アート見物記(2000年下半期)
- サルティンバンコ 2000 (2000.11.26)
- サルティンバンコ 2000 (2000.11.25)
- リバーダンス 2000 (2000.11.20)
- 大道芸ワールドカップ in 静岡(2000.11.4)
- トリトン(2000.10.26)
- 横浜ぬらひま団第14回吹奏楽演奏会 at 栄区民文化センターリリス(2000.10.22)
- サルティンバンコ 2000 (2000.10.18)
- サルティンバンコ 2000 (2000.10.15)
- Dai丸百貨店ソロライブ (2000.10.13)
- 第42回テンヨーマジックフェスティバル(2000.9.15)
- スーパー陸上2000 at 横浜国際総合競技場(2000.9.9)
- 世界でたったひとつの猫劇場(2000.8.15)
- 石川健三郎ショー(2000.8.13)
- 世界四大文明・インダス文明展 at 東京都美術館(2000.8.13)
- 世界四大文明・エジプト文明展 at 東京国立博物館(2000.8.13)
- ボリショイサーカス(2000.8.4)
- ニュー雑技・ムービング(2000.7.27)
- 上海京劇(2000.7.9)
- ★演目:
- 1.Adagio
- 2.Chinese Pole
- 3.Clown
- 4.Double Wire
- 5.Juggling
- 6.Manipulation
- (休憩25分)
- 7.Rossian Swing
- 8.Duo Trapeze
- 9.Death
- 10.Clown
- 11.Hand To Hand
- 12.Bungee
- ★演目:
- 1.Adagio
- 2.Chinese Pole
- 3.Clown
- 4.Double Wire
- 5.Juggling
- 6.Manipulation
- (休憩25分)
- 7.Rossian Swing
- 8.Solo Trapeze
- 9.Death
- 10.Clown
- 11.Hand To Hand
- 12.Bungee
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- ★公演:リバーダンス 2000
- ★出演:リバーダンス・アイリッシュ・ダンス・トゥループ
- ★会場:東京国際フォーラム・ホールA
- ★観た日:11月20日(月)
- ★感想:
- 1999年に初来日し、観たい観たいと思っていたリバーダンスが今年もやってきました。
く〜ぅっ、オープニングのダンスシーンで感動して早くもウルウル。
40人ほどのアイリッシュダンサーの一糸乱れぬ脚の動きによるタップから発せられる力強いリズムは心を揺さぶり、凄いぞ、凄いぞ、どんどん興奮していきます。
興奮が極に達した時、バックの演奏と共にダンサーの動きが寸分の狂いもなくピタッと止み、一瞬の静寂(間)が会場を支配し、その瞬間スッと血の気が引き、文字通り鳥肌が立つのを感じます。
そしてウォ〜という爆音のような歓声と拍手と共に静けさがうち砕かれ、その後はしばし涙、涙、涙。
またとても面白かったのはアイリッシュダンスとフラメンコ、そしてアイリッシュダンスとタップダンスの競演です。ダンスという文化をベースにお互いを認めつつも、お互いの個を見事に主張しあっている様を観ていてなんだか懐かしい気分におそわれました。
そうそれは学生の頃、暇に任せて聴きまくったブルーノートをはじめとする、いわゆる"モダンジャズ"を聴いているような気持ちになったのです。
奏者同士の丁々発止のやりとりを繰り広げる様は、スリリングで本当に泣けました。(オイオイその頃から泣きっぱなしかよ)
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- ★イベント:大道芸ワールドカップ in 静岡 2000
- ★観た日:11月4日(土)
- ★観たパフォーマー:
- 蚤のサーカス(フランス)/ロマノカーララ(スイス)/シャーリー サンフラワー(オーストラリア)/プリミティブ(イギリス、アメリカ)/ダメじゃん小出/clown ちい/クラウン・ビリィ/リブラ(アメリカ・ロシア)/シリウス/ドゥ&ピアソン(イギリス)/ソーシャ&フォッカ メイヤー(ドイツ)
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- ★公演:トリトン 改訂版2の3
- ★出演:フィリップ・ドゥクフレ&カンパニーD.C.A.
