アート見物記(2001年)
- クリスマスコンサート/サンクトペテルブルグ室内合奏団(2001.12.24)
- ジャグる廻す(2001.11.25)
- サルティンバンコ(2001.11.11)
- 大道芸ワールドカップ in 静岡(2001.11.3)
- 松本源之助の会(2001.10.30)
- 加藤菊太夫さんの話を聞く会(2001.10.29)
- セ・パ・ドマージュ!(2001.10.28)
- 三茶 de 大道芸(2001.10.28)
- LORD OF THE DANCE(2001.10.12)
- サルティンバンコ(2001.9.20)
- 沢入サーカス学校開校式(2001.9.1)
- デビッドカッパーフィールド(2001.8.4)
- ジャーニー・オブ・マン(2001.7.28)
- 世界でたったひとつの猫劇場(2001.7.19)
- イリュージョン・ネットワーク2001(2001.6.2)
- 忍伝・ツルギ(2001.5.12)
- 杉山兄弟スーパーシャボン玉ショー(2001.5.5)
- kajaソロライブ 3Dラジオサーカス(2001.4.25)
- 野毛大道芸(2001.4.21〜22)
- なななソロライブ(2001.4.4)
- 横浜来"る来"る(2001.3.17)
- ストリートパフォーマンス(2001.2.11)
- バトル・ライブ「挑発」(2001.2.1)
- ★公演名:マサヒロ水野の手玉箱・ジャグる廻す
- ★観た日:11月25日(日)
- ★会 場:国立演芸場
- ★入場料:3,500円
- ★演目:
- まくら
- 第一部
-
- ジャグリング(マサヒロ水野)
- トップスピニング(三増左紋)
- (休憩15分)
- 第二部
-
- 寿獅子の曲(笛独奏)
- 江戸の祭囃子(ハマ野毛はやし連)
- 尾張太鼓(竜鳳鼓謡会)
- ご挨拶(三増紋也)
- ★感想:
- ※以下は水野さん宛にお送りした感想の抜粋です。
水野さん、とても楽しい会をありがとうございました。
何だか水野さんご自身もとても楽しんでおられたようで、つられて私を含めた観客の皆さんもリラックスしていましたね。
観客の大多数がジャグリングとは縁のなさそうな方々だったので良かったです。
パフォーマンス公演はともすれば観客がマニアやその業界の人たち中心で、あちこちの席で挨拶が交わされるといった風景になりがちですが、そんなこともなくごくごく自然に普通に演芸を楽しんでいるといった雰囲気で、水野さんもやりやすかったのではないでしょうか。
お客さんのリアクションも良かったですよね。
この会を観ていて感じることは、この人(水野さん)心底「芸」が好きなんだなぁ、ということです。
ジャグリングというカテゴリーにこだわらず気に入った芸能にはとことん惚れ込む、そんな一途な想い(愛情と言っても良いかもしれません)が伝わってきます。
それは道具の取り扱い方とか、お客さんへのプレゼンテーションの仕方でも分かります。
例えば5ヶの独楽を演じているときのあの優しい笑顔は、マジシャンがシルクやカードなどを優しく愛情を持って接しているかのごとく私には映りました。
しっかしあの尾張太鼓にはビックリしました。
あーいった和太鼓もあるんですねぇ・・・世の中まだまだ驚きの芸能があります。
振り返ってみると、
まくら・・・和やか
ジャグリング・・・リラックス
トップスピニング・・・スリリング
寿獅子・・・気持ちの入れ替え
江戸の祭囃子・・・ウルウル(涙)
尾張太鼓・・・驚き
と言った流れで非常に楽しむことが出来ました。
やはり何の芸能でもその素晴らしさを演者と共有できる、そんな会に観客として身をおける贅沢さを味わってしまうとなかなか抜け出せないものですね。
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- ★公演名:サルティンバンコ 2000
- ★観た日:11月11日(日)
- ★会 場:みなとみらい ビッグトップ
- ★演目:
- 1.Diabolo
- 2.Chinese Pole
- 3.Clown
- 4.Double Wire
- 5.Juggling
- 6.Boleadoras
- (休憩25分)
- 7.Rossian Swing
- 8.Solo Trapeze
- 9.Death
- 10.Clown
- 11.Hand To Hand
- 12.Bungee
- ★独り言:
