アート見物記(1997年下半期)
- 京劇「対花槍」「貴妃酔酒」「古城会」(1997.12.15)
- 東西落語名人会(1997.12.6)
- キグレ New サーカス(1997.11.24)
- 獅子と曲と舞い「太神楽・岳神楽」(1997.11.15)
- マービン・ハーディー氏との交流会(1997.10.13)
- アート縁日(1997.10.11)
- 家庭教育学級「野毛の大道芸」(1997.9.27)
- ディミトリー「家族の肖像」(1997.9.23)
- 映画「ロストワールド」(1997.9.14)
- 古今亭志ん朝一門会(1997.9.7)
- 夏休み親子寄席(1997.8.31)
- レニングラード国立舞台サーカス(1997.8.23)
- 映画「もののけ姫」(1997.8.17)
- ボリショイサーカス(1997.8.2)
- 第32回赤羽台団地祭(1997.7.27)
- スーパー雑技'97(1997.7.27)
- YGPナイトパフォーマンス(1997.7.25)
- 泣く子も黙るカーニバル(1997.7.21)
- サーカス&大道芸(1997.7.20)
- 京劇「孫悟空」(1997.7.5)
- ★公演名:京劇「対花槍」「貴妃酔酒」「古城会」
- ★公演場所:朝日生命ホール
- ★公演日:平成9年12月15日
- ★公演時間:19時〜16時15分
- ★入場料金:S席指定4,500円、A席指定3,500円
- ★主催:東京京劇団第七回自主公演
- ★内容:
- 「対花槍」
- 「貴妃酔酒」
- 「古城会」
- ★感想:
- 東京京劇団は、北京や上海など中国各地の京劇団で活躍していたプロの俳優(約15名)が、中国が誇る総合芸術である京劇を紹介したいという気持ちから5年前に結成されたものです。
そういった趣旨からでしょうか、一つの演目が30分程度と短めで、かつ内容的に立ち回りが見どころ、舞が見どころ、といったように京劇に疎い人でもそれぞれに分かりやすいような演目構成になっていました。
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- ★公演名:東西落語名人会
- ★公演場所:横浜市栄公会堂
- ★公演日:平成9年12月6日
- ★公演時間:13時〜16時15分
- ★入場料金:S席指定5,000円、A席指定4,000円
- ★主催:栄区古典芸能鑑賞事業運営委員会
- ★内容:
- 開口一番(柳家せん樹)
- 落語(三遊亭金時)
- 講演・寄席の楽しみ(小山観翁)
- 寄席囃子実演(小山観翁、鈴木あい、桂文々、柳家せん樹、三遊亭金時)
- 東西巨匠ビッグ随談(小山観翁、笑福亭仁鶴、古今亭志ん朝)
仲入り(10分間)
- 上方落語(笑福亭仁鶴)
- 江戸音曲吹き寄せ(三遊亭小円歌)
- 江戸落語(古今亭志ん朝)
- ★感想:
- 父と2人で行きました。
関東と関西の落語家を招いての毎年恒例の名人会ですが、会場はいつもお年寄りで満員です。こんなにもビッグな噺家の噺が聞けるのですから若い人にも来て欲しい。
毎回小山観翁さんが、落語にまつわる関東と関西の違いなどを含めて、基礎講座的なお話をして下さるので、知識としてはためになることがあるのですが、落語が好きで来場されているご年輩の方には不要かもしれません。
それと、「落語」を「古典芸能」と称することには個人的に違和感があるのですが、やはりそれほどまでに日常生活とは別世界のものになってしまったということでしょうか。
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- ★公演名:キグレ New サーカス
- ★公演場所:相模原淵野辺公園横 特設会場
- ★公演日:平成9年11月2日〜12月7日
- ★公演時間:1時間40分
- ★入場料金:2,800円(大人)、1,600円(子供)
- パイプ特席+1,200円、特席+1,200円、S指定席+1,000円、A指定席+800円