- ★会場:世田谷パブリックシアター
- ★観た日:10月26日(木) 19時〜20時30分
- ★入場料:全席指定3,500円/立見席3,000円
- ★感想:
- フィリップ・ドゥクフレ&カンパニーD.C.A.を初めてみたのは初来日の1994年で、私には残念ながら彼が総合演出をした1992年のアルベールヴィル冬季オリンピックの開・閉会式の模様は記憶にありません。(その頃は興味がなかったのですが、今となっては実に悔やまれます)
トリトンは小規模の軽い作品で気軽に楽しめます。
舞台はサーカス小屋内のステージをイメージしていて、サークル内で次から次へと小作品が演じられます。
ダンスがベースですが、思いもよらない身体の動きや、ハッとするようなアクロバティックな動きや、スクリーンを使った幻想的な演出やらちょっとした小道具によるコミカルな演出など、キャラクタも練られているし、とにかく遊び心に溢れています。
出演者の経歴も、ダンス、バレエ、アクロバット、フィギュアスケート、ジャグリングの経験者と多彩なメンバーが揃っていて、ダンス、マイム、サーカス、ジャグリングなどの身体表現アートの楽しさをお洒落にとり混ぜているといった感じです。
カンパニーのWebサイトは、http://www.cie-dca.com/です。
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- ★公演:サルティンバンコ 2000
- ★出演:シルクドソレイユ
- ★会場:国立代々木競技場オリンピックプラザ・特設テント
- ★観た日:10月15日(日),10月18日(水)
- ★入場料:SS席11,000円/S席8,500円/A席5,000円
- ★主催:フジテレビジョン/キョードー東京/キョードー横浜
- ★特別協賛:デイリーヤマザキ
- ★時間:第一部1時間/休憩25分/第二部1時間
- ★感想:
-
早くも2回観てきました。来月は25日に行くし、地元横浜にも来るので一体何回観に行くことになるのでしょう!?
前回のサルティンバンコの日本公演は1994年の春で、6年ぶりではありましたがその完成度の高さには、そしてそれが維持、もとい向上されているということに驚かされます。
舞台、照明、音楽そしてもちろん演技においても、とにかく全てにおいて神経が行き渡っていて、このプログラムのみならずシルクドソレイユには「妥協」は一切無く、気持ち良いほどに観客を巧みにリードして酔わせてくれます。
"Mystere"や"O"等のような専用劇場でのプログラムも素晴らしいのですが、こういったツアープログラムも良いものです。(とは言うものの"O"は観たことがないので是非観たい!)
恐らくサーカスのリングと同じ大きさであろうステージはこぢんまりとして見やすいし、何よりもパフォーマンスの核である驚き、笑い、スリル、ハプニングといった原石を磨きに磨き上げ、シンプルではあるけれども見事に光り輝いています。
演目は同じでも出演者が変化していく中で、そういった輝きを失うことなく長年同じプログラムが支持されているというのは考えてみれば凄いことです。
ただし絵画や彫刻や音楽は残すことができますが、「サルティンバンコ」という作品は"今"しかないというはかなさも存在しますけれど。
テント内の観客が一体化して、陳腐な言い方ではありますが、童心に戻るおもいで本当に楽しめます。
ステージ上では、演者以外に観客としての役割を演じている何人かが様々な振る舞いをしているのですが、それがまた面白い。
各人のキャラクタづけがしっかりしていて、特にRossian Swingの時はかなりの人数が出てくるのでお気に入りの人を見つけて追い続けるのも一興です。
単に周りで踊って華やかさを増しているだけではなく、そこにはちゃんとストーリーがあり人間模様が描き出されているという懲りようです。
ビデオでMiguel Herreraさんのジャグリングを事前にチェックして、公演でのMaria Chooduさんとの演技を比べてみるとルーティン自体はほぼ同じですが、そんなことは全く気にならずに存分に楽しめます。
ミスは全く無し、完璧!!3ボールから徐々に数を増やしていくと、それと共に観客のボルテージも上がり、7ボールバウンスがフィニッシュすると同時に沸き上がる最高潮に達した観客から発せられる歓声に背筋がゾクッとします。
ボールジャグリングで、しかも一般客相手にあれだけ心を揺さぶるとは恐るべし!