- 今回の日本ツアーでは東京公演4回、横浜公演2回と計6回観たことになります。同じ演目でも少しずつ変化しているようで、特に東京公演と横浜公演とでは1年以上経っているのでアーティストもパワーアップしています。例えばジャグリングでは東京では7ボールまででしたが、横浜では8ボールまで演じています。毎回新たな発見があり、飽きることなく楽しむことができました。アーティストの皆さんありがとうございました。
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- ★イベント名:大道芸ワールドカップ in 静岡
- ★観た日:10月3日(土)
- ★観たパフォーマー:
- ダン・メネンデス、球斗、kaja、ミス・サリバン
- ★独り言:
- 雨になるのは分かっていましたが行きました。というのも今回は、球斗さんとサリバンさんが観られれば良いと思っていたからで、お二人は天候には関係のないスポットなので安心でした。
案の定静岡駅に着いたときには雨模様で、かろうじてメネンデスさんのパフォーマンスは観ることが出来ましたが、他のパフォーマンスはほとんど中止。
球斗さんはテンションの高い他のパフォーマーの演技との差を気にされていましたが、観客の眼が肥えているのでしょうか皆さん喜んで観ていましたよ。大道芸だからと言って必ずしもテンションの高さばかりが評価のバロメータになるとは限りませんからね。
"Sphere"はビデオでは観ていましたが、実際に観ると惹きつけられるものがあります。素晴らしいっす!!
サリバンさんはトーチが使えないと残念がっていましたが、キュートな笑顔と高度なトリックで観客を十二分に惹きつけ、演技終了後のサインを求める長蛇の列!!
身体の柔軟性はもとより片手側転の美しさにははっとしたし、バク転も難なくこなし、身体作りがしっかりしているなぁ、というのが印象に残りました。
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- ★公演名:松本源之助の会
- ★観た日:10月30日(火)
- ★会 場:日暮里サニーホール
- ★公演時間:18:00〜
- ★料 金:5,000円(全席自由)
- ★独り言:
- 「獅子舞の源流を求めて、アジアの獅子舞の競演」と題して祭りばやし、伊勢大神楽、バリ島の獅子舞(バロン)、中国の獅子舞、琉球獅子舞、江戸太神楽、江戸里神楽が演じられました。
放下や雑技は無かったけれども、いやいやこれだけの獅子舞を観られるとは楽しいものです。
それにも増して伊勢大神楽の山本源太夫さん、江戸太神楽の翁家和楽さんとも久しぶりにお話しできて、本当に嬉しかったです。中国獅子舞を演じられた方々は、雑技団のメンバーでもありイベント等でよくお見かけします。皆さん何でもこなすんですねぇ。
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- ★イベント名:加藤菊太夫さんの話を聞く会
- ★開催日:10月29日(月)
- ★会 場:根津ふれあい館
- ★時 間:18:30〜21:00
- ★独り言:
- 伊勢大神楽講社・加藤社中の加藤菊太夫さんを囲んで「話を聞く会」が催されました。太夫は伊勢大神楽の放下芸を全て演じられる唯一の方で、大神楽のこと修行のことなどいろいろ興味深いお話を伺うことができました。
太夫は昭和13年生まれで、昭和28年の伊勢の遷宮の奉納の時にデビューしその冬から外廻りを始めたそうです。
放下芸の練習で一番辛かったのは「そり(ブリッジ)」で、毎日何時間もそる練習をし、上達すると額に茶碗を載せた状態の練習に入るそうです。が、茶碗を落とさないように額を水平に保ちながら後頭部を地面につけてまた直立の状態に戻るなんてこと想像がつきますか。凄い。
太夫は当時の過酷な練習に関してはあまり多くを語りませんが、太夫が一人前になってからも母親が我が子の過酷な修行のことを思うたびに涙していた、ということを他の関係者の方から聞きました。
大神楽は獅子舞、笛太鼓、唄、滑稽そして放下と、大衆芸能の全てを網羅した素晴らしい総合芸能だと思います。ただ太夫が仰るにはそれらの芸事の基本的なことは3年で一通りを覚える、逆に言えば覚えなくてはやっていけないそうです。それも凄い。
加藤社中には若い人が5、6人と結構います。それは太夫の人柄にもよるのでしょうが、実践を主体として短期間で持ち場を任せてもらえるというようなオープンな姿勢があるからでしょう。