- ★主催:読売新聞社
- ★内容:
- オープニング・ショー
前面がガラス張りの何も入っていない箱から女性達が次々と登場するというイリュージョンマジックで始まります。
- 1本綱人間ミラーボール(男性3人)
天井から垂れ下がった綱に登り各種のアクロバットを行います。3本の綱が垂れ下がって3人の演者が同期を取りながら同じ演技をしていきます。
- 自転車パレード(男性3人、女性5人)
1台の自転車に8人が乗り、ステージを回ります。
- クラウン
スタントサイクル、ボールジャグリングなどの掛け合い。
- 動物ショー
犬、チンパンジー、アシカ
- 針金渡り(女性1人)
地上高2.5m位に張られた針金での綱渡り。
- トランポリン(男性4人、女性2人)
観客を交えてのトランポリンショー。
- 空中アクロバット(男性1人、女性1人)
ペンドラゴンズで有名なイリュージョンマジック「ペネトレーション」の後、2箇所に輪が付いた長さ2mほどの棒に足首や手首を絡ましての、地上高数mでの男性と女性との各種アクロバット演技。
20分休憩
- オートバイ1,2,3台乗り(男性3人、女性1人)
アイアンボール。直径5.5mの鉄球(檻のようになっている)内で1台、2台、3台と台数を増やしてのスタント。
- カンスー(高綱渡り)(男性2人、女性2人)
綱渡り。イスを綱の上に置いて、イスの上に立つ、座る、等のバランス芸。また女性を綱の中央に座らせ、目隠して綱を渡りながら女性の上を飛び越す。
- 美女とピエロのフロアーショー(男性2人、女性1人)
クラウン2人の掛け合いの後、女性が出現し(マジックの演出による)、5丁イスの演技。
- 空中大一丁ブランコ(女性1人)
地上高数mでのブランコの上で、揺らしながら両手を離してイスに座ったり、両手を離して立ったりのバランス芸。
- 熊のサーカス(ボリショイメンバー男性7人)
人間のロシアンバーと熊のロシアンバーのジョイント。熊がロシアンバーで逆立ち、飛んで回れ右、直角方向に回転する大縄跳び、あるいは他のバーへの飛び移り等の演技をします。
- 大空中ブランコショー(男性5人、女性1人)
受け手1人、飛び手1人のフォーメーション(一時受け手2人)による空中ブランコ。
- グランドフィナーレ
- ★感想:
- 24日に3人(子供2人同伴)で行きました。
一般席、指定席とも満席で立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。
前回のプログラム「赤い靴」のようなストーりー仕立てにはなっていませんが、前半の部分は淡々とパフォーマンスが進んでいくように感じられました。というよりも一つの演目の時間が短すぎるため盛り上がりのないまま次の演目に移ってしまいます。
言い換えれば今回のプログラムは、『寄席』の構成を感じさせます。「さら」−>「お仲入り」−>「くいつき」−>「膝替り」−>「真打ち」。そして動物ショーは「色物」といったところでしょうか。
そういった意味では安心して観ることができます。
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- ★公演名:獅子と曲と舞い「太神楽・岳神楽」
- ★開催場所:スペース・ゼロ(新宿区)
- ★開催日:平成9年11月15日18時〜21時40分
- ★主催:太神楽曲芸協会
- ★入場:5,000円
- ★内容:
- 早池峰神楽(18時〜19時40分)
- 小山の神
- 芋環(おだまき)
- 諷誦(ふうしょう)舞
- 牛頭天王(ごずてんのう)舞
- 権現舞
- 太神楽(20時〜21時40分)
- 獅子舞
柳貴家正楽社中による二人立ちによる寿獅子舞。
- 鍾馗舞
唐の玄宗皇帝の夢中に現れて病魔を退治したという霊神(鍾馗)による鬼退治の舞。
- 里神楽(恵比寿舞)
松本源之助社中による舞。
- ジャグリング