#こんなシーンに出くわすと、最近年をとったせいか私なんざ思わず眼がウルウルになってしまいます。
- 演目は2回とも以下の通りでした。
- 1.Adagio
- 2.Chinese Pole
- 3.Clown
- 4.Double Wire
- 5.Juggling
- 6.Boleadoras
- (休憩25分)
- 7.Rossian Swing
- 8.Solo Trapeze
- 9.Death
- 10.Clown
- 11.Hand To Hand
- 12.Bungee
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- ★公演:プラコメ番外編Part12 Dai丸百貨店ソロライブ
- ★会場:Plan B
- ★開催:10月13日(木)19時40分〜20時15分
- ★入場料1,800円
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- ★公演:第42回テンヨーマジックフェスティバル
- ★会場:三越劇場
- ★開催:8月15日(金)17時00分〜19時50分
- ★入場料:全席指定2,500円
- ★主催:株式会社テンヨー
- ★内容:
- 第一部
真光&ともこ/HIROSHI/辻和治(慶応)/和田芳仁(早稲田)/外岡潤(東大)/新製品紹介
- 休憩(25分)
- 第二部
マサヒロ水野/社長挨拶/ゆみ/峯村健二/ノベール・フェレ
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- ★公演:ククラチョフの世界でたったひとつの猫劇場
- ★会場:東京・ル テアトル銀座(旧銀座セゾン劇場)
- ★開催:8月16日(水)〜8月28日(月)
- ★入場料:S席5,500円
- ★主催:猫劇場実行委員会(電話 090-1799-2383, 03-3263-9382)
- ★企画:(株)アースデスク
- ★料金:大人・子供(全席指定、税込み)¥4,500
- ★感想:
- プレビュー公演(15日17時00分〜18時30分)を観に行きました。
モスクワ市にある「ククラチョフの猫劇場」がやってきました。
「猫のサーカス」と聞いていたので、猫のサーカスだけで一時間以上のプログラムを保たせられるのだろうか、正直言って不安をかかえながら足を運びました。
確かに猫の調教というのは難しいだろうし、それを考えれば前脚だけで平行棒を移動したり、犬と一緒に二本足で歩いたり、逆立ちしたりなどと、猫の曲芸といった点から見ても素晴らしいものでした。
また単純明快なストーリーでのクラウンたちと動物たち(猫、犬)との息のあった演技は、微笑ましく、時には爆笑そして喝采の拍手を誘います。
しかし特筆すべきはユーリー・ククラチョフさん(50)のサーカス芸人としての技量でしょう。
マイムやジャグリングなどのクラウニングの技術もさることながら、全編を通して溢れんばかりの優しさと愛情が伝わってきます。
その思いは猫や犬にだけではなく、観客にも向けられているのが充分分かります。
彼無しでは90分ものプログラムは保たせられないでしょうが、かと言って彼だけではこんな素敵な舞台は完成しなかったでしょう。だからこそパートナーの猫や犬たちの存在がかけがえのないものとして映ります。
内容も分かりやすく、舞台構成もカラフルでかわいらしく、音楽も親しみやすい曲ばかりで、老若男女が楽しめるのではないでしょうか。
またひとり愛すべきクラウンを見つけました。
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- ★公演:石川健三郎ショー
- ★会場:横浜ワールドポーターズ
- ★開催:8月13日(日)17時00分〜17時30分
- ★内容:
- 3クラブ/5リング/けん玉/ヨーヨー/スピニングボール/スピニングボール+3ナイフ/5ボール/3ボール/7ボール/シガーボックス
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- ★公演:ボリショイサーカス
- ★会場:横浜文化体育館(3,600人収容)
- ★開催:8月4日(金)10時30分〜12時30分
- ★入場料:S席5,500円
- ★主催:読売新聞社、テレビ東京
- ★内容:
- 第一部
- 空中アクロバット
- シーソー・アクロバット
- クラウン
- 熊のサーカス
- クラウン
- フラフープ
- 棒上アクロバット
- クラウン
- 芸術的アクロバット
- トラとライオンのサーカス
- 休憩(15分)
- 第二部
- 空中ブランコ
- クラウン
- ジャグラー
- 犬と猫のサーカス
- イルージョン・マジック
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- ★公演:アクロバティックミュージカル「ニュー雑技・ムービング」
- ★会場:東京芸術劇場 中ホール
- ★開催:7月27日(木)18時30分〜20時10分
- ★入場料:A席3,000円
- ★主催:笑う猫
- ★内容:
- 第一部
- コスモス(柔術)
- バットマン・トラック(跳飛技)
- モノ・サイクル(独輪車)
- フライング・マテリアル(吊皮人)
- マインド(雙人技巧)
- ジャイアント・サークル(巨大輪環)
- コスミック・パワー(抖空竹)
- モンキー・マジック(爬竿)
- 休憩(15分)
- 第二部
- レクイエム(空中六角技)
- デンジャラス(跳技)
- フライバランス(扛竿鋼絲)
- (頂椀)
- エキサイティング・バイク(軍技・羅漢車)
- ファイティング・バトル(獅子舞)
- スペース・トラピーズ(吊子)
- ディッシュ・レビュー(転園盤)
- ★感想:
- 若い男女が協力して魔女(?)を退治して希望溢れる新しい世界へ踏み出す、といった内容でしょうか、雑技演者自身がアテレコで歌います。
猿岩石が爬竿で演者になって出演していましたが、マイナス要因にはなっても決してプラスにはならなかった。
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- ★公演:上海京劇
- ★会場:よこすか芸術劇場
- ★開催:7月9日(日)15時00分〜17時10分
- ★入場料:S席5,000円/A席4,000円/B席3,000円
- ★主催:(財)横須賀シアターセンター
- ★内容:
- 第一部
- 鍾馗嫁妹(しょうきかまい)
- 三岔口(さんちゃこう)
- 休憩(15分)
- 第二部
- ★感想:
- 今回は三岔口をお目当てに観に行きました。海外公演の時には必ずと言っていいほど上演されるそうです。
その訳は台詞が極端に少なく、ユーモアを交えたスピード感溢れる激しい立ち回りが主体の演目ゆえとても分かりやすいからなのでしょう。確かに理屈抜きに楽しめました。
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