開催会期:1993年(H5)2月26日〜27日
- 開催場所:千葉ポートアリーナ
- 主 催:テレビ東京
- 入 場:S席5,000円、A席4,000円、B席(自由席)3,000円
- 公演名 :田村大三・指笛講習会
- 行った日:1993年(H5)2月23日
- 開催場所:田村大三さん宅
- 入 場:2,000円
- 公演名 :板橋マジック・シンポジウム
- 行った日:1992年(H4)11月?日
- 開催場所:?
- 公演名 :大道芸ワールドカップ in 静岡
- 行った日:1992年(H4)11月3日
- 開催会期:1992年(H4)10月31日〜11月3日
- 開催場所:静岡市駿府公園、市内各所
- 主 催:静岡市・大道芸ワールドカップ実行委員会
- 公演名 :デビッド・カッパーフィールド
- THE MAGIC OF DAVID COPPERFIELD
- 行った日:1992年(H4)8月27日(木)
- 開催会期:1992年(H4)8月26日、27日、28日(名古屋)、31日(大阪)
- 開催場所:東京ベイ N.K.ホール
- 主 催:テレビ東京、TOKYO FM
- 入 場:A席7,000円
- 公演名 :デビッド・カッパーフィールド
- THE MAGIC OF DAVID COPPERFIELD
- 行った日:1992年(H4)8月26日(水)
- 開催会期:1992年(H4)8月26日、27日、28日(名古屋)、31日(大阪)
- 開催場所:東京ベイ N.K.ホール
- 主 催:テレビ東京、TOKYO FM
- 入 場:SS席13,000円
- 公演名 :デビッド・カッパーフィールド
- avid Copperfield
- 行った日:1990年(H1)4月6日(金)
- 開催会期:1990年(H1)4月6日(金)
- 開催場所:東京ベイ N.K.ホール
- 主 催:パックス・コーポレーション
- 入 場:15,000円
- 公演名 :リングリングサーカス
- RINGLING BROS. AND BARNUM & BAILEY CIRCUS
- 行った日:1989年(H1)9月2日
- 開催会期:1989年(H1)?月?日〜?月?日
- 開催場所:ザ・ビッグトップ(新橋)
- 主 催:テレビ朝日
- 入 場:S席5,700円
- 公演名 :リングリングサーカス
- RINGLING BROS. AND BARNUM & BAILEY CIRCUS
- 行った日:1988年(S63)9月10日(土)
- 開催会期:1988年(S63)?月?日〜?月?日
- 開催場所:ザ・ビッグトップ(新橋)
- 主 催:NTT、佐川急便
- 入 場:S席5,700円
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【サーカス(サスケ)】
「横浜アートLIVE」という催し物が、10月1日から11月15日の間、横浜みなとみらい21の敷地内に100人位で満員になってしまうような小さなテントを張り、開催されていました。
大道芸や遊園地などのイベントで活躍しているサーカス芸を演じる男性3人女性2人のユニットです。
出し物は一つの物語に沿って、様々なサーカス芸を披露するのですが、なんせ人数が少ないので一人でいくつもの芸をこなすので大変です。(1時間半公演でした)
演目は、スティルト、ロープ吊り、アクロバット、揺り一丁撞木(ブランコ)、シーソー、5丁椅子、トランポリン(彼らのもっとも得意とする芸)、ジャグリングでした。
シーソーは面白かった。
全長5m程の巨大シーソーで、360度回転します。つまりシーソーが設置されている高さは少なくとも5mの半分の2m50cm以上はあるわけです。そしてシーソー自体は板ではなく梯子でできています。
両端に女性がそれぞれ乗り一人が逆立ちなど様々なポーズを取っている最中、もう片側の女性がシーソーを水平に保つべく体重をわずかに移動させたりしてバランスをとっています。
消防隊の出初め式で見られるはしご乗りのシーソー版といったところでしょうか。フィニッシュは二人が梯子にへばりつくようにして、シーソーを360度、かなりの速さで回転させます。間近で見ると迫力あり。
全体を通して観れば十分楽しめました。同じ人が何回も出てくるので顔を覚えるし、親しみがわいてくるのが不思議ですね。
クラウン役の男性はこの物語の主人公役で最初から出ずっぱり。
初めは今一つ受け入れなれなかったのですが、次第に彼のキャラクターが気に入ってしまいました。
それは演者と観客の距離が数m程度なので、演者の汗一粒一粒が見えて好感が持てるというのも理由でしょう。
(余談)この公演を観たのがきっかけで、'97年の慶應連合三田会大会に出演していただくことになった次第です。
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【立体講談?(マルセ太郎)】