伝統を守るという重みを感じつつ、村々を廻った際の一年に一回の出会いが大きな励みです、と相好をくずされたのが印象的でした。
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- ★公演名:セ・パ・ドマージュ!〜こんなのふつうじゃん!〜
- ★アーティスト:レ・クザン
- ★観た日:10月28日(日)
- ★会 場:世田谷パブリックシアター
- ★公演時間:15:00〜16:20
- ★料 金:2,500円(全席自由)
- ★独り言:
- レ・クザンを観たのは2回目で前回(1999年)とプログラム内容はほぼ一緒のようですが、文句なく笑える面白さです。テンポも小気味よいし、キャラクタ付けがしっかりしていて、まるでコミックを観ているようです。観客席は立ち見が出るほどの満席状態で、子供たちがあれだけ多いのも珍しいのではないでしょうか。子供達の爆笑の渦に誘われて大人たちも大声で笑っていて非常に良い雰囲気で楽しめました。
で、3人の男たちが呆れるほどばかばかしいことを仲良く楽しそうに見せてくれて、ふと思い出しました。中高校生の頃(げっ、もう30年以上も前のことだ)、放課後に友人たちと今思えば何の役にも立たないホントにばかばかしいことを真剣になって一生懸命遊んでいたことを。仲の良さそうな3人を観ていてあの頃の"バカ友"に会いたくなりました。
ところでジュロのジャグリングがちょっと調子悪かった・・・。
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- ★イベント名:三茶 de 大道芸
- ★観た日:10月28日(日)
- ★会 場:三軒茶屋駅周辺
- ★観たパフォーマー:
- 奥田雅史
- 中国雑技
- 雪竹太郎
- ★独り言:
- 小雨振る中の中国雑技団による六丁椅子は、久々にヒヤヒヤ・ドキドキもので凄かった。最上段の椅子の置き方をいろいろ変えて様々なポーズをとるのだけれど、もうやめてくれ〜っと心の中で叫んでしまった。
あれっ、雪竹さん太った!?かがんだ時の妙にお腹のポッチャリしたお肉が気にかかります。
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- ★公演名:LORD OF THE DANCE
- ★観た日:10月12日(金)
- ★会 場:国立代々木競技場第一体育館
- ★公演時間:19:00〜20:40
- ★料 金:11,000円(S席)
- ★演目:
- 第一幕(40分)
-
- クライ・オブ・ザ・ケルト
- エリン・ザ・ゴッデス
- ケルティック・ドリーム
- ウォリアー
- ジプシー
- ストリング・オブ・ファイアー
- ブレイクアウト
- ウォーロード
- エリン・ザ・ゴッデス
- ザ・ロード・オブ・ザ・ダンス
- 休憩(20分)
- 第二幕(40分)
-
- デンジャラス・ゲーム
- ヘルズ・キッチン
- ファイアリー・ナイト
- ラメント
- シアムサ
- ウェディング・デイ
- ストール・キス
- ザイトメア
- デュエル
- ビクトリー
- プラネット・アイランド
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- ★公演名:サルティンバンコ 2000
- ★観た日:9月20日(木)
- ★会 場:みなとみらい ビッグトップ
- ★演目:
- 1.Adagio
- 2.Chinese Pole
- 3.Clown
- 4.Double Wire
- 5.Juggling
- 6.Boleadoras
- (休憩25分)
- 7.Rossian Swing
- 8.Duo Trapeze
- 9.Death
- 10.Clown
- 11.Hand To Hand
- 12.Bungee
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- ★式 典:沢入サーカス学校開校式
- ★出席日:9月1日(土)10時10分〜11時20分
- ★会 場:群馬県勢多郡東村沢入 旧沢入小学校体育館
- ★内 容:
- NPO法人国際サーカス村協会のサーカス学校がいよいよ開校しました。
とりあえずは先生1人生徒5人、場所は廃校となった小学校の体育館使用という、小さな一歩からのスタートです。
先生のナジェルダさんは、スポーツアクロ体操での優勝経験者でもあり、ウクライナから単身で来日し、まずはサーカスに必要な身体作りを目標に授業が進められます。