ザ・ラッキー幸治・舞という親娘のコンビによるアクロバットを交えたジャグリングで、傘まわし、くわえバチによる土瓶の曲(これは見応えがありました)、ローラボーラ、イス2脚を使った2人によるバランスアクト、等。
- 一萬燈の曲
柳貴家勝蔵社中による一萬燈観音開きの立物。
- 曲独楽
三増巳也による扇子を使った末広の曲、衣紋流しの曲、風車の曲。
- 古今亭志ん朝によるおはなし
- 五階茶碗の曲
柳貴家小菊(柳貴家正楽)、翁家喜乃(翁家喜楽)、柳貴家響子(柳貴家勝蔵)の3人娘による五階茶碗の曲。( )内は後見であるそれぞれの父親。
- 茶番
翁家和楽、翁家喜楽による滑稽掛合。
- 出刃皿
柳貴家小和による出刃をくわえて、出刃の刃先同士を重ねての皿回し。
- 輪の組取り
6〜10名ほどによる輪の投物。
- ★感想:
- 1人で行きました。485人収容のホールはほぼ満席の状態でした。
太神楽曲芸協会が創立六十周年を迎え、その記念公演として早池峰岳神楽を招いての合同公演でした。「山伏神楽」と呼ばれ、極めて宗教的な意味を持つ早池峰神楽と、伊勢・熱田神宮の御師(おんじ)に始まり、娯楽性の強い太神楽とは、まったく異なり、芸風も、太神楽が軽妙洒脱(しゃだつ)、岳神楽が勇壮華麗という点にも大きな差があり、共に長い歴史を持ちながら、両者が合同公演するのは初めてです。
早池峰岳神楽は、2間(3.6m)四方にしめ縄を張り巡らし、奥に幕を張った舞殿(神座)の上で演じられ、幕の向こうが神々の世界、舞台と観客席が現世となるとのことです。
神事芸能としての両者の共通点は獅子舞ですが、それぞれ趣が違い、共に楽しむことができました。
- 参考:早池峰岳神楽について
- 早池峰岳神楽は早池峰神社の奉納神楽として南北朝時代以来の歴史をもち、別名「山伏神楽」とも呼ばれ、昭和51年に早池峰大償(おおつぐない)神社の奉納神楽である大償神楽とともに国の重要無形文化財第一号に指定され、岳神楽と大償神楽の2つを総称して早池峰神楽といいます。
同神楽の演目は約40種類で、神楽を奉納するさいに最初に舞われ、浄(きよ)めや招魂などを内容とする式舞▽神話を内容とする神舞▽鎮魂や悪魔退治の荒舞▽あだ討ちなどの物語の組み立てに合わせた座舞▽セリフを言い物語を演ずる狂言▽神楽の最後に舞われ、あらゆる災いを退散、調伏させ人々の安泰を祈る権現舞−に分けられます。(河北新報より)
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- ★公演名:マジックバルーン「マービン・ハーディー氏との交流会」
- ★開催場所:大田区産業プラザ・コンベンションホール
- ★開催日:平成9年10月13日9時30分〜11時40分
- ★主催:宝興産株式会社
- ★入場:無料
- ★内容:
- レクチャー
インサイドバルーンの変形(バブルではなく小さなベーシックアニマルを中に入れる)/小さなバブルをたくさん造って「バイクに乗ったスヌーピー」と「飛行機に乗ったスヌーピー」/インサイドバルーンの応用(何十にも外皮を重ねての飛ぶおもちゃ、ラウンドバルーンをかぶせての弦楽器、水を詰めてのスーパーボール)/複数のバルーンを組み合わせて「キャンドル」と「バイクに乗ったライダー」と「オウム」
- コンテスト
参加者が制限時間20分で作品を造り、マービンさん夫婦が入賞作品を選出。
バルーン歴6ヶ月以内の人とそれ以上の人との2部門とし、それぞれ2名、3名が選出されバルーン260Qを賞品として授与されました。
- ★感想:
- マービンさんは初来日ですが、彼の分かり易い著書のせいもあるのでしょう、たぶん日本でも一番良く知られているアーティストだと思います。
会場には100人ほど来ていたでしょうか、プロのパフォーマーの方も多く見受けられました。
レクチャーで彼が強調していたことは以下の三つです。
- 小さいバブルをたくさん造れるよう練習すること。(260、1本で50ケ以上)
小さなバブルをたくさん造れれば表現が豊かになる。
- バルーンの良いところは継ぎ足していくことができる。