「スクリーンのない映画館」ではなく、新国劇の誕生とその十八番である「国定忠治」が生まれるまでの過程を、沢田正二郎と殺陣師・段平とのお互いの葛藤を交えて熱く語ってくれました。
申し訳ありませんが、文章表現力のない私には彼の芸を説明できません。
もし彼の芸を観る機会があれば逃さずに是非ご覧下さい。カテゴリー的にもどの分野にも属さず、彼の芸はまさしく彼しか演じられません。
久しぶりに人の話を聴くという快感を味わいました。
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【紙切り(林家二楽)】
寄席の色物ではなく、単独公演で時間がたっぷりあるせいか、お客さんからの注文の紙切りは普段より手の込んだ作品に仕上げていました。また実験的な演出も試行していました。
例えばOHPプロジェクターを使ってスクリーンに紙切り作品を影絵のように映し出します。ひとつのストーリーをもたせた影絵劇場や、紙切りをほどこした何十mもある長い紙を映し出したりと伝統芸能とは言えいろいろ苦心しているようです。
最後は実兄桂小南治落語「まんじゅうこわい」に合わせて、話に出てくる「物」を紙切りで表現。ただしほとんどは事前に切ってありましたが。
立体紙切りなんていうのもありますが、今回は見れませんでした。
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【ストリートサーカスフェスタ'95】
4月30日に世田谷区にある都市型テーマパークのナムコワンダーエッグに行ってきました。
ワンダーエッグではストリートサーカスフェスタ’95という催し物を開催しています。クラウンがジャグリングやバルーンを教えてくれる「クラウンアカデミー」やシルクバロックがおよそ10m四方の場所でジャグリングや空中ブランコを見せてくれる「ストリートサーカスショー」など、一日中遊べました。(^_^)
シルクバロックは渋谷のシアターコクーンでも公演をしていましたが、野毛でおなじみのタゲさんを団長とするフランスで様々な試みをしているサーカスユニットですが、このような青空のもとでみるサーカスも面白い。
内容はジャグリングと空中ブランコですが、命綱もネットも無い環境下でのブランコはスリリングです。
ジャグリングはボール(3->4->5->6->7)、クラブ(3->4->5、パッシング)、ユニサイクルで上のトーチ、ファイヤースティック等ですが、テクニックもさることながら感心したのは、360度に位置する観客に対してまんべんなく芸を見せる余裕というか演技の流れは、彼らが真の大道芸人である事の証明でしょう。
これは単純に同じ演技を、例えば北向きの観客と南向きの観客に見せる、つまり同じ事を2回するという事ではなく、徐々に回転する体の動きの中で無理なく自然に演技を変化させつつ見せて、後ろの観客の「何やってんだろう?」というストレスを生じさせないよう配慮しているようです。
こらは出来そうで出来ない事だと思います。
もちろんそれだけではなく存分にユーモアを交えていることは言うまでもありません。
直立不動で生真面目になりがちな日本のパフォーマーには参考になります。
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【ディミトリー】
ここは収容200名ほどの小じんまりとしたホールです。
2部構成になっていて前半は皿廻し、ローラーバランスなどのアクロバット的な芸をおりまぜながらのクラウン芸で観客を楽しませてくれます。
後半では駅のポーターの格好をして楽器が入っている6個のトランクを手押し車に載せて登場。トランクの中から次々と取り出した楽器をおもしろおかしく演奏します。出てくる楽器は小さなアコーディオン(楽器名不明)×2、ギター×1、クラリネット×1、トランペット×1、ソプラノサックス×2、小さなサックス(楽器名不明)×2です。
サックスを4本いっぺんにくわえて演奏したりします。
あっ、誤解して頂きたくないのですが、彼の魅力はアクロバティックな芸にあるわけではありません。
私はマイムもクラウニングもあまり観た事がないのでなんとも表現できないので申し訳ありません。
ただ想像してみて下さい。舞台に一人だけ出てきて、観客をあげる事もなく、かつ一言もしゃべらずに120分もの間、ホールにいる全員をひきつけて、笑わせられることができる芸なんですよ。
クラウンの最高峰と言われるわけです。
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【ミミクリーチ】
ここは収容150名ほどの小じんまりとしたところで折り畳み椅子を並べた会場でした。
ミミクリーチは5回目の来日公演ということです。
前半
- オープニング
メンバー全員(クラウン4人+セイゲル夫婦)によるダンス。
- ダイスジャグリング
全裸に近い男性(セイゲルさん)が一辺が2m弱ぐらいのパイプで組み立てられた立方体を振り回す前衛的なジャグリング。これを観ただけでも来たかいがありました。
- ディスプレイダミー
ティナレナートさんのマジックと似たシチュエーション。女性(セイゲルさん)のマネキンが動きだしハンガーにかかった服(タキシード)との束の間の恋を表現。女性がタキシードの袖に片手を通してマイムを演じる。マジックはしませんでした。
- 道化芝居
- 蛍光ロープによるアート
3mほどの2本のロープのはじを人が持って振り回すことによって抽象的な造形をかもし出す。暗闇の中で黄色と緑色の蛍光ロープが輝き描き出すアートは結構綺麗でした。
- エアーチューブファイティング
4人の道化師がそれぞれ大きさの違うタイヤを一つづつ持っての道化芝居。
- セイゲル夫婦によるダンス
2人とも顔のメイクも含め体の右半分を男装、左半分を女装といういでたちでお互い向き合ってダンスをする。上手下手が入れ替われば違ったペアの誕生、つまり2組の男女ペアがダンスをしている楽しさが演出されます。
- ダンス
クラウン4人によるブレイクダンス
後半
舞台中央に幅6m程度高さ4m程度の白紙を張った状態で紙の後ろからライトを当てて影絵芝居を演じる。そのうちドタバタしはじめて何やら舞台はドリフターズ風になっていく。
最後は紙を破いてたくさんのゴミを作って観客席にまき散らすなど、訳が分からなくなってきた。(^_^;)
さすがに後半になる頃には正直言って飽きてきたけど、箸が転がっても笑えるような若い観客が多いせいか始終うけていました。何でそんんなにも笑えるのかおじさんには不可解でした。
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【メルヴェイユ】
数百人で一杯になるような小規模なイベントホールでの公演でした。観客は平日ということもあり中年のおっさんはチャン助ぐらいで、後は幼稚園の団体が多かったです。
前半
- オープニング
- 三脚を使ってのアクロバット(男性1人)
- ロープに大きめの輪が一つぶら下がっていてその輪を使ってのアクロバット(女性1人)
- サイクルアクロバット(男性1人)
- サイクルアクロバット(8人)
1台の自転車に最大8人乗っての滑走
- ストラップスウィング(男性1人、女性1人)
後半
- ワイヤー(女性1人)
- ラダー(男性1人)
- 一丁ブランコ(男性1人)
- ハンド・トゥ・ハンド(男性3人)
- ジャグリング(女性1人)
見たこともない道具を使っていました。片方におもりとなるような球、もう片方には羽毛らしき物が付いている50cmほどの棒を使って、3本から順に数を増やして6本までのジャグリング。
- ジャグリング(6人)
クラブのパッシング
- フィナーレ
シルク・ド・ソレイユの生みの親であるギー・カロンさん総合演出を担当、カナダの国立サーカス学校「エコール・ナショナル・ド・シルク」の卒業生を中心としたメンバーによる全く新しいサーカスショーで、宝塚公演のために、音楽、衣装、照明から振り付けに至るまで、全く新しくデザインされたとの事。
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【ボリショイサーカス】
第一部
- 空中アクロバット
- ジャグリング
女性1人、男性3人の計4人による12〜16本のクラブパッシング。
何がどうなっているのかクラブの動きが全然わかりませんが楽しい。
基本的にはチームのフォーメーションとしては1対3、(独立型2対2)×2組、(連鎖型1対2)×4組などでした。(注;勝手につけた名前だよ。)
印象的だったアクトは、中央に置いた高さ1m位の円形の台の縁に12本のクラブを立てて、台の上に乗った女性が順番に1本づつ蹴って、それを男性が受けとめてなんだかんだで(^_^;)パッシングをはじめるというものでした。
- バランス・アクト
- 犬のサーカス
- マジック
- 棒上バランスアクト
- フラフープ
- 熊のサーカス
熊が調教師無しにいきなり出てきて芸を始めます。前半部分は調教師はほとんど関わらずに熊が勝手に芸を演っているという感じで、これは結構驚きですね。
第二部
- 空中ブランコ
- マジック
いろいろ演目がありましたが、衣装の早変わりも演っていました。これって今のマジック界で流行っているんですかねえ。FISMでも多く見られましたが、子供や女性(子供のお母さん)が多いサーカスでは結構うけていました。(^_^)
安田悠二&M2D が演ったような花吹雪(?)の中での早変わりも演じられていました。
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【FISM'94】
FISM’94でのジャグリング関連のパフォーマンスの報告。
- マイケル・グードウさん
技術的にビックリするようなものは無かったけど面白いわ!(^_^)
演技の大きな波小さな波がはっきりしていてユーモアもあるし、とにかく観客を 引き込んで離さないあたりはさすがですね。
ジャグリングのアクト内容は以下の通り。
- どでかいクッション(なんて言うんだっけ?)3つによるカスケード。
- 3ナイフ(カスケード、ビハインド・ザ・バック、コラムス、アンダー・ザ・レッグ、チョップス)
- おなじみの3アップル・イーティング
- トーチ、チェーンソー、ボーリングの玉によるカスケード
- トッパー・マーチンさん
この人はマジシャン?ジャグラー?全編コメディタッチです。
コメディ・リンキングリングの後にジャグリングが始まりました。
- 3ボール
落としそうで落とさず、ボールに振り回される様がとても愉快です。
- ハット
- かさ、旅行バッグ、ハットによるカスケード
これって意外と難しそう。特に傘っていうのは物自体が大きく軽いので空気抵抗が大きく回転しにくく、重心がとりにくいと思います。
- サイクル松林さん
一輪車アクト。技術的な事よりこの人のキャラクタが好きです。(^_^)
でも今回はかなり緊張していたのではないでしょうか。表情にいつものサエが無かったように思えましたが。
でも今までに見た事の無い演技がラストを飾っていました。
口に棒をくわえその棒にはさらに小さな棒を垂直に差し込んでその上で皿廻しをして、くわえている棒の先でリングを2ケ廻すと同時に、片腕にリングを3ケづつ計6ケ廻します。あっ、もちろん一輪車に乗りながらですよ。
- ミモザさん
この人はクラウン?マジシャン?全編コメディタッチです。一番笑わせてくれました。
- 3ボール、4ボール
落としそうで落とさないコメディジャグリング。しかしこのあたりの演技はトッパー・マーチンさんもそうですが、本当にじょうずでしかも心底笑わせてくれますね。
- ラックーン(うまいですねえ。おおいに笑いました)
- パントマイム(おなじみの風船マイム)
- 風船
風船の中に水を入れて、犬?を作ってしっぽに水を溜めてタバコで穴をあけて水をまき散らすという内容をちょい下品に演じていました。Roger Siegelさんの本 Bar Room Balloonsに小便小僧としての例が載っていましたが、やはりこれは場所の広さとか対象とする観客を考慮すべきでは。
- マサヒロ水野さん
- 5ボール(オープニングに発光したボールでの5ボール)
- 3ボール
- けん玉
- ヨーヨー
- コンタクト・ジャグリング
- スピニング・ボール
- シガー・ボックス
- グレッグ・フリューインさんさん(番外編)
コンテストのゼネラル部門1位の方ですがマジックもさることながら3ボールもうまいですねえ。FISMで彼の存在を知ったのは大きな収穫でした。(^_^)
3ボールジャグリングをしていてビハイン・ザ・バックをするとボールがハトになって肩ごしに飛んでくる。残りの2ケを床にバウンシングさせるとハト2羽になって床から飛び出してくる。楽しかったです。
しかし6日間マジック漬けっていうのもどうなるかと思いましたが、結構楽しいですねえ。体力的にはしんどかったけど、いわゆる拷問には全然感じませんでした。
たぶんマニアの方は観ていてもテクニック等総合的に、いわば批評家的に気を使う部分が多いのでしょうが、私の場合は気楽に単純に流すように見ていたからでしょうね。
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【太神楽曲芸・そのすべて】
- 祭りばやし
- 寿獅子舞い
- 曲独楽(やなぎ女楽、三増巳也)
やなぎ女楽さんは当協会の会長で八十ウン才だそうです。独楽の綱渡りを演られました。巳也さんは協会の新人会員でマサヒロ水野さんとコンビを組んで野毛で曲独楽を演じていましたね。
- 里神楽(松本源之助社中)
- どんつく(鏡味小仙、翁家和楽)
テレビで観るよりずっと面白かったです。特に太夫と後見とのかけ合いは漫才のようで楽しかったです。(もちろん曲芸もすばらしかったですよ)
だいたいテレビで放映される寄席芸というのは、時間と言葉に制限がありすぎて本来の芸を殺してしまうようです。
- 落語
- 曲芸バラエティー(吐家勝二&小奈美、マサヒロ水野、ボンボンブラザーズ)
勝二&小奈美さんらのコンビは皿回しをベースとしたアクロバット的な芸。
水野さんの演技は1992年の板橋マジックシンポジウムの内容とほとんど同じでした。3ボール、5ボール、スピニングボール、シガーボックス、ヨーヨー。
ボンボンブラザーズのコンビはジャグラーでしたが、ハットのパッシングなどを演って、一番面白かったのは細長い紙を鼻の上に乗せてのバランス芸。結構笑えました。(^_^)
- 町内巡り風景・曲芸づくし(全員参加)
演目は獅子と面、綾ばち、長ばち、一つまり、五つ独楽、五階茶碗、出刃皿、酒盃、傘、投げ物、などでした。
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