生徒さん達は何らかのパフォーマンス経験者ですが、それぞれの夢を抱き初心に返ってのスタートです。
先生、生徒と共に学校のある勢多郡東村に生活しながら、いわば24時間サーカス漬けの4年間になるわけですが、どんなアーティストに育つのでしょうか、楽しみです。
開会式は多くの地元の方々も駆けつけてくれ、ウクライナのサーカス学校に留学中の三野さんのクラウンアクトや聶(ニエ)さんの雑技などのアトラクションも交え、和やかな雰囲気で進行していきました。
開会式の後は、地元の方々の協力により出席者全員にカレーがふるまわれ、学校帰りに駆けつけてくれた子供達のために聶さんが再度パフォーマンスを披露し、子供達の喝采を浴びていました。 (写真はサーカス村村長と先生と生徒達)
-
- ◆開校式式次:
- 関口事務局長 挨拶
- 西田村長 挨拶
- 生徒紹介(國島友紀さん、國島智春さん、堀口晶子さん、福田寛弘さん、阪井武司さん)
- ナジェルダ先生挨拶
- 田川助役 祝辞
- 松島議員 祝辞
- 岩崎京子先生(児童文学作家) 祝辞
- 関係者紹介、祝電紹介
- アトラクション
- クラウンアクト(ヨッチャン)
- 雑技(聶さん)
- ピアノ演奏(毛利さん)
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- ★公演名:デビッドカッパーフィールド "PORTAL"
- ★観た日:8月4日(土)12:10〜13:40
- ★会 場:東京国際フォーラム ホールA
- ★入場料: S席\12,000 A席\10,000円 B席\8,000
- ★内 容:
-
Opening Cycle (Shadow Box)
Thumbs
Webster (Part 1)
Through Steel
Little Shoe (Air Coppers)
Webster (Part 2)
Squeeze Box
Moon Interactive
Voyeur
Video : Tornade of Fire
Backclack
Science Project (Arm Thru Box)
Test Conditions
Slo-Mo Duck (Webster)
Beach (Island)
Closing Cycle
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- ★公演名:シルク・ド・ソレイユ "JOUNEY OF MAN"
- ★観た日:7月28日(土)
- ★会 場:東京アイマックス・シアター
- ★入場料:1,300円
- ★内 容:
- Swimming,Bungee,Cube Act,Statue Act,Banquine
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- ★公演名:ククラチョフの世界でたったひとつの猫劇場
- ★観た日:7月19日(木)17:00〜
- ★会 場:ル テアトル銀座
- ★入場料:4,500円(全席指定)
- ★内 容:
- 演目「クルミ割り人形」30匹のネコと5匹の犬とピエロ達の物語
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- ★公演名:イリュージョン・ネットワーク2001
- ★公演日:6月2日(土)
- ★出 演:藤山新太郎、藤山すみれ、ブラボー中谷、杵屋裕光・裕光社中、上原一夫ダンスチーム
- ★会 場:博品館劇場
- ★入場料:4,500円(前売り4,000円)
- ★内 容:
- オープニングイリュージョン、Rock Shamisen、ブラボーイリュージョン、リング&カード、楽屋にて、イリュージョン三題、和妻三題、藤山すみれ襲名披露、新撰組、水芸
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- ★公演名:スーパーアクションイルージョン「忍伝・ツルギ」
- ★公演日:5月12日(土)
- ★出 演:ジャパンアクションエンタープライズ
- ★会 場:東京グローブ座
- ★入場料:6,000円(前売り5,500円)
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- ★公演名:大港南台祭・杉山兄弟スーパーシャボン玉ショー
- ★出 演:杉山兄弟
- ★会 場:港南台バーズ
- ★公演日:5月5日(土) 14:00〜14:30
- ★感 想:
- 数々のギネス記録を持ち、TVでもお馴染みの杉山兄弟のショーが、我が地元で観られるとあっては行かねばなるまい。実は杉山兄弟も地元なんですよね。
イベントステージの周りには数百人もの観客が詰めかけ知名度の高さを伺わせます。
こういったオープンスペースでのショーではお兄さんの毒舌トークは少し押さえ気味のようですが、こなれていてまるで寄席芸人を思わせるほどの余裕と貫禄ぶりです。
とにかく様々なタイプのシャボン玉を、いろいろな道具を使ってたくさん作り出していく様に子供達は大喜びです。子供の日という事もあり子供をステージにあげたりして、ラストは子供をシャボンの中に入れてしまいます。
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- ★公演名:kajaソロライブ 3Dラジオサーカス
- ★出 演:kaja
- ★会 場:中野テルプシコール
- ★公演日:4月25日(水) 19:00〜20:30
- ★入場料:2,000円(前売り・予約1,800円)
- ★感 想:
- kajaさんの昨年6月に引き続く2回目のソロライブ「3Dラジオサーカス」。
何の公演でもそうですが、オープニングが大事。だと思います。
演者は観客を自分の懐に取り込むべくオープニングにはとりわけ気をつかうでしょうし、席に着いた観客も期待感と不安感を交えて演者の登場を待ち望んでいます。
平日の夜の公演ともなれば、仕事帰りの私なんぞはなるべく早く劇場に出向き、一刻も早く会社員の殻を脱ぎ捨てて、劇場の雰囲気に染まるよう心の準備をして待つのですが、スーツを身にまとったままではなかなかそうもいかず、なおのことオープニングが重要に感じられます。
マシュマロで遊ぶオープニングは面白いのですが、トリックが決まらないせいもあってか、ぎくしゃくした感を受けました。気持ちよく発車したと思っていた電車がガクッガクッと小刻みにブレーキをかけているような感じ。
しかし電車が軌道に乗り始めると乗客(観客)もリラックスして楽しみ始めます。
キレの良いジャグリングはさすがですし、特にハットを交えたボールジャグリングはなかなか観る機会もなく"粋"で、大好きです。
"3Dラジオサーカス"の3Dは演者と観客の一体感を、ラジオは音楽を表しているとのことですが、今回のソロライブも音楽が重要な役割を果たしています。
ただし今回は前回よりも楽器演奏で観客と遊ぶ時間が短く、逆にギター演奏が長かったのでは!?
1960〜70年代のロックの黎明期の洗礼を受けた私は、あの手の演奏をもっともっと聴いていたいという気になってしまいました。果たしてそれはkajaさんの望むことだったのかどうか・・・。
演者にいろいろな才能があると演じる方も観る方も欲を出してしまいますが、欲をどこまで押さえてさじ加減をどうするかが、構成の上で結構重要なポイントだと思います。
後半にはいると前回よりもストーリー性を増した演技が続きます。
それは宇宙をイメージした中で行われ、蛍光されたリングやボールのジャグリングは幻想的で良かったのですが、他の演技の中では分かりにくい部分もあったりして、演出に懲りすぎたきらいがあったのではないでしょうか。
これは観客一人一人の好みの問題になるのですが、個人的にはもう少しシンプルでストレートな内容が好みです。
とにかくkajaさんの数々の仕掛けを楽しみに、このライブは今後とも是非続けていただきたい。
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- ★観た演者:
- 21日:
ジョーモンティ、石川健三郎、ダメじゃん小出、王輝、チュルタギ、清水芸人、リーヘイズ、カナールペキノワ
- 22日:
アンジェロバラン、フライングボブ、チュルタギ、王輝、チュルタギ
- ★観た日:4月21日(土)〜22日(日)
- ★感想:
- チュルタギ・・・とてもとてもイイモノを観た。あまりにも良かったので2日間で4回しか公演が無かったのに3回観た。
心が洗われるような演技に、見終わった後は穏やかな気持ちになります。金大均の澄んだ瞳が印象的でした。チュルタギのサイト
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- ★公演名:なななの季節・春
- ★公演日:4月4日(水) 19:30〜21:00
- ★出 演:ななな、ダメじゃん小出
- ★会 場:planB
- ★入場料:2,000円(前売り・予約1,800円)