バルーンによる表現に限界はない。すべてはアーティストのイマジネーションにかかっている。
- いろいろなカテゴリーの造形、つまり1本のみでの造形や複数本での造形、というように異なった方法の造形を練習すること。
バルーンというデリケートな素材を扱うので先入観があったのでしょう。握手したマービンさんの手の大きさと厚さとゴワゴワした感じにビックリしてしまいました。
とにかく「本物」にお会いできて本当に良かったです。(^_^)
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- ★公演名:家庭教育学級「野毛の大道芸」
- ★公演場所:横浜市立S小学校体育館
- ★公演日:平成9年9月27日14時〜15時20分
- ★主催:S小学校父母と先生の会
- ★内容:
- パペット・バイオリン〜40分(ブルーノ・ディスカベス)
バイオリン演奏、操り人形(ジャグリング)、バイオリン演奏と操り人形(その1)、操り人形(空中ブランコ)、バイオリン演奏と操り人形(その2)、子供たち4人を舞台に上げての操り人形とバイオリン演奏
- 挨拶(野毛大道芸実行委員の大久保さん)
- ジャグリング〜30分(マサヒロ水野)
ジャグリングとは何かの解説付きで3ボール−>5ボール−>7ボール(これはいつものギャグ)、コンタクトジャグリング(3−>4−>5ボール)、けん玉、ヨーヨー、デビルスティック、スピニングボール、シガーボックス
- ★感想:
- 奥さんと息子との3人で行きました。我々家族とは関係のない小学校ですが、大道芸人がやってくると聞きつけて、生徒とその父母のふりをして観に行きました。(^_^;)
ブルーノさんのパフォーマンスは初めて観ました。「バイオリン演奏と操り人形(その1)」というのは、バイオリン演奏をしながら、9ヶのペダルを踏むと人形の手足が動いたりシンバルが鳴ったりする道具を使ってのパフォーマンスで、「バイオリン演奏と操り人形(その2)」というのは、身体に操り人形をつけて、演奏で身体を動かすことにより人形を動かすというものです。
トリは4人の子供たちにペダルを踏ませてのバイオリン演奏で、最後まで子供たちを大いに楽しませてくれました。
演奏も人形操作もとても上手ですし、おしゃべりも面白く、安心して楽しめました。
水野さんはいつものおしゃべりで笑わせてくれます。ヨーヨーが流行しているので、ヨーヨーの時は男の子たちは皆真剣に観ていました。おぉ〜っ、と歓声が上がっていたのは意外にもコンタクトジャグリングでした。
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- ★公演名:ディミトリー「家族の肖像」
- ★公演場所:童謡ふるさと館(群馬県勢多郡東村)
- ★公演日:平成9年9月23日14時〜16時
- ★公演時間:1時間50分
- ★入場料金:2,500円(シングル)、4,500円(ペア)
- ★感想:
- 1人で行きました。ディミトリーさんの公演を観るのは、シアターXでの「ポーター」以来のことです。
今回の「家族の肖像」は日本初演ということで期待していましたが、ストーリー性が増し、おしゃべりの部分が非常に多く感じられて、語学力のない私には辛かったです。
ただ毎回の事ながら、随所に散りばめられたディミトリーさんの優しさあふれる演技には、素直に微笑んでしまいます。
公演後の「国際サーカス村・資料館」落成パーティでお会いした素顔のディミトリーさんは、どこから60歳を過ぎてなお2時間もの公演をこなす集中力が出てくるのか不思議に思ってしまうほど、小柄で穏やかな方でした。
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- ★公演名:古今亭志ん朝一門会
- ★公演場所:関内ホール
- ★公演日:平成9年9月7日12時〜14時
- ★公演時間:1時間50分
- ★入場料金:3,500円
- ★内容:
- 落語(古今亭志ん次?)
- 落語(桂 才賀)
- 落語(古今亭志ん輔)
(休憩10分)
- 太神楽曲芸(翁家和楽、小楽)
-
傘の曲(立て分け、廻し分け〜ボール、金輪、升〜)/五階茶碗の曲/ナイフの交換取り
- 落語(古今亭志ん朝)
- ★感想:
- 1人で行きました。和楽師匠と楽屋で30分ほどお話をすることができ、師匠から協会としての課題やこれからの展望などを含めて、太神楽の素晴らしさをお聞きすることができました。師匠の太神楽に対する情熱の一端に触れ、私の方も気合いが入った一日となりました。
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- ★公演名:夏休み親子寄席
- ★公演場所:鈴本演芸場
- ★公演日:平成9年8月31日
- ★公演時間:1時間30分
- ★入場料金:全席自由1,000円
- ★内容:
- 落語「時そば」(柳家九治)
- ものまね(江戸家子猫)
- 落語「狸の札」(柳家さん生)
- 紙切り(林家小正楽)
- 落語「強情灸」(古今亭志ん輔)
- ★感想:
- 8月31日家族4人で行きました。
子猫さんや志ん輔さんなど子供向けTV番組でお馴染みの演者、そして当然芝居噺・人情噺・遊郭噺などではなく子供でも取っつきやすい噺ばかりで、まさしく「親子寄席」に相応しい構成で、満席の場内は大いにわいていました。
ちなみに鈴本演芸場のホームページがあります。
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- ★公演名:レニングラード国立舞台サーカス
- ★公演場所:横須賀芸術劇場
- ★公演日:平成9年8月23日
- ★公演時間:1時間45分
- ★入場料金:S指定席2,500円、A指定席1,800円
- ★内容:
- オープニング(ロシアンバー)
- フラフープ(ナターシャ)
女性1人。いきなり20本を回し、その後に身体各部での5本回し。フィニッシュは、片手での宙吊り状態で4本(手首、首、腰、膝)のフープを回す。
- クラウン
- 足芸(ニコライ)
男性1人。小ぶりの樽を回した後に、3ボールジャグリングをしながら、片足で八角形の板、もう片足で細長い円柱を操る。また倒立をしながらの足芸を披露。
男性の足芸は珍しく、見た目に地味な演目で、なおかつ観ている方も拍手のタイミングに戸惑うのが一般的ですが、今回は華麗なダンスを台から離れて合間合間に披露し、飽きのこない、かつ拍手も自然に出しやすいような演出で好感が持てました。
- バランスアクロバット
男性1人女性1人のぺア。
- ジャグリング
男性1人によるハットジャグリングとボールジャグリング。
ボールジャグリングは3ケ、4ケ、5ケと増やして3ケに戻ってフィニッシュとは面白い。その分ラストの3ボールのスピーディなこと、キレの鋭いこと・・・まばたきが出来ませんでした。
- クラウン
- ローラボーラ
男性1人による高さ1m数十cmの台上でのローラボーラ。
1段で5本リングジャグリング、3段で逆立ちをしながら360度反時計回りに回転、5段で直立しながら360度回転、など。
- 熊のサーカス
前転、筒乗り、ローラボーラ、踊り、など。
(15分休憩)
- 綱渡り
-
男性1人。綱上の梯子を登ったり、目隠しと下半身には袋を被せての綱渡り。
- クラウン
- 猫のサーカス
- 吊皮
男性1人。鉄棒から紐が2本ぶる下がっていて、鉄棒演技との組み合わせという演出での吊皮。
- パワージャグリング(イーゴリ)
男性1人。取っての付いた1ケ25kgの鉄球を2ケ操ります。また取っての付いていない鉄球1ケでローリング、2ケでジャグリング(片手2ケ)。ラストは3ケでカスケード。
- スタントサイクル
バランスアクロバットのペアによる自転車の曲乗り。
- クラウン
- アクロバット
8名による跳ね板を使ってのアクロバット。
- ★感想:
- 8月23日1人で行きました。これまで4回日本公演があったようです。
足芸とジャグリングのスピードには舌を巻き、結構お気に入りのパワージャグリングを観られてラッキーでした。残念なことに、動物君達は調子が悪かったようです。
ちなみにレニングラードの地名は旧名のサンクトペテルブルグに変更されましたが、親しみのあるレニングラードの名称を引き続き使用しているとのことです。
一般的に言って、欧米風の曲が多用され、内容も均一化されつつある中で、サーカス団の独自性をどう維持して、かつ新しさをどううち出していくのかが、共通した課題なのでしょうか。
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- ★公演名:ボリショイサーカス
- ★公演場所:横浜文化体育館
- ★公演日:平成9年7月30日〜平成9年8月4日
- ★公演時間:1時間45分
- ★入場料金:S指定席5,500円、A指定席4,500円、B自由席3,500円
- ★内容:
- オープニング
- スーパー・ジャグラー(ダミール・グバドゥーリン指揮)
男性3人、女性1人によるクラブジャグリング。様々なフォーメーションによるクラブ12本のパッシング。スピード、テクニック、見せ方、どれをとっても超一流!!
- 空中アクロバット(ナターリャ&ユーリー・アレクサンドロフ)
後楽園での演技と同じ。
- クラウン(アンドレイ・アベリューシキン)
足かけのある数mの一本棒の上にまたがりバランスをとりながら、アコーディオン演奏、3ボールをドラムセット上にバウンシングさせての演奏あるいは5本リングジャグリング。
- フラフープ(エレーナ・ツェリシェワ)
後楽園での演技と同じ。
- 棒上アクロバット(セイゲイ・ネステロフ指揮)
男性2人、女性1人によるロシアンバー。
- マジック(マルガリータ・ギバドゥーリナ)
フラワーや傘のプロダクションマジックを進行しつつ、衣装の早変わりを披露。
- クラウン(アンドレイ・アベリューシキン親子)
- 虎のサーカス(ニコライ・パブレンコ指揮)
虎10匹による玉乗り、火の輪くぐり、後ろ足立ちなどのサーカスで、モンテカルロでグランプリ受賞とのこと。
(15分休憩)
- 空中ブランコ(アレクサンドル・セリファノフ指揮)
男性6人、女性2人のユニットで、分担は飛ぶ人が6人、受ける人が2人。
飛び手と受け手のブランコが、2台づつ平行に並んで取り付けられているのが特徴。つまり飛び手1人・受け手1人の組が2組同時に演技をすることになります。
- クラウン(アンドレイ・アベリューシキン親子)
- 熊のサーカス(ナターリャ&ユーリー・アレクサンドロフ指揮)
迷路遊びや色遊びなど知育玩具的なものを使い、熊の知能の良さや器用さを強調した演技で、曲芸的な演技はなく時間も短めでした。
- バランスアクロバット(アンドレイ・アベリューシキン親子)
クラウン役の親子によるバランスアクロバットやユニサイクルを使った曲芸。
- ジギト(ユーリー・メルデーノフ指揮)
後楽園での演技と同じ。
- フィナーレ
- ★感想:
- 8月2日家族4人で行きました。ん〜、お客さんの入りは悪いですねぇ・・・
後楽園での演目とは多少異なっていたし、ジャグリングの素晴らしさ、虎のサーカスの迫力、フープの美しさ、始めてみるダブルでの空中ブランコなど、見応えのある演技が多く充分楽しめました。
ジギトはマンネリと言えばマンネリですが、私の大好きな演目の一つです。
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- ★公演名:第32回赤羽台団地祭
- ★開催場所:赤羽台団地中庭階段劇場
- ★開催日:平成9年7月27日19時30分〜20時30分
- ★内容:
- RONE&GIGI率いるOPEN SESAME(7人)のクラウンパフォーマンス。
マイム、ジャグリング、バルーンと、楽しいステージが展開されると期待していたのですが・・・・(つづく)
- ★感想:
- (つづき)・・・・な、なんとパフォーマンスが始まってから10分程度で、ブレーカがぶっ飛び、お祭りの会場全体が「停電」。
当然ステージも真っ暗で、照明も音響も無い中で、トーチのかがり火やバイクのヘッドライトでステージ上を照らす工夫をして、パフォーマンスは続行。
そんな最悪条件下でクラウンは大奮闘、お客さんも根気よく観ていました。終了近くになって回復したものの、本当にご苦労さまでした。
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- ★公演名:スーパー雑技'97
- ★開催場所:豊島公会堂
- ★開催日:平成9年7月27日
- ★公演時間:1時間15分/14時〜15時30分(休憩15分)
- ★入場料:A席2,300円、B席1,800円、C席1,300円
- ★収容:808名
- ★内容:
- 鑚圏(男性6人)
三段積みを1列、三段積みを数m離して2列、五段積みを1列、と難度を上げての演技。
- 晃板(男性1人)
ごくごく幼い少年が、五段積みでのローラボーラの演技。
- 頂花籃(男性1人)
小さめの花瓶1つ、2つ、大きな瓶(カメ)、とスリリングな演技。
- 飛天(男女ペア2組)
女性が重ねたお碗を足の裏に載せたまま男性の上に乗り、演者2人によるバランス芸。
女性がお碗を載せたまま、数m離れた男性2人の間を飛ぶ移る。
- [足登]技(女性2人)
女性2人がそれぞれ大きな瓶を足で回したり、あるいはお互い瓶を投げ合う。([足登]罎子)
机を足で回す。([足登][卓/木-十])
- 排椅造型
(休憩15分)
- 皮条・吊皮(男性4人)
- 柔術滾杯(女性1人)
- 高車[足易]碗(女性1人)
- ダンショウダォリー?(女性1人)
マイクスタンドのうような棒の上で片手倒立をして、「鶴」を表現。
- 魔術(男性1人)
魚釣りマジック。何もない釣り糸に突然金魚が引っかかったり、何もない網で空をすくうと金魚が数匹現れたり、ロープを引っ張ると大きな鯉が釣れたり・・・。
- 車技
- ★感想:
- 家族4人で行きました。
国立中国雑技団の演技によるもので、演者は若い人というか少年少女そのものですが、レベルは決して低くありません。あんなにも若い人があんなにも"もの凄い演技"をすることに、雑技の広さと奥深さを感じました。うん、実に良かったデス。
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- ★公演名:YGP(恵比寿ガーデンプレイス)ナイトパフォーマンス
- ★開催場所:恵比寿ガーデンプレイス
- ★開催日:平成9年7月25日17時〜,18時〜,19時〜,20時〜
- ★内容:
- RONE&GIGI率いるOPEN SESAME(6人)のクラウンパフォーマンスが、YGPのセンター広場あるいは時計台広場で行われ、19時と20時のショーはシャトー広場でイギリスのジャグラー、グレハム・バーマンとのジョイントで構成されていました。
- ★感想:
- ナイトパフォーマンスは照明も工夫されており、ショー自体の内容はもちろんですが、YGPの環境演出としてもとても良かったです。
クラウンのリラックスできる楽しいパフォーマンスとグレハムさんのピリッと緊張するジャグリングが交互に展開され、エンディングは、グレハムさんがローラボーラ上でトーチジャグリングをする周りで、クラウン6人もトーチジャグリングを演じるという、まさに夏向きのパフォーマンスで幕を閉じました。
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- ★公演名:泣く子も黙るカーニバル
- ★開催場所:横浜市神奈川区某ハイツ集会場
- ★開催日:平成9年7月21日15時〜16時30分
- ★内容:
- 子ども劇場
お母さん方の出演による、いじめ問題をテーマとした寸劇
- 林太一&キラリン(マジック)
風船カード、三本ロープ、ESPカードによる予言マジック、など。
- 南芳高(バルーン、似顔絵、手作り楽器)
ホースやストロー等による手作り楽器演奏、似顔絵、バルーン(サングラス、釣り竿、仲良しプードル、ドラえもん、ウルトラマン、など)
- ★感想:
- 妻と長女との三人で行きました。
林太一&キラリンさんがお住まいのハイツで、定期的に「泣く子も黙るカーニバル」という催し物が行われています。これは林さんらが主催し、地域住民の方々による地域住民のためのローカル的なイベントですが、林太一&キラリンさんご自身もプロマジシャンであるし、毎回ゲストも一流どころが揃います。
今回のゲストはバルーニストの南芳高さんと、会場の飾り付けのために(TVチャンピォンに出場した)バルーンアーティストの井波恭子さんが駆けつけていました。
私はビデオと写真撮りに協力させて頂きました。
写真は左から、南さん、林さん、井波さんによるバルーンコラム。
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- ★公演名:サーカス&大道芸
- ★開催場所:川崎駅ビルBE
- ★開催日:平成9年7月20日〜21日
- ★入場料:駅ビル内イベントのため無料
- ★内容:
- いはらつトム(クラウン、ユニサイクル)
マイム、3−>4−>5ボールジャグリング、ユニサイクル
- カム有田(バランスアクロバット)
机上で棒を4本立て、その上に椅子を2脚載せて逆立ち。
机上でのローラボーラ2段重ね。
風呂桶を頭上に17ケ、[足易]碗のように足で蹴り上げて積み重ねる。など。
- パスカル クレルボー(空中芸、一本ロープ)
一本綱(コードリース?):垂直に垂れ下がった一本のロープを登り、地上数mのところで様々なポーズをとる。
プーリー:滑車を介したロープを使っての演技。(片端が輪になっている輪の部分に演者が乗り、もう一方のロープを演者自身がたぐり寄せることにより、演者自身がせり上がっていく)
- ★感想:
- 20日に一人で行きました。
パスカル クレルボーはベルギーのパフォーマーで、人工芝の植えてある屋外で、支柱を組み立てての空中演技でした。
プーリーというパフォーマンスは、初めて観ました。舞踊の身体的表現を組み合わせて、なかなか見応えがありもっと長い時間魅せて欲しかったのですが、親子連れの観客向きではないのは明らかでした。
別時間のステージでは、空中ブランコを演ったようです。
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- ★公演名:スーパー京劇孫悟空
- ★開催場所:東京国際フォーラム・ホールA(収容5,012人)
- ★開催日:平成9年7月5日
- ★開催時間:午後6時〜午後8時20分(途中20分休憩)
- ★入場料:S席6,000円、A席5,000円、B席4,000円
- ★内容:
- 上海京劇院により、
孫悟空「盤絲洞〜蜘蛛女の洞窟〜」が上演されました。
- ★感想:
- 息子と2人で観ました。
ストーリーは西遊記の一場面とあってわかりやすい上に、躍動感あふれる展開で充分楽しめました。
掛け軸に描かれた人の絵が実物になって浮き出てくるとか、箱に入っている人が消えてしまうなどのマジックや、變瞼も取り入れられていましたが、やはり何と言っても演者の立ち回りの凄さといったら雑技なみでした。
大旗を持って舞ったり、アクロバティックな動きがふんだんに入った武術、あるいは飛叉、そして円形に取り囲んだ6人が中心の1人に向かって投げた槍が、身体のあらゆる部分を駆使して正確無比に投げ返される、いわばジャグリング的なものから、演者の日本語によるちょっとしたギャグに至るまで観客を退屈させないものでした。
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