アート見物記(1998年下半期)

  1. 国立演芸場(1998.11.16)
  2. 静岡大道芸(1998.11.2)
  3. 鼓童(1998.10.27)
  4. シルク・イシ(1998.9.11)
  5. 夏休み子供ライブ(1998.8.29)
  6. 李芳バラエティショー(1998.8.29)
  7. ボリショイサーカス(1998.8.2)

【国立演芸場11月中席】

★公演名:国立演芸場11月中席
★場所:国立演芸場
★公演日:11月16日(月)
★料金:1,900円
★内容:
金原亭桂太(落語)
マサヒロ水野(ジャグリング)
柳亭市馬(落語)
ケン正木(マジック)
すず風にゃん子・金魚(漫才)
 −仲入り−
三遊亭歌司(落語)
東家浦太郎(浪曲)
古今亭八朝(落語)
橘家文蔵(落語)

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【大道芸ワールドカップ in 静岡】

★イベント:大道芸ワールドカップ in 静岡
★開催期間:10月31日〜11月3日
★観たパフォーマー:
マシミリアーノ&カトリーヌ
サンキュー手塚
ジェトン
雪竹太郎
チャイナ・ニエ
アンディ・ヘッド
ヨーヘン・シェル
リエンドレ・リベラ
秦亜利
ジー・デニック
★ひとこと:
11月3日(月)の平日に行きましたが、小中学校が休みということもありかなりの人手でした。
111万人(1992年4日間),169万人(1993年4日間),109万人(1994年4日間),151万人(1995年4日間),156万人(1996年4日間),172万人(1997年4日間),174万人(1998年4日間)と、年々集まってくる人も増え、良くも悪くも国内最大のパフォーマンスフェスティバルとなった感のある「大道芸 in 静岡」です。国内外の一流アーティストが参加するので、私も毎年楽しみにしています。
が、不景気のせいもあるのか、大衆はチープな娯楽を求めて集まってきているだけという見方もあるのではないでしょうか。投げ銭をしない観客の多さに疑問を感じます。演技が終わると即座にその場を離れる人、右手に10円玉、左手に1円玉を持ち、海外アーティストに「どっちがいい?(日本語)」と問いかける人、同一スポットで定点観測のごとき三脚でビデオ撮影をしてその場を離れず投げ銭をしない人・・・等々、投げ銭が入る帽子や缶などを覗いてみてもアルミ銭と銅銭の多さに寂しさを覚えます。
つまらないモノに金を払えるかと反論されそうですが、仮にも最後までショーを観て払わないというのは、おかしな話です。映画や演劇を観て、つまらないからと言って入場料の返還を要求するでしょうか。
投げ銭をするしないは、大道芸だからいいんだよと言うのは詭弁に過ぎません。観客は明らかに「大道芸ワールドカップ in 静岡」という"イベント"を目的に来て、自分の意志で観ているのだから、それなりの対価は支払うべきです。
参加アーティストをひとくくりにして、"大道芸人"と称してしまうのは解せません。アレは"大道芸"というスタイルを利用した立派な"イベント"なのですから、観客はイベント参加料としてアート観賞料はキッチリ支払いましょう、支払うべきです。

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【鼓童】

★公演名:鼓童 One Earth Tour'98
★場所:みなとみらいホール
★公演日:10月27日(火)
★料金:2,000円
★主催:横浜おやこ劇場協議会
★内容:
天照五穀
千里馬
夕山
三宅
モノクローム
三寒四温
山唄
大太鼓
屋台ハヤシ
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【シルク・イシ】

★公演名:シルク・イシ(Cirque Ici)
★場所:国際交流フォーラム
★公演日:9月11日〜9月15日(東京公演)、9月19日〜9月27日(神戸公演)
★料金:4,300円(一般当日)、3,500円(60歳以上・学生・児童当日)
★内容:
世襲制の家族経営に代表されるようないわゆる「伝統サーカス」が衰退する中で、80年代前後から、様々な試みを導入し新しい身体表現を創作するサーカスが生まれ始め、その潮流は「ヌーヴォー・シルク(新しいサーカス)」と呼ばれています。
このシルク・イシにはアクターが一人しか登場せず、彼ジョアン・ル・ギエルムはフランス国立サーカス学校の第一期生であり、シルク・オー等でのサーカス活動を経て、ソロ活動としてこのシルク・イシを創作しました。
会場はビルの中ですが、会場自体は幕で仕切られ、円形の舞台を観客席(およそ200席)が取り囲むよう配置され、あたかも観客は小さなサーカステントに入ったような気にさせられ、サーカスを観に行きテントの中に入った時に味わう、あの特有の興奮と期待感が高まってきます。
管楽器と打楽器による4人のジャズ・ユニットが演奏をする中で、様々な曲芸が披露され、幕間には通常のサーカスではクラウンが登場しますが、ここでは舞台上で動くユーモラスなオブジェが目を和ませてくれます。
演目については、この空間の中ではいわば「詩」が表現されているのであって、個々のサーカス芸の一つ一つを断片的に書き上げ説明しても何ら意味がないので省略します。
以下かっこ内は私の覚え書きなので、無視してください。 (杖によるトワリング、イスによるバランス、輪くぐり、紙飛行機、ボトル上を歩行して舞台縦断、綱渡り、ハンカチ、剣舞)
★ひとこと:
9月11日に行きました。公演時間は19時10分〜20時40分(休憩無し)。
身体表現の芸術としてサーカス、演劇、あるいはダンス等があげられますが、各々がそれぞれの可能性を認めあい、クロスオーバー的に新しい創作活動が次々となされています。
従来の固定観念を持って観れば、「これ、サーカス?」といった感じを受けるかもしれませんが、彼の基本にあるものは、やはり人間には不可能と思える技、つまりサーカス芸(曲芸)だと思います。
曲芸という観点から観ても、一般受けするような演目はないのですが、その分オリジナリティに溢れ、その基礎となっている彼のテクニックには驚きます。
その凄さを見落とすと何を観たのか分からなくなってしまいますが、シルク・イシは間違いなくサーカスでした。
ちなみにわたしの一番気に入ったものは「ハンカチ」でした。ハンカチ一枚であんなに巧みにジャグリングができるとは思ってもみなかった。

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【夏休み子供ライブ】

★公演名:パシフィコ・キッズ・ドリーム'98
★場所:バシフィコ横浜 国立大ホール1階マリンロビー
★公演日:8月29日(土)14時〜16時
★主催:パシフィコ横浜
★企画制作:横浜おやこ劇場協議会
★内容:
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【李芳バラエティショー】

★公演名:バラエティショー
★場所:横浜プリンスホテル・中国料理「李芳」
★公演日:8月29日(土)12時45分〜13時15分
★内容:
ケンチャン(石川健三郎)のジャグリングショー
3クラブ、3ボール(ステージボール)、5ボール(グローボール)、7ボール(ビーンバッグ)、けん玉、ヨーヨー、スピニングボール、くわえ棒上のスピニングボールとナイフ3本、シガーボックス
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【ボリショイサーカス】

★公演名:'98国立ボリショイサーカス
★場所:横浜文化体育館
★公演日:7月29日(水)〜8月3日(月)
★料金:S席5,500円、A席4,500円、B席3,500円
★内容:
★ひとこと:
8月2日に行きました。公演時間は16時30分〜18時30分(休憩15分)で、例年通り毎回盛りだくさんの内容のせいか、たくさんの親子連れが来ていました。 このページのトップへ戻る
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