- ★内 容:
- オープニング、春がきた、オフレコしずかちゃん(小出)、泣く女、発表会、皇室(小出)、KAI、エンディング
- ★感想:
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- ★出演者:サブリミット、くりちゃん、ジュカ、藤原秀俊、マサヒロ水野、三増左紋、新堂雅之、京本千恵美、カズ・カタヤマ
- ★観た日:3月17日(土)15:00〜17:15
- ★場所:横浜市吉野町市民プラザ
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- ★観た演者:ブーリィ・ウーリィカンパニィ、揚野バンリ、kaja
- ★観た日:2月11日(日)
- ★場所:横浜 MM21
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- ★公演名:ダメじゃん小出 VS 元気いいぞう バトルライブ「挑発」
- ★出演:ダメじゃん小出、元気いいぞう
- ★会場:planB
- ★観た日:2月1日(木) 19:30〜21:00
- ★感想:
- くぅ〜っ!この日をどんなに待っていたことか。
小出ワールドにハマった人はなかなかそこから抜け出せずに、健全なる社会への復帰は無理と言わざるを得ません。
かく言う私もそうです。そんな私ですが、一昨年のいいぞうさんとの伊勢大神楽(大阪府下)での出会い、そして中野ハルコロホールでのまさに運命的な再会、そこでの新たな世界への陥没。まさしくいいぞうワールドは未知との遭遇でした。
そんな独自の世界での各々の王様2人が四つに取り組むバトルライブ!
このライブを体験せずして21世紀は迎えられません。
既に両ワールドの住人である私は、住民代表としてこのバトルの結末を見届けるべくplanBへ出かけました。
さてライブの前半は"めくり"にお題が書いてあり、そのお題に沿ったネタを両者が交互に出し合うという構成でした。
そのお題とは、一瞬ネタ、宗教、差別、下ネタ、電車といったもので、いいぞうさんはギター演奏と共に歌い、小出さんはコントで応酬しますが、その内容たるやとてもここでは紹介できませんが、我々が普段何気なく線引きしている善悪、生死、男女、親子、・・・そういった境目を容赦なく消し去り、極上の非常識性、卑猥性、暴力性をトッピングした毒ガスがこのplanBの密室の中に巻き散らされます。
しっかし、このご両人いずれその筋の方々からお仕置きを受けるか(SPありに護衛してもらった方が良いかも)、あるいは女性観客からセクハラ訴訟をおこされること間違い無し。(楽しみ楽しみ・・・)
さて休憩をはさんで後半はいいぞうさんの歌が数曲、小出さんのコントも数本続き、ラストはご両人揃ってのセッション(?)で幕を閉じました。
でも見終わって少々欲求不満が残ります。
このバトルってまるで「アントニオ猪木とモハメドアリ」の異種格闘技戦みたいに2人がまるでかみ合うこともなく、お互いのスタイルを頑として崩さずに独自路線を突っ走って、交互に見せ合っているだけじゃあないですか。
って、でもよく考えたら、じゃあ何かお前は、『2人がベンチにでも仲良く腰掛けて、お互い肩を組んで身体を左右に揺らして、微笑みながら上目遣いで「すみれの花咲く頃ぉ〜〜」なんて合唱するようなシーンをここで見たかったのか!?』
・・・と、とんでもないです。
そうなんですね。王者同士の戦いはかくも孤独であり、これが本来のバトルなのでしょう。
とは言うものの、毒気の多さではいいぞうさんの方に少し分があったかな。
その証拠にいいぞうさんのあまりに過激な歌に、何故こんなところに来てしまったんだと後悔した人も多かったのでしょうか、観客は引くに引いて拍手が少なかったように思えます。
まあ、小出さんはPlanBの常連で、いいぞうさんは初お目見えという事もあり、観客もほとんどの方が小出ワールドの住人のようでしたから、そのせいもあるのかもしれません。
小出さんにも、もっともっと頑張ってもらってさらに我々の脳味噌を掻き混ぜてもらいたいものです。
もっと観客を引かせてください。(^_^;)
今年の目標:
いいぞうさんの伊勢大神楽のチャリがだいぶ安定してきて評判良いようなので、再度観に行こう。
小出さんのパフォーマンスは従来通り、柱の影からこっそりと覗き見していよう。